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              五人組と切腹の話      只今

2012年04月11日 17時43分38秒 | Weblog
  ●『再稼働〈五人組〉ー霞ヶ関・財界同調』というのは、今日の『中日=東京新聞』の記事見出し。
   五人組とは、頭領の仙石政調副会長はじめ、古川、枝野、細野の3大臣と斎藤官房副長官。
 
  ●五人組と言えば、その用語は2日前の毎日放送で聞いたばかり。
   その用語は、福島原発で働く作業員が次のような形で口にした。
    “ 東電ですか? いっとき、しおらしかったですが、また元に戻りつつあるんでは…。
     あぁ、あんまり言うたらいかん。きみたちは○×から請けてきた五人組。
     誰か一人でも問題起したら、全員もういいということになる、
     代わりは幾らでもいるから…と言われてから… ”

  ●作業員が脅された言葉は、非常にはっきりしている。
   これに対して五人組の一人である枝野大臣が連発している「おおむね」という用語はどうか。
   「おおむね」とは、漢字では「概ね」の〈だいたい〉ということであり、〈そうでないこともありうる〉ことを包含する用語。
   「おおむね安全」とは、「まだ危険」ということを意味する。

   思い起せば、3・11直後「直ちに」を連発したが、先月ホウレンソウから暫定基準値を超える放射性物質が検出された際、 
   「直ちに」が再び発せられた。
   「直ちに影響はない」ということは、「やがて影響が出てくることがあるかもしれない」ということである。 
   この用語に隠されているのは、明日は明日の風が吹く、無責任さである。
    
  ●その枝野大臣が、「責任」という用語を口にした。
   「再稼働した結果、万が一にも事故を起した時の政治責任をとる用意がある」
    政治的責任とは、大臣を辞めるか、せいぜい議員を辞することなのだろう。
    昔の公人の責任の取り方は、文字どおり、切腹することだった。
         
コメント (3)
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