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      《原発再稼働許すまじ》官邸包囲行動の実況中継が始まります        只今

2012年06月29日 16時03分37秒 | Weblog
   〔OurPlanet TV〕→  カンパで調達したヘリコプターが上空から撮影。
               ※ 実況すると、電波法違反で逮捕との情報も流れていますが…。

   [ユーストリーム][レイバーネット日本]→ 16時~20時まで。

               ※ NY領事館前の抗議行動に坂本龍一さん参加しているとの情報。
               
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保安院の大罪(73) 日本、この腐った国家社会  文科系

2012年06月29日 00時31分52秒 | 国内政治・経済・社会問題
 民主党主流の変質を振り返ると、彼らのマニュフェストを棄てさせたのが官僚たちだと分かり、彼らこそ現日本最大の権力者だと分かってくる。そして、その最大権力者が、どうしようもない腐敗臭を漂わせていることがはっきりしてきた。

 福島原発事故原因に少しでも地震が関わっているならば、原発の耐震規範を作った官僚たちが業務上過失致死傷罪とか財産権の侵害とかの罪に問われないわけがないはずだ。地震による破損状況は、まだ全く非公表が貫かれている。国民に対する巨大な、正に大罪中の大罪の可能性がある問題である。本来ならば、東電がどう言おうが検察が乗り込んで破損原因を確かめなければならないところではないか。これを問わないなどということは、国家権力行使業務に不可欠な重大責任の自覚を今後に向けて麻痺させるにも等しいやり方ではないだろうか。こんなふうに権力が腐敗していく時は、恐ろしい被害がこれからもっと出てくることを意味していると思う。

 そんな今、経産省とは別の所でだが、また同様のことが起こった。経産省のこんなやり口を裁くべき社会的正義を司る法務省・検察官僚が確信犯的に二重の犯罪を働いたのである。今朝の新聞の見出しで言えば「陸山会捜査報告 田代検事不起訴に」「最高検 虚偽記載 故意認めず」
 ある人を裁くべしと申し出る権限を与えられた役所がその申し出の証拠書類の中に虚偽承知という記載をした。それでいて「記憶が混同していた」などと言い逃れる人間を組織として済ませていくように、ことを処理したのである。人を罪に問う理由を捏造した社会正義の代理人が、「記憶が混同した」?! 日本国家とは、こんなことが許されていく所なのか!?「謝って済むなら警察はいらん」という言葉があるが、その警察を指揮するような国家機関が「記憶が混同して、誤ってしまった」と身内の問題を処理して済ませるとは、呆れてものが言えない。

 その上にこの事件にはさらに加えて、こんな出来事もあったから、深刻な根の深さを思はないわけにはいかない。時の法務大臣、小川敏夫が辞めさせられることになって、その時にこんな爆弾発言を残しているのである。
「こういう検察に対してきちんと仕事をやりなおせという指揮権発動をしようとして、総理大臣に相談した。すると、あっという間に、辞めさせられることになってしまった。本来は首相に相談しなくても法相だけでやれる事項であって、そうしようと思っていたが挫折させられてしまった。残念だ」
 ちなみにこの小川氏は、検事、弁護士、裁判官という三つの職業体験を持ち、政治家としては稀有な人物だった。法相の指揮権発動権限、内容について、首相よりも遙かに専門性がある人物だったのである。首相では制御できないから、有無を言わせず権限を剥奪したということであろう。

 さて、人の悪事には当然、軽重がある。村木厚子(捏造)事件では検察がフロッピーディスクの改ざんをした。今度は、検察の起訴が甘いと審査する機関に検察が出した証拠資料をより厳しい内容に組織ぐるみで改ざんしておいて、「記憶が混同していたのだから、この程度の懲戒でよいだろう」? さらには、「これでは国家社会への国民の信頼が崩れる」と問題にし始めた法務大臣が、訳もはっきりせぬままに首?? 法務大臣を首にした時の首相をも含めて、腐った国家社会と言うしか言葉がない。
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