九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

面白い論議なので・・・・   文科系

2015年08月28日 16時46分42秒 | Weblog
 拙エントリー「ネット右翼諸氏の大前提」から始まって、今も続いている論議の最新コメント応酬をご紹介する。あまりに面白く、また意義深くもあるので。


必然的??(笑) (反米保守)2015-08-28 10:38:40
 ちょっと追い詰め過ぎたかなー。おかわいそうに。

現在、戦争や紛争が減っているといっても、それは要するにチャイナやノースコリアがモロなんだけど、「アメリカを中心とした経済力・軍事力による制裁」が怖いから、損をするから、それを恐れて大人しくしているだけ(抑えられているだけ)のことでしょう? それが証拠にアメリカ自身は理不尽な戦争を多数起こしているわけだよね(苦笑)。そういうアメリカの戦争を抑えるには国連常備軍だ! と提示したはいいけど、私や1970氏に「それって機能しないよ」と論理的にボコボコにされちゃった(まともな反論がなかったもんなあ)んで、「倫理的という名の妄想」に逃げ込んでいるかわいそうな人、それが文科系氏。まあいいんじゃない。不戦が歴史の流れなら、あなたがここで(そう好戦的に)他者を罵倒しながら力説しなくても、そうなるよきっと!


さーこれに反論を求める (文科系)2015-08-28 11:27:54
 何が追い詰めた?
 どこがかわいそう?
 口では何とでも言えるという典型だと思う。
 現に上の文章は「僕の9条堅持論」には、何も反論になっていないよ。このようにね。

①国連常設軍というのを、何も今即できるとか、今即機能するとか語ったのではないのは当然のことだ。

②が、既にPKOが存在するというのは、19世紀とは全く違うでしょ。これは湾岸戦争のように明らかに違法な戦争を世界から無くす目的のもので、20世紀初めに起こった戦争違法化から生まれたものでもある。戦争違法化や国連警察軍が、一つの歴史の流れと観ることも出来るというわけだ。違うというのなら証明して下さい。

③こういう19世紀までは皆無だった、戦争違法化や、PKOから言える未来の方向として、国連常設軍で違法戦争を見張るためにも、諸国が国防を国連に委ねるという方向が絶対にないという証明をしてみて下さい。証明もしないのに「ボコボコにされちゃった」っておかしいでしょ。②もあるのだから。そして、次のこともね。

③現状の全てを前提にして未来の話に反論することなんて簡単なことだ。現状は存在して、人間のどんな正しい未来でも、人間の現実的望みとして人間たちの心の中にしかないものだからね。これに絡んで、必然的に出てくる、君らの「幻想」をこそ、次に語ろう。

④最後に、君らへの厳しい一言を追加ね。
 君らが僕を批判する言葉を、そのまま君らにも投げかけてあげる。
「戦争をなくすることは永久に出来ない」と君らは語ってきたでしょ。これは何よりも、君らの未来論だ。そんなことは証明できないことだし、そもそも、そんな言葉はほとんどの人が正しいとは言わないよ。つまり君らこそ、誤った未来論を持っている。無意識のうちにね。つまり、未来の話をするときには、反論する側もある幻想を持っていることにならざるを得ないんだよね。この理屈、はて分かるかな?

 さー反論、反論! ただし、全面的にね。でもまー「夫婦ゲンカ、痴話ゲンカ、国同士の戦争はみんな同じ(人間の本質)」のように語って僕にボコボコにされた人だから、こんな難しい話への反論は期待していないがね。


Unknown (反米保守)2015-08-28 12:56:251
「妄想はいい加減にしなさい!」と叱りにきているのに、その反論が「お前らの言っていることも同じレベルだ!」と逆ギレされても「ええー」としか…………。いいんじゃない。新聞報道を見る限り、国連の会議でも年に何回かはそういうことを言って、まばらな拍手をもらう人がいるみたいだから。

2、「戦争をゼロにするのは客観的に見て難しいよねー」……これに対する結論がおかしい。普通の人なら「軍備も必要だよなあ」となるところを、「人類はこのまま永久に戦い続けなきゃいけないのか!」とひとりでパニックになってるだけ。

3、文科系氏は一度敗北宣言をしているも同然なんだけどね。テロをゼロにすることはできない(人類が滅亡しない限り=苦笑)という事実を承認しているから。テロ行為に対して軍隊が正式に出動したら、それは「ほとんど戦争」だから。


ねつ造文言だよ (文科系)2015-08-28 16:13:44
 君のこういう文章はねつ造文言だよ。以下のように。

①同レベルと言っているのではなく、こう言ってきた。君らの『戦争をゼロにするのは客観的に見て難しいよね(こう言う以上、永久に難しいということだよね?)』という「予言」と、僕の『戦争はなくせる』とは同じ未来のことを語っているが、戦争違法化が20世紀に起こって、国連警察軍も出来た分、19世紀と違って僕らの方が有利になっただろうなとね。
 それに、戦争はなくしたいという人間の方が圧倒的に多いはずだと言ってきたうえに、社会的政治的なことなら、人類が望めばやがてはなくなるだろうとも確かに言ってきたよ。

②へー、僕が敗北宣言? 僕自身も初めて聞くことだけど証拠を提示してください。ここのどこからでもよいですから。その通りの言葉をね。下のようなこんないい加減なねつ造内容、言葉で誤魔化すのではなくね。
「一度敗北宣言をしているも同然なんだけどね。テロをゼロにすることはできない(人類が滅亡しない限り=苦笑)という事実を承認しているから」
 こんな「同然なんだけど」もいー加減だが、「(戦争をしなければならないような)テロをゼロにすることはできない」と、僕がどこで語っていますか。戦争をなくせるとずっと言ってきた人間が、こんなことを言うわけはないはずです。
 もっとも、たんなる殺人同然のことと戦争とごっちゃにするなら話は別ですがね。
 さらには、米国が、ソ連対策でアルカイダや、フセイン・イラクを宿敵イラン対策として育成しなかったら、イスラム国も含めてテロの心配も今より90%ほどは少なかったはずだよね。今のテロ(との戦争)ったって、米国が作ったようなもんじゃないかとも、確かに語ってきたがね。つまりマッチポンプと。

 さー反論、反論! 待ってるよー。
コメント (16)
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中央日報より   らくせき

2015年08月28日 09時22分50秒 | Weblog
9月世界金融危機説がまた出ている。今回は中国発だ。中国経済急落の可能性と危機対処能力に対する不信が提起されている。「危機を生産する工場」という指摘もある。だが私が見るには錯覚に近い誇張だ。それなら? 世界経済は2008年の金融危機以降ずっとそうしてきたように9月も遅々として進まずまごつきそうだ。だが米国発の金融危機のように世界経済がだめになり韓国経済が滅びる危機にさらされはしないだろう。なぜか? 当時の米国といまの中国は違うためだ。当時の米国は政府と銀行、企業などすべてが深刻な問題を抱えていた。量的緩和という非伝統的な方法を浮揚策に使ったほどだ。世界的に広がった派生商品の中にあれほど多くの不良が隠れているということもやはりだれもわからなかった。ある日突然弾け、速やかに収拾する対策と能力もなかった。だから危機だった。

だが中国は違う。危機の原因として中国の低成長が議論される。だがこれは突発事件ではない。数年前から成長戦略を変えると公言してきた中国政府の選択で、みんなに知らされた事実だ。いわゆるニューノーマルだ。2012年下半期から中国の成長率が7%台に落ちた理由だ。成長戦略をシフトしたのは高度成長の副作用のためだった。所得不平等の拡大、地方政府の不良、不動産投機、莫大なシャドーバンキング、過剰設備など。低成長はこうした副作用を解消し安定成長の基盤を固めるための選択だ。1970年代末~80年代初めの韓国の重化学投資調整を連想させるものだ。当時の韓国政府のキャッチフレーズも「成長から安定へ」だった。曲折はあったがその後韓国経済がどうなったかを振り返れば中国の将来がわからないだろうか。

中国の証券市場暴落に対する懸念も大きい。消費不振を招くという理由からだ。もちろん輸出主導から内需主導に変えようとする意図に反する。消費を育て投資を活性化し再び成長基盤を固めるというニューノーマルにも外れる。それでも証券市場暴落が危機を招くほどの消費不振につながるという主張は行き過ぎだ。中国の家計資産で株式が占める割合は低いためだ。預金と株式、債券、保険などすべての金融資産を合わせても家計資産の15%前後にしかならない。その上中国は依然として後れたところが多い開発途上国だ。戦略を変えれば成長余力は充分だ。中西部が端的な例だ。鉄道などインフラも依然として不備で産業高度化とサービス産業育成も中国の課題だ。4兆ドルに近い外貨準備高など投資余力もある。2008年の米国とは異なるという話だ。

中国発の危機に劣らず9月危機説の原因として議論されるのが米国の金利引き上げだ。韓国をはじめとする新興国の資本流出と世界経済の暴落につながるという論理だ。だが合理的期待の観点から見れば誤った推論だ。世界経済が危機に突き進んでいるのが事実ならば米国は急いで金利を引き上げたりしないだろう。

世界経済の不安と不確実性は今後も続くものだ。根本原因が解消されずにいるからだ。主な原因のひとつはグローバル需要不振だ。だが、前例のない大規模量的緩和でも需要は不振の沼から抜け出せずにいる。需要不振は言い替えれば供給過剰だ。過剰設備の構造調整なくして世界経済の回復は容易ではないがまだ進むべき道は長い。それなら9月の問題は長期不振の持続であり、経済危機の爆発ではない。

警戒を怠ろうという話では決してない。万一の状況に対する備えは徹底するほど良い。非常計画を立てて点検しなければならない。家計負債と企業不良など景気下方リスク要因はどれだけ準備しても不足はない。同時にやるべきことは着実にしなければならない。労働改革が端的な例だ。正規職は過剰に保護され、非正規職は低賃金に苦しんでいるというのはすでに常識だ。労働市場の競争力が世界最下位圏であり労働生産性が低いということもよく知られた事実だ。どのようにすれば良いのか答もわかっている。労働市場は柔軟に緩ならなければならず、同一労働同一賃金は順守されるべきで、賃金ピーク制と職務級賃金制が施行されなければならない。それでも韓国はできずにいる。韓国に危機が迫るならば「わかっていながらできない」無能に対する復讐ではないか。

コメント (6)
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