今日(25日)のメディアは〈除く読売・産経グループ〉いずれも「敦賀原発の断層」を大きく報じた。
例えば『朝日新聞』は、一面トップ。これに対して、『中日新聞』は三面左。
実は『中日』は、既に昨年の八月12日付、「直下断層 動く怖れ」との見出しで次のように報じている。
【敦賀原発の原子炉真下に延びた〈破砕帯〉と呼ばれる断層が活断層〈浦底断層〉の影響で動く可能性があることが分
った。原電側は、「原子炉への影響を再検討し、八月中に見解を出す」と話している。
また〈もんじゅ〉の近くにも活断層があり、原子炉下には正断層型の破砕帯が確認されているが、原電は、
「現状では活動しないと考えているが、国の指示をもとに再検討したい」と話している】。
●しかし原電からのコメントは八月になってもみられず、メディアもこの問題を追うことはなかった。
こうした状況を、あるブログはこう憤っていた。
=『中日・東京』を地方紙と侮る気配が、原電=政府、そして記者クラブ船に乗ったメディアにみられる=
こうしたことに思いを馳せるとき、『中日』の三面扱いは、
「何を今更…」という思いを表現するものであり、
ということならば、この扱いは原発報道戦でのささやかな勝利宣言でもある!
●活断層と『中日』ということで、序でに言えば、
「浜岡原発直下に活断層か?」という記事を昨年7月19日付に載せている。
【浜岡原発の真下を通り、室戸岬に延びる長さ400キロの巨大な活断層が存在する可能性が、
鈴木康弘名大教授らの研究で分った。
中電は、活断層のあることは認めているが、音波探査の結果、遠州灘に対応する活断層はないとしている】
この報道を、今回の敦賀原発と同様に無視、放置させないメディアは出てくるのか、こないのか。
例えば『朝日新聞』は、一面トップ。これに対して、『中日新聞』は三面左。
実は『中日』は、既に昨年の八月12日付、「直下断層 動く怖れ」との見出しで次のように報じている。
【敦賀原発の原子炉真下に延びた〈破砕帯〉と呼ばれる断層が活断層〈浦底断層〉の影響で動く可能性があることが分
った。原電側は、「原子炉への影響を再検討し、八月中に見解を出す」と話している。
また〈もんじゅ〉の近くにも活断層があり、原子炉下には正断層型の破砕帯が確認されているが、原電は、
「現状では活動しないと考えているが、国の指示をもとに再検討したい」と話している】。
●しかし原電からのコメントは八月になってもみられず、メディアもこの問題を追うことはなかった。
こうした状況を、あるブログはこう憤っていた。
=『中日・東京』を地方紙と侮る気配が、原電=政府、そして記者クラブ船に乗ったメディアにみられる=
こうしたことに思いを馳せるとき、『中日』の三面扱いは、
「何を今更…」という思いを表現するものであり、
ということならば、この扱いは原発報道戦でのささやかな勝利宣言でもある!
●活断層と『中日』ということで、序でに言えば、
「浜岡原発直下に活断層か?」という記事を昨年7月19日付に載せている。
【浜岡原発の真下を通り、室戸岬に延びる長さ400キロの巨大な活断層が存在する可能性が、
鈴木康弘名大教授らの研究で分った。
中電は、活断層のあることは認めているが、音波探査の結果、遠州灘に対応する活断層はないとしている】
この報道を、今回の敦賀原発と同様に無視、放置させないメディアは出てくるのか、こないのか。