● 「原子力ムラ」と言われて、何をひるんでいるのか!
“そうはいっても、原発経済しか日本の活路はない”(『産経』5/14)
と昨年5月の時点で誰よりも早く開き直ったのは、JR東海の葛西敬之会長。
ちなみに、リニア新幹線に要する電力は原発3~5基分と言われている。
葛西氏は、原発擁護記事の減少を嘆き、
「それでも原発を動かすしかない」 「東電だけが悪者か」 という記事満載の
『Wedge』という冊子をグリーン車の乗客に無料配布する一方、
新たな原子力ムラの広報機関の設置を促した。
これを受けて、“プルトニウムと塩は大差ない” 発言で有名になった
奈良林原子力委員会委員などを発起人とする『日本エネルギー会議』が今年発足。
日テレを始めその舞台を巧妙に広げているが、葛西氏も理事として次のように獅子吼。
“政府は今からでも遅くはない。この1年間に重ねてきた綺麗ごとを清算して
無傷の原発は稼働させなければならない” =『産経』5/29
● よくぞ言ってくださった! 野田首相様
それから2週間後の6月15日、同じ『産経』紙上で、
次のような世辞・教訓を首相に垂れたのは、京大原子炉実験所山名教授。
“野田首相の声明は、再稼働の意義を国民に伝える貴重な機会となった。
翌日に行なわれた産経の世論調査では、再稼働への賛成意見が反対意見を上回り、
国のリーダーが国民に訴えたことは意義があった”
この山名教授は、受けた寄付をどうしたかを問われ、
“良い原子力のためには、業界との協力は必要です” と答えた人ですが、
本務の場である熊取ではあまり見かけないとの風評。小出さんに会うと困るからでしょうか!
★ 日本エネルギー会議の発足の弁
「情緒的な反原発の動きは(中略) 国力の維持・発展といった重要な視点を著しく軽視するといった状況に鑑み(中略)
現実的で地に足のついた世論を喚起しようとするものである」
“そうはいっても、原発経済しか日本の活路はない”(『産経』5/14)
と昨年5月の時点で誰よりも早く開き直ったのは、JR東海の葛西敬之会長。
ちなみに、リニア新幹線に要する電力は原発3~5基分と言われている。
葛西氏は、原発擁護記事の減少を嘆き、
「それでも原発を動かすしかない」 「東電だけが悪者か」 という記事満載の
『Wedge』という冊子をグリーン車の乗客に無料配布する一方、
新たな原子力ムラの広報機関の設置を促した。
これを受けて、“プルトニウムと塩は大差ない” 発言で有名になった
奈良林原子力委員会委員などを発起人とする『日本エネルギー会議』が今年発足。
日テレを始めその舞台を巧妙に広げているが、葛西氏も理事として次のように獅子吼。
“政府は今からでも遅くはない。この1年間に重ねてきた綺麗ごとを清算して
無傷の原発は稼働させなければならない” =『産経』5/29
● よくぞ言ってくださった! 野田首相様
それから2週間後の6月15日、同じ『産経』紙上で、
次のような世辞・教訓を首相に垂れたのは、京大原子炉実験所山名教授。
“野田首相の声明は、再稼働の意義を国民に伝える貴重な機会となった。
翌日に行なわれた産経の世論調査では、再稼働への賛成意見が反対意見を上回り、
国のリーダーが国民に訴えたことは意義があった”
この山名教授は、受けた寄付をどうしたかを問われ、
“良い原子力のためには、業界との協力は必要です” と答えた人ですが、
本務の場である熊取ではあまり見かけないとの風評。小出さんに会うと困るからでしょうか!
★ 日本エネルギー会議の発足の弁
「情緒的な反原発の動きは(中略) 国力の維持・発展といった重要な視点を著しく軽視するといった状況に鑑み(中略)
現実的で地に足のついた世論を喚起しようとするものである」