野蛮で怖いものを見ました。 あんころもち

　野蛮なものを観てしまいました。
　幼稚園の朝礼で君が代の斉唱のみならず教育勅語、五箇条の御誓文まで暗唱させるというものです。
　大阪市の私立塚本幼稚園での収録だそうです。
　その後の体操も行進も軍隊方式です。

　これは教育というより飼育、あるいは調教ですね。
　理解させるのではなく、肉体に叩きこむやり方です。
　ようするに大日本帝國時代の軍隊での新兵教育と同じです。
　これが、石原、橋下流の「教育」の実態なのかもしれません。
　なんか背筋がゾッとする思いです。

　http://www.youtube.com/watch?v=oDfveoy1ixo&feature=youtu.be

１０兆円の「ＰＡＣ３」を持っているのは、米国と日本だけ？ 只今

　　　　　　四日付本欄に　「北朝鮮の〈衛星〉打ち上げ」について、ミサイルは本当に役立つのか
　　　　　　といった愁思を記させていただきました。
　　　　　　それに寄せてくれた「名無し」さんと「反米保守」さんのコメントは、
　　　　　　“右翼！”　“アメリカの奴隷”　と、「にんじん」クンと私を罵倒するもので、痛快の極みでありますが、
　　　　　　今日（５日）の新聞が、丁度それに関することを報じていますので、紹介させてください。

　●　ミサイル防衛でよいのか　　　
　　　日本でミサイル防衛導入の旗振り役を務めた守谷元防衛事務次官（収賄罪で服役中）は、
　　「米国は開発に１０兆円投じた。同盟国として支援は当然だ」と語り、対米支援の側面を強調した。
　 　自衛隊は反対した。巨額の費用が防衛費を圧迫することが確実だったからである。
　　　防衛省がＭＤ導入に投じた費用は１兆円を超える。
　　　その多くを受け取った米国では安定しない迎撃ミサイルの命中精度に加え、ＭＤ防衛網を打ち破る弾道ミサイルの複数
　　　弾頭化やおとり弾頭、ミサイル速射などの対抗策に有効な手を打ち出せないでいる。
　　　そんなありさまだから、ＳＭ３とＰＡＣ３を組み合わせて本格導入したのは日本だけである。
　　　「ＰＡＣ３で迎撃できるのか」と会見で問われた片岡航空幕僚長は、
　　　「飛行経路、衝突の状況によって違う」と述べるに止まった。
　　　　災害対処なら、確実な効果を上げてもらわねば困る。　………『中日新聞』社説


　●　普天間飛行場の補修費は、誰が？
　　　２０１３年度から八年間で普天間飛行場の補修費２５０億円を負担するよう、米政府が日本政府に要求。
　　　普天間の補修費については、９６年以降、日本側が約１６億円を負担。……『朝日新聞』
　　　　

　　

あってはならないこと～「ベント対策など除外。大飯。早期再稼働を優先」～ bb

本日（4月5日）の中日朝刊のトップにはこうありました。

＞原発暫定基準。ベント対策など除外。大飯。早期再稼働を優先／経産相8日にも福井知事を訪問
＞政府は……時間のかかる対策は、再稼働の是非を判断する暫定基準に含めないことを決めた。
＞棚上げになりそうな安全対策。……ベントフィルター設置、放射能を防ぐ免震施設の建設、防潮堤の新設

あってはならないことだと考えます。

3.11以降のわが国の動きは、3.10以降の日本を連想させます。
神風特攻隊を出撃させていたにもかかわらず、昭和20年3月10日、東京大空襲があった。
戦艦大和を出撃させたけれども沖縄を守れなかった。神風も大和も燃料は片道だった。
本土決戦を呼号し、国民に竹槍を持たせて猛訓練をさせていた。そこへ2発、原爆が落ちた。
わが日本、同じ愚を繰り返すな。