“原発対応 管政権の対応指弾”
以上は百級ゴチで凱歌の『読売』報道。その冒頭部分は次の通り。
●【野村修也委員が、中核となる6項目の論点を説明し、異論なく了承された。
第一の論点は、「官邸の過剰な介入」だ。
野村氏は東電の第一原発からの全面撤退問題について
「東電が全員撤退を決定した形跡は見受けられない」とした】。
この撤退問題について、『朝日』は次のように解説する。
●【民間事故調は、管氏が東電本店で「撤退はあり得ない」と迫ったことを
「結果的に東電に強い覚悟を迫った」と評価したが、
国会事故調は、逆の見解を出した】。
この報告書をリードしたのは野村修也(中央大教授)。
小泉内閣から麻生内閣に至るまで、顧問・委員として暗躍、
最近では大阪市職員に対するアンケート作成者として表舞台に登場。
★野村委員は、テレビに映る場面では、橋下市長と同じく、大見得を切る。
東電に対して、「五重の防護をなぜ日本だけ、規則にもりこまなかったのか!」
★委員長の黒川清氏も、安倍内閣の時の内閣特別顧問。
★ちなみに、このこと報じる『中日』の行数は36行。『毎日』は70行。
『読売』は大見出し別にして、約500行。