九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

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新聞の片隅に載ったニュースから(2)     大西五郎

2012年04月01日 09時24分19秒 | Weblog
大西さんから送られてきた原稿を載せます。  らくせき


戦闘機生産技術維持へ 三菱重など力結集(’12.3.29中日新聞)

「次世代の国産戦闘機開発に向け、三菱重工業が技術試験に使う実験用機の製造に着手した。
製造開始を記念して飛島工場で「びょう打ち式」。今回の実験用機は一機のみで量産しないが、
三菱重工には戦闘機製造の技術維持につなげることができる。」

「防衛省技術研究本部の秋山義孝部長は『戦闘機は戦端技術の結晶であり、
国の技術力そのものだ』と生産を受注した三菱重工に期待した。」
「三菱重工の小林孝航空宇宙事業本部長が『真のゴールは純国産のステルス戦闘機開発。
総力を挙げて生産にあたりたい』と意気込んだ。」

 航空自衛隊用の航空機は、これまでアメリカから買うか、国内でライセンス生産していましたが、
いよいよ自前の戦闘機生産に乗り出す訳です。
記者クラブに長くいると、関係する官庁や大企業の目線でモノを見て、記事を書く傾向がありますが、
記事は武力の不保持を謳った憲法九条との関係には触れていません。
政府は武器輸出3原則の緩和を打ち出していますが、
防衛省や三菱などの大企業は「国産戦闘機」を他国に輸出する「死の商人」になるつもりなのでしょうか。

 「胴体部分と最終組立てを三菱重工が担当し、主翼、尾翼は富士重工業、
操縦設備は川崎重工業、エンジンはIHIが担う。」ということですから、
名古屋港を囲む工業地帯が一大軍需工業地帯になる訳です。

名古屋を中心とする中京地区は、戦時中航空機の精密計器を生産していた熱田の愛知時計電機と
同社が設立した愛知航空機、ゼロ戦を生産していた港区の三菱重工業大江工場、
東区の三菱発動機、半田市の中島飛行機などの軍需工場が結集していたため、
米軍に狙われ、空襲で多数の犠牲者を出しました。
それの再現?はご免ですね。             大西 五郎


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【USO通信4月1日発信】           あんころもち

2012年04月01日 02時55分40秒 | Weblog
【USO通信4月1日発信】東京電力は自社資産並びに歴代の役員の資産をすべてなげうって原発被災地の補償に当てることを決定。同時に原発そのものから完全に撤退し、すべての原子炉を廃炉にすることをも決定した。また、他の電力会社にもそれに習うよう勧告した。あわせて野田内閣に、福井県大飯原発などでの運転再開の陰謀を直ちにやめるよう強く要請した。
 
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