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保安院の大罪(39) 毎日新聞「余録」より  文科系

2011年09月05日 13時56分56秒 | Weblog
 これを読んでいて、改めて本当に腹が立ってきた。これで、次官、保安院長ら最高幹部3名が懲戒も何もないどころか、「退職金を割り増しして、やめていただいた」という「更迭」?! こんな政治では、必殺仕掛け人が必要だな。心から、こう叫びたい人も多いだろう。「誰か恨みを晴らしてくれー」。今後予想される発病に際しては、こんな血の歯ぎしりをする人々が必ず出てくるに違いない。「神も仏もないものか」。こんなに社会の安寧を乱した大問題で、なんの理非曲直も正さずして、特捜の仕事って、一体何をやるのか。


【 毎日新聞「余録」:SPEEDI問題

 福島第1原発の事故発生以来、一番腹立たしかったことは何か。研究者と話して意見が一致した。事故当初、放射性物質の拡散を予測する「SPEEDI」のデータを政府が非公開としたことだ。
▲放射性物質の雲は3月15~16日や20~22日ごろに北西方向や関東地方などに流れた。拡散を知らず雲が向かった地域に避難したり、子どもを外で遊ばせた人もいる。「予測さえ知っていれば」。そう思わずにいられない当事者の気持ちはいかばかりか。
▲追い打ちをかけるように炉心溶融の予測が放置されていたこともわかった。今ごろの公表に驚くが、「事実に基づくデータではないので活用に思い至らなかった」との釈明にもがく然とする。「事実」がわからないからこそ「予測」によって住民を守る。溶融予測も拡散予測もそのためのシステムではなかったのか。
▲大量の放射性物質の拡散から目を背けたツケは大きい。稲わらによる牛肉の汚染、今も続く新たなホットスポットの発見。半年近くたって「何十年も帰れない」という見通しが飛び出すのも、その「後遺症」と感じる。
▲「子どもと妊婦を守り、的確な除染を進めるために、清新な有識者による委員会を」。東大の児玉龍彦教授が訴えている。「清新」と断るのは、これまでの「失敗」に関与した人々は言い訳に陥りやすいから。政府の対応を見ると、その指摘にうなずかざるをえない。
▲残念ながら今の国会にこれまでの失敗に無関係な人はいない。だからこそ、過去の失敗から目を背けずに向き合う。現在進行中の失敗がないか目を光らせ、先手を打つ。そんな真摯(しんし)さと胆力が新政権に問われている。】

コメント (21)
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小沢氏の立脚するところは? ご教示を。      あんころもち

2011年09月05日 03時30分48秒 | Weblog
 ここでは結構、小沢氏に期待する向きが多いように思います。
 私はそれに面と向かって反対するだけの資料も論拠もありません。
 しかし、同時に本当に小沢氏は、脱官僚、脱アメリカ、脱増税、脱原発の旗手なのかの確証を見出すこともできません。
 
 彼が田中派出身で、従ってダーティなイメージを持っているのではないかという偏見もありません。
 例えそうであっても、政治というのは当面する問題にもっとも適切な対応を示すプラグマティックなものでいいと思うからです。
 
 理念やイデオロギーに依拠する政治が全く無力なのは、〇〇党や**党の現状を見れば明らかです。
 「われわれは正しいけれど負けた」、あるいは「正しいがゆえに負けた」は単なるルサンチマンに過ぎません。ようするに、彼らは正しいかも知れないけれど、私たちには何の成果ももたらさないのです。
 
 脱線しましたが、小沢氏支持の方のその論拠をお聞かせ下さい。
 これは糾弾でも難詰でもありません。
 率直な疑問なのです。
コメント (5)
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