九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

 政治観にも、忘れてならぬ論理  文科系

2014年02月01日 11時11分39秒 | 国内政治・経済・社会問題

 どんな物事にも軽重があるように、政治観にもそれがあるはずだ。仕事、勉強などでも、この区別が付かぬ人は失礼ながら劣等生と言えよう。重要なことを忘れる人は、そうでないことも忘れるようになっていき、そんな人ばかりの国では、政治はポピュリズムに堕する。そして、今の日本はそうなりかけていると僕は思う。戦前に東條英機に踊らされたように、右翼マスコミに踊らされかけている。30日のエントリーにこんな事を書かせていただいたが。

『(前略)アメリカは何故嘘の理由でイラク戦争を引き起こしたのか。その総括、国民への謝罪はどうなったのか。米国でも前途有為な若者が無数に死んだはずだ。世界で50万という人々が死んだはずだ。こんなことに何の信賞必罰、釈明も無くっては、星条旗への軍の忠誠儀礼などは単に茶番劇という理屈になる。そして、日本国家は何故、これに参戦したのか。9条の解釈を曲げてでも参加するということになったのではなかったか。これで日の丸に自衛隊の忠誠を要求するって、やはりただ笑えるような話だ。(中略)
  日本では又、フクシマはどうなったか。特に、地震原因説がまだ消えていないどころかその資料も公開されず、国家にこの問題追求の姿勢すら存在しないのはどうしたわけか。このままで再稼働などとは、いかにも片腹痛すぎるのである。
 人は誤りをするものだ。よって、重大な誤りをどう処理するかということにこそ、その人の本質が現れる。イラク戦争もフクシマも、30年に一度も無いような重大な誤りであろう。前者は確信犯、後者は地震原因説が裏付けられるならば未必の故意として。己の体制がしでかした重大な誤りを体制として真に綺麗にする事も出来ずに、その未来への発言を信じろとは、人として虫がよすぎる話だ。つまり、きれい事、ごまかしを叫んでいる、本当に行為が変わるのか、と、そういうことになる』

 30年に一度のような大事件は絶対に忘れてはならないと思う。嘘の理由で始まったイラク戦争は、共和党・ブッシュ政権が起こし、自民党・小泉政権が参戦を決めた。フクシマは、自民党政権の下で長年営々と進められて、政治がこれの「既成の虜」(民主党政権下の国会事故調)にされたことがあの大事故を引き起こしたと、結論されている。そして今、安倍復活政権がこれの勇往邁進のねじを巻き直している。こんなことをされてきた上になお東京でこんな自民党が勝ったなら、国民は得手勝手な政治のいいようにされたことになると、そう僕は力説したい。
 とにかく細川が勝って欲しい!

コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする