大荒れ天気の今夜もテレビは、「PAC3」が沖縄に到着と仰々しく報道。
北朝鮮が人工衛星を打ち上げると発表して以降、メディアは連日その打ち上げ準備状況を報じてきた。
しかしミサイルは、直ぐに発射できてこそ、ミサイル。
組み立てるのに何週間もかかるテポドン(人工衛星)は、射程距離を伸ばす実験としての打ち上げでミサイルではない。
だから、「発射現場を見にきてください」との招待状を
日本(宇宙航空機構)に送ってきた。しかし当方は、これを拒否。
「あの国」が怖いのは、窮鼠猫を噛む怖れ濃厚だからであるが、
そのイチバンは、3200キロ以上の射程をもつ「ムスダン」のわが国に向けての発射。
これにどう対処するか、その対処の仕方が 「対話と圧力」であったはず。
しかし今あるのは「圧力」と、かの国を最もいらだたせる「無視」。
7百億円(トウモロコシ全国民への配給一年分に相当)を使っての無謀な打ち上げは、
「無視」されないためと、自国民に対する誇示の所業。
それにしてもこの国も、飛行予定を遠く離れた東京にPACを配置したり、沖縄米軍のPACは何の出動準備もしていない
のに沖縄に運んだり、なぜこれほど大騒ぎするのだろうか。
一つには、ミサイル防衛関連予算が関係してはいないか。
ミサイル予算は、04年度=1068億円に始まって、10年度=586億円の計9059億円。
11年度からは、新規の「PAC3」配備に向けて、639億円が計上され、計1225億円。
「PAC3」は、どこかで存在意義を示さなければならず、
今回の打ち上げは、その絶好の出番だった。
北朝鮮が人工衛星を打ち上げると発表して以降、メディアは連日その打ち上げ準備状況を報じてきた。
しかしミサイルは、直ぐに発射できてこそ、ミサイル。
組み立てるのに何週間もかかるテポドン(人工衛星)は、射程距離を伸ばす実験としての打ち上げでミサイルではない。
だから、「発射現場を見にきてください」との招待状を
日本(宇宙航空機構)に送ってきた。しかし当方は、これを拒否。
「あの国」が怖いのは、窮鼠猫を噛む怖れ濃厚だからであるが、
そのイチバンは、3200キロ以上の射程をもつ「ムスダン」のわが国に向けての発射。
これにどう対処するか、その対処の仕方が 「対話と圧力」であったはず。
しかし今あるのは「圧力」と、かの国を最もいらだたせる「無視」。
7百億円(トウモロコシ全国民への配給一年分に相当)を使っての無謀な打ち上げは、
「無視」されないためと、自国民に対する誇示の所業。
それにしてもこの国も、飛行予定を遠く離れた東京にPACを配置したり、沖縄米軍のPACは何の出動準備もしていない
のに沖縄に運んだり、なぜこれほど大騒ぎするのだろうか。
一つには、ミサイル防衛関連予算が関係してはいないか。
ミサイル予算は、04年度=1068億円に始まって、10年度=586億円の計9059億円。
11年度からは、新規の「PAC3」配備に向けて、639億円が計上され、計1225億円。
「PAC3」は、どこかで存在意義を示さなければならず、
今回の打ち上げは、その絶好の出番だった。