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おばあちゃん受難の時代?    らくせき

2011年09月02日 12時48分34秒 | Weblog
孫の世話で負担強いられる韓国の高齢者たち

こんな見出しの記事が朝鮮日報に載っていました。
案外、日本とも共通性がありそうです。


 大邱市に住むAさん(60)は、夫の親と40年にわたって同居してきた。
結婚して間もなく夫の実家に住み始め、義父母の面倒を見る一方、
3人の義弟の世話もした。個人事業を営む夫との間には2男1女をもうけた。
Aさんの夫は自動車部品を扱う事業を手掛け、2回にわたって失敗した。
裕福とはいえない生活を送りながらも、Aさんは3人の子どもを大学に行かせ、
伝貰(チョンセ=高額の保証金を預ければ、
その運用益で家賃負担が不要となる韓国独特の賃貸制度)の保証金や
結婚資金も出した。

しかし、Aさんの暮らしは楽にならなかった。
孫4人の面倒を見なければならなくなったからだ。
孫の面倒を見ることにより、1カ月の生活費は300万ウォン(約23万円)もかかった。
20歳のときに結婚して以来、40年の歳月と多くの財産を、
全て子どもや孫のために使ったことになる。

Aさんは「子ども3人を大学に行かせ、結婚費用も出したため、
蓄えはほとんどない。今、われわれ夫婦には持ち家が1軒あるだけで、
今後の暮らしがどうなるか心配だ」と話した。

親の世話をし、子どもたちの教育費や結婚費用まで出してきた
韓国の高齢者たちが、蓄えがないまま迎えた老後の生活に孫の世話まで重なり、
苦しい生活を強いられるケースが増えている。


3歳の孫の面倒を見るソウル市のCさん(63)は
「孫は一人だけだが、多くの金がかかる」と話した。
おやつ代や医療費まで、金がかかることが多く、
それだけ負担になるというわけだ。

韓国保育振興院のパク・スクジャ院長は
「どの国であれ、育児の責任は一次的に子どもの親にある。
韓国のように孫の世話にまで責任を持ち、
時間的・経済的・心理的に大きな負担を強いられる国は、
世界的にも珍しい」と話した。


コメント
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