九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

どうしちゃったんですか朝日新聞    大西五郎

2011年09月20日 18時51分33秒 | Weblog
大西五郎先輩から脱原発集会に関する新聞報道について
比較分析が届きました。
紹介させていただきます。らくせき


どうしちゃったんですか朝日新聞(名古屋版)
6万人集まった脱原発集会を報道せず
                 2011年9月20日 JCJ 大西 五郎

 きのう(9月19日)大江健三郎さんらが呼びかけて「さよなら原発5万人集会」が
東京の明治公園で行われました。これには主催者の予想を超える6万人が参加し、
「脱原発」が人々の間に広がっていることが示されました。
また中央の集会に呼応して名古屋をはじめ福岡など全国各地でも集会とデモが
行われました。
 マスコミはこれまで、「脱原発」や
「中部電力浜岡原発の運転再開に反対する」集会やデモ、
経産省前の断食座り込みなどを殆ど報道しませんでしたが、
この集会は著名人が呼びかけたということもあってか、
新聞やテレビが報道しました。

毎日新聞は一面、二社面、地方版で名古屋の集会も含め紹介

 20日の毎日新聞朝刊は、一面で人、人、人で埋まる会場の航空写真とともに
「脱原発訴え大規模集会 東京」で集会の模様、
大江健三郎さんの挨拶や俳優の山本太郎さんの訴えを紹介しました。
社会面では「大声で『さよなら原発』を 避難者も多数参加」。
地方版(名古屋近郊)では「『さよなら原発』訴え行進 東京の大規模集会に協調
 3県から名古屋に2000人集結」と横見出しを含め5段組、
写真つきで東海三県から人々が集まったことを紹介しました。

中日新聞は地上からと空からと、大勢の参加を視覚でも紹介

 中日新聞は、一面で「脱原発の集会でプラカードなどを手に
会場を埋め尽くす参加者たち」というキャプション付きの写真で
集会の模様を紹介し、呼びかけ人の一人落合恵子さんの
「あなたたちに会えたきっかけを考えると腹立たしくてならない」と
いうあいさつを紹介していました。
また社会面では「脱原発考」という枠で、「『原発いらない』声高く
 市民『福島と思い同じ』 『仲間心強い』福島からの参加者」と
被災地に寄せるこの地方の人たちの思いと被災地から参加した人の思いを
紹介していました。
大江さんの発言要旨も56行に亘って詳しく紹介していました。
そして「名古屋でも2000人が行進」と名古屋の集会も伝えました。

朝日新聞は名古屋の集会のみ伝える

 朝日新聞は一面でデモの写真付きで「声合わせ『さよなら原発』
全国で「1千万人アクション」と2段組15行の記事だけでした。
記事では、名古屋で大江健三郎さんらが呼びかける
「さよなら原発1千万人アクショ」の一環として集会が行われたと伝えただけで、
東京の6万人集会には触れていません。
もっともインターネットのasahi.comでは動画付きで
東京と福岡のデモを紹介していましたので、
東京発行の紙面では明治公園の集会も記事になっていたと思われますが、
名古屋版では編集者が「あれは東京の集会」と解釈したのかどうか、
6万人集会には触れていませんでした。

読売新聞は東京の集会も名古屋の集会も無視

 点検休止中の原発の早期再稼動を主張している読売新聞の名古屋版では、
東京の集会も、名古屋の集会も一切報道していませんでした。
なお、インタ-ネットの読売新聞ニュースでは東京の集会を紹介していましたので、
東京発行の紙面では報道されていたのかも知れません。(確かめていません。)


以上です。
(しかし日本のマスコミ・大新聞も完全にオカシクなっていますね。
自社が原発賛成だからと言って、反対運動を報道しない、
という態度は社会の公器という役割を放棄するもので
許されるものではないと思いますが・・・らくせきの感想・蛇足)



コメント (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ザックジャパン(12) 今こそ「前田遼一賛歌」を!   文科系

2011年09月20日 04時03分38秒 | Weblog
 あるサッカーサイトにこんなものを書いたので、転載し、後でちょっと、随筆風解説を付けます。
 題を付ければま-「前田遼一賛歌」と、これが転じて「アルベルト・ザッケローニ賛歌」!

【(前略)
 別の話で、Jの大詰め見通し貴方の言葉で、何よりもここが気に入った。僕としては、感動ものと言いたいところ。
『前田に李に田中順にハーフナー日本人が得点王争いをしてる事が嬉しいです』
 ここで前田を最初に持って来てくれたことが、嬉しいネー! ザックにも、「この偉大な2年連続得点王」にも、この両方に「立派な敬意を払っている」ということで。これがホントのサッカー好きというものと、一人感動しきりの文科系なのであった! アジアカップも穫って、ここまで無敗のザックと、初代2回得点王・ゴンを間近に見て育った「その後継者にして、二人目の2回得点王」。

 ところで前田のことです。7月30日に出たきり5ゲームの怪我欠場を経て、出てきたとたんに連続得点ですよ。10日の清水戦、17日の広島戦と、結構強いチームからだ。今10得点、14点のケネディに追いつかないかな-! そしたら、3年連続、J史上初の3回得点王! あと8ゲームあるけど、優勝争い渦中のケネディ、田中は徹底マークされるから、ハーフナーと李が相手になると勝手に考えることにした。そして、この3人の誰が穫ってもJには万々歳!と、一人悦に入っている。僕の心中は、前田の次には李に穫らせてやりたいんですけどね。いずれが穫っても、ザックへのご褒美、「ザック賛歌」になるから。】

 ちょっと解説を追加します。
 日本サッカーの歴史の中で、20~21世紀移り目頃の磐田は、J史上最高、最強のチーム。これは、物の分かった専門家たちがみんな語ってきたことだと思う。現日本代表が目指す「パスサッカー」の歴史的な見本とも言えるはずなのである。ゴン中山と原による得点イメージを全員が一致して描き、これを遂行していったチーム。そこに向かって、J史上最高の流れるパスワークを見せてくれたチーム。前田遼一は、このチームの現存する残像なのである。そして、日本に来てJリーグを見回ったザックが、即座にこのFWに目を付けた。これは偶然の話では全くないと思う。最初に前田と岡崎を選ぶ時にザックがこう言ったのを、僕は鮮明に覚えているのだから。
『日本は得点力に問題があると聞いたが、そんなことはないと分かった。とても良いFWがいた。彼らが、自分の高い能力に気づいていないのには驚いたが』
 前田と岡崎。岡崎も実はゴン中山に心酔して、彼の残像を追いかけてきた選手なのである。だからこそ岡崎が、前田のことをこう語るのは、やはり偶然ではないと思う。
『前田さんは、同じFWとして大好きな選手です。あーいう人と同じチームで一緒にプレーしてみたかった』
 こうして、流石ザック。この二人に目を付けたのは、「J史上最高チーム、世紀の移り目のジュビロ磐田」の残像に目を付けたと語っても、言い過ぎではないと、僕は考えてきた。

 また、このゴン中山だが、最初に得点王になったのは、31歳の時。次いで、2回目の得点王が33歳。遅咲きのバラなのである。この遅咲きに実は、中田英寿の影響があることもサッカー界ではもう有名な話だと思う。1997年、フランスワールドカップ・アジア予選に彗星のように現れた20歳のヒデが、30歳のゴンを育てた貴重な側面があると、僕は観てきたものだ。ここにも書いた詳細は今は省くが、いろんなモノを読んでそう思った。

 ザックが目を付けた前田と岡崎。この2人にはこうして、日本サッカー史が生んだ最高の点取り術が詰まっていると言える。これとともに、日本のワールドカップ初出場、4回連続出場が始まったと言えるような。こうして「前田遼一賛歌」は「アルベルト・ザッケローニ賛歌」にも、転化される。 

 

 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「9.19さよなら原発1000万人アクションinあいち」に参加しました。  あんころもち

2011年09月20日 02時35分42秒 | Weblog
 労組や政党の動員は少なく、私のような一般参加が多かったと思います。
 数には疎い私ですが、数千人は集まったと思います。

 ところで、東京の集会は六万人を数えたようです。
 しかし、しかしです。NHKは六時のニュースでチラッと報じたのみで、七時のニュースでは全く触れることはありませんでした。

 メーデーなど組織動員のデモを除いたら、六万人の市民が集まる集会などはめったにないはずです。それをあえて無視し、なかったかのように振る舞うNHKとは一体何ものなのか、どのような力学が働いてそうした報道が可能になるのか全くわかりません。
 ここにはジャーナリズム御出身の方もいらっしゃるようですが、できたらその解説をお願いいたします。

 原発維持をゴリ押しする政官財の連合と同時に、それに追随するメディアへの不信と恐怖を改めて実感しています。
コメント (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする