九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

        「見に来てください」との招待状        只今      

2012年04月03日 21時40分21秒 | Weblog
     大荒れ天気の今夜もテレビは、「PAC3」が沖縄に到着と仰々しく報道。
     北朝鮮が人工衛星を打ち上げると発表して以降、メディアは連日その打ち上げ準備状況を報じてきた。
     しかしミサイルは、直ぐに発射できてこそ、ミサイル。
     組み立てるのに何週間もかかるテポドン(人工衛星)は、射程距離を伸ばす実験としての打ち上げでミサイルではない。
     だから、「発射現場を見にきてください」との招待状を
     日本(宇宙航空機構)に送ってきた。しかし当方は、これを拒否。
     
     「あの国」が怖いのは、窮鼠猫を噛む怖れ濃厚だからであるが、
     そのイチバンは、3200キロ以上の射程をもつ「ムスダン」のわが国に向けての発射。
     これにどう対処するか、その対処の仕方が 「対話と圧力」であったはず。
     しかし今あるのは「圧力」と、かの国を最もいらだたせる「無視」。
     
     7百億円(トウモロコシ全国民への配給一年分に相当)を使っての無謀な打ち上げは、
     「無視」されないためと、自国民に対する誇示の所業。

     それにしてもこの国も、飛行予定を遠く離れた東京にPACを配置したり、沖縄米軍のPACは何の出動準備もしていない
     のに沖縄に運んだり、なぜこれほど大騒ぎするのだろうか。
     一つには、ミサイル防衛関連予算が関係してはいないか。
     ミサイル予算は、04年度=1068億円に始まって、10年度=586億円の計9059億円。
     11年度からは、新規の「PAC3」配備に向けて、639億円が計上され、計1225億円。

     「PAC3」は、どこかで存在意義を示さなければならず、
     今回の打ち上げは、その絶好の出番だった。 

   
 
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新聞の片隅に載ったニュースから(3)    大西五郎

2012年04月03日 19時16分13秒 | Weblog
大西さんからの原稿を転載します。   らくせき


橋下市長は「必要な人材」(’12.4.3毎日新聞)

安倍元首相がエールを送る

「自民党の安倍晋三元首相は2日のBS朝日番組で、大阪維新の会を率いる橋下徹大阪市長について
『こういう時代には必要な人材だ』と評価した。
維新の会の主導で成立した教育関連条例についても『橋下氏はきちんとやっている』と述べた。」
(記事は1段8行で、これが全文)

 安倍晋三元首相は2006年に首相に就任すると「美しい国」という著書を出版し、
自身の政権を「美しい国づくり内閣」と命名し、
“「戦後レジーム(体制)」からの脱却”を唱えました。
彼は国会議員として、天皇陛下御即位二十年奉祝国会議員連盟、
神道政治連盟国会議員懇談会(会長)、みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会、
日本の前途と歴史教育を考える議員の会に所属したことを見れば、
彼の思想的立場、政治的姿勢が分かります。
個人の人権よりも国家をすべてに優先する存在とする国家主義者です。
東京裁判を否定し、天皇中心の国にすることを主張しています。
アジア太平洋戦争は侵略戦争ではないと言います。

 きのう(3日)のテレビのニュースで、大阪市の新規採用者への発令式が行われ、
大阪市としてはじめて式で君が代を斉唱したと伝えていました。
そして橋下市長は新職員に対して「君が代斉唱の時は、手を身体の横にちゃんと付けろ
(つまり直立不動の姿勢をとれ)」と命令していました。
「君が代」つまり天皇に対して忠誠を誓えと言っているのです。

今、若い人の間で橋下氏を「改革者」と思って支持する人が多いようですが、
橋下氏は「改革者」などではなく「守旧派」なのです。
だから安倍元首相が「自分と同じ考えを持っている」と橋下氏の体臭を嗅ぎつけて
橋下氏を評価しているのです。
メディアはそのことを若い人に知らせる責任があります。

なお、ついでに申せば、安倍氏は首相であった2006年に、
日本共産党の吉井英勝議員から内閣に提出した質問主意書で
「巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から
国民の安全を守ることに関する安全対策の不備」に注意を促されましたが、
「我が国において、非常用ディーゼル発電機のトラブルにより原子炉が停止した事例はなく、
また、必要な電源が確保できずに冷却機能が失われた事例はない」
「原子炉施設の安全を図る上で重要な設備については、
法令に基づく審査、検査等を厳正に行っている」と首相として回答しました。
この5年後、2011年に福島第一原子力発電所事故が発生しているのですが、
安倍氏はこのことについて政治家としての責任をとろうとしていません。
 
                    大西 五郎
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磐田、柏を倒して2位   文科系

2012年04月03日 15時08分42秒 | スポーツ

 磐田が柏を1対0で負かしたゲームを観た。現在3勝1分けで、4連勝の仙台に次いで2位に付けている磐田に目を付けてのこと。結果として、優勝候補の一角・柏を相手の磐田の戦い方に、いろいろ目を見張った点があった。何よりも先ず、
「柏みたいなチームには、こんな戦い方をすればよいのか!」

 柏に対する磐田が、まるで韓国に対する調子の良い時の日本のように見えたのである。一言で評すれば「球離れが速い」。少ないタッチ数ではたくから、柏の寄せが後追いになっていた。磐田の皆が良く走って、ボールの受け先を多く作っていたと言えるのだ。こうして、柏得意の「球際の競り合い」が、少なくとも前半は全く生きていなかったのである。ネルシーニョ監督がハーフタイムに「球際をもっと厳しく行こう!」と叫んだそうだが、寄せる前にはたかれては自慢の強さも生かしようがないというもの。
 こうして、言い方を換えれば、こういうゲームになっていったと言える。「磐田の足が鈍った時が危ない」。ところが、それが何とか最後まで持ってしまったゲーム、と。去年柏が優勝したときにも磐田には2敗しているそうだが、なるほどなと思ったものだ。
「あたり強いチームには、球離れよく戦うこと」
 だけどこの速い球離れは、高度なパス技術に加えて、走力がないチームにはできないことだろう。
 それにしても、磐田の走力は凄い。高い位置からの全員・全面プレスと、味方にパスコースを多く作ってあげる動きと。その両方をあれだけやれるというのは、仙台や東京と同様にさぞ厳しい全力疾走パス・インターセプト練習を重ねてきたということなのだろう。最後の20分ほどは、磐田の走力が落ちてきたかして走り合いの激戦という様相になって、本当に見応えのあるゲームだった。今年はそういうゲームが多いのだが、近年J2からあがってきたチームがみな逞しいから、そうなるのだろう。柏もまた、前半に前田に取られた1点を追いかけてこんなに走れるチームなのかと改めて驚いたが、レアンドロらを除いては磐田の組織的パスが相手より優ったのだと思う。

 尚、オフサイドもイエローも、柏の方がずっと多かったはずだ。これも先手先手と走られていた証拠と言えるのではないだろうか。
 又、前田のショートカウンターからの得点は、東京・神戸戦における石川のロングカウンター得点(3月30日拙稿参照)に劣らず、目の覚めるような切れ味だった。その場面を描いてみると、こんな感じか。
 センターからちょっと敵陣に入った中央密集で磐田がボールカット。それがすぐに、左前近くを走っていた前田に渡される。前田はこれを、ゴールに向かって右外を走っていた松浦に簡単にはたき、松浦のその折り返しをシュート。守から攻への速い組織切り替えによる、目の覚めるようなチームプレーだった。
 柏はこれまで1勝2分け、初めての敗戦である。勝ち切れぬゲームが続いているが、去年の優勝候補に対して、相手のマークが厳しくなったということだろう。
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     橋下市長に拍手喝采を送るのは?     只今

2012年04月03日 11時55分34秒 | Weblog
 橋下大阪市長は、新入職員の任命式でこう訓示した。
  「皆さんは国民に命令する立場だ。
   だから自分自身がしっかりルールを守らないと、命令なんか誰も聞いてくれない」=『時事ドットコム』
   
  〈命令〉とは、「目下の者に対して、自分の思うままに行動するよう言いつけること」=『新明解』
          「上位の者が下位の者に言いつけること」=『広辞苑』

   公務員とは、「国民に奉仕」する人ではありませんでした…。

   この「命令」を橋下市長、六月に出さないでください。
   それは、関西電力の株主総会に提案するよう助言された、原発の(可及的速やかな廃止)案件取りやめという命令です。

   また、「手を前に組むのは休めの姿勢。手は横に置く」とのクギ刺しをして「君が代」斉唱をしたとのこと。

   『国歌・国旗法』制定にあたって、強制することはないか、との質問に対する政府答弁は次のようなものでした。
   「義務づけなど行なうことを考えておりません」=小渕首相
   「強制的でなく、自然に哲学的に育んでいく努力が必要」=野中官房長官
    更には、「やはり、あれですね。強制になるということがないことが望ましいですね」=天皇陛下
 
   上記に、橋下市長、アナタはは逆らっているのです。
   そしてその支配振りに拍手喝采しているのは、
   国内では、あそことあそこ
   そして、ロシア、中国、そして北朝鮮!
コメント (4)
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