九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

琉球新報より    らくせき

2015年08月23日 09時18分55秒 | Weblog

「平和学の父」として世界的に知られるヨハン・ガルトゥング氏は22日、浦添市のてだこ大ホールで開かれた「戦後70年 ガルトゥング氏が語る『積極的平和』と沖縄」(琉球新報社、新外交イニシアティブ主催)の講演で来県した。講演に先立ち、新基地建設が進む名護市辺野古を視察し「安倍首相は『積極的平和』という言葉を盗用し、私が意図した本来の意味とは正反対のことをしようとしている」と政府姿勢を批判した。講演では、国会で議論されている集団的自衛権の行使について「時代遅れの安全保障」と、世界の潮流に逆行すると断じた。その上で「北東アジアの平和の傘構想を沖縄から積極的に提起していくべきだ」と強調した。
 世界の趨勢(すうせい)は軍事基地をなくしていく「新しい平和秩序」に向かっているとし、ヨーロッパ共同体(EU)や東南アジア諸国連合(ASEAN)などに遅れて北東アジアも2020年には共同体形成へ向かうと予測した。
 日本、ロシア、韓国、北朝鮮、中国、台湾の6カ国による北東アジアにおいて「沖縄は地理的に非常に重要な位置にある」と指摘。尖閣諸島や竹島、北方領土の問題で日本は台湾以外とは好ましくない関係にあるとし、核の傘ではなく「平和の傘を築く必要性がある」と述べた。その上で、独立の気概をもって特別県になるなどして国際機関を誘致し、共同体の本部を置けるよう早く名乗りを上げることも提唱した。
 また沖縄は米国と日本に植民地のように扱われてきたとの認識を示した。それを乗り越えるには、単に「基地反対」を叫ぶだけではなく、北東アジアの平和を積極的に提起するよう話した。周辺国の非政府組織(NGO)を沖縄に招き、問題解決に向けて協議することを提案した。
 講演後、石原昌家沖縄国際大名誉教授、高里鈴代基地・軍隊を許さない行動する女たちの会共同代表、我部政明琉球大教授が登壇し、意見を交わした。約700人の聴衆が熱心に話を聞いた。

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新聞の片隅に載ったニュースから(209)   大西五郎

2015年08月23日 08時47分44秒 | Weblog
武藤氏への対応 首相「党に一任」 辞職勧告「三権分立の関係から不適切」(15.8.22 中日新聞)

安倍晋三首相は安全保障関連法案に関する21日の参院特別委員会で、未公開株をめぐる金銭トラブルの発覚で自民党を離党した武藤貴也衆院議員(26)=滋賀4区=に対し「国会議員は国民の信頼を損なうことのないよう常に襟を正さねばならない。政治家本人がしっかりと説明責任を果すべきだ」と述べた。
蓮舫氏(民主)が首相に、自民党総裁として事実関係を調査し、議員辞職を勧告するべきだと促したのに対しては「一議員の行動についての判断は党に任せている。谷垣禎一幹事長が責任を持って対応している」と調査や処分の対応は党執行部に委ねる考えを示した。
武藤氏の進退に関しては「行政府の長の私が立法府の議員に辞めろというのは、三権分立の関係から適切ではない」と述べた。

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「行政府の長の私が立法府の議員に辞めろというのは、三権分立の関係から適切でない」というのは一見理屈が立っているようで、実は立っていません。
安倍晋三氏は行政府の長であると同時に、立法府での多数党である自民党の総裁でもあります。立法府のあり方にも関与・責任を持っているのです。
安倍総裁が「判断は党に任せた。谷垣幹事長が責任を持って対応している」といいました。谷垣幹事長は当初「本人に事情聴取する必要がある」と言っていましたが,武藤議員から離党届がでると事情聴取もせずに早々に受理しました。
きょう(22日)の朝日新聞に三重県の73歳(無職)の人の「離党だけで終わらせるのか」という投書が載っていました。この人は「週刊誌に報道された未公開株をめぐるトラブルの報道の真偽は不明だが、それを問い質すことなく、自民党が離党届を受理したのは軽率で拙速といえる。これでは党としての考えが国民に伝わってこない。」(要約)と自民党の対応を非難しています。
自民党がさっさと離党届を受理したのは、この問題が安全保障関連法案を審議する委員会の運営への影響を避けようとしたためだと云われています。姑息な対応と云わざるを得ません。
武藤氏の「未公開株の購入に国会議員枠がある」と言ったのは、実際にそのような「枠」があるのかどうか知りませんが、国会議員の地位を利用して不適切な対応をしたということですから、国会議員としての資質が問われているのです。「私が最高責任者です」が安倍晋三氏の口癖ですが、このことを安倍首相(総裁)はしっかりと認識すべきです。
※ 朝日新聞も毎日新聞も、きのうの安全保障関連法特別委員会での質疑を報道していましたが
中日新聞の報道が一番鋭かったので、中日新聞の記事を紹介しました.
読売新聞は武藤議員の金銭疑惑については詳しく報道していません。きょうの朝刊でも安全保障関連法特別委員会の論議は報道せず、公明党の井上幹事長が「武藤議員が説明責任を果せないなら、議員としての資格にも影響がある」と記者会見で述べたということを、一行ベタ記事で報じただけで、政権寄りの体質を表していました。
                                             大西 五郎
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ハリルジャパン(21) レスターまたも暫定首位  文科系

2015年08月23日 03時48分30秒 | スポーツ
 22日、岡崎のチームは強豪トットナムと対戦し、1対1で引き分けた。またしても、明日のマンチェスター・シティーの結果待ちで、暫定1位となっている。岡崎は3戦連続で先発して、第1戦に続いて最後まで走り切った。

 その様子について、トットナムの本拠地ロンドンの『ロンドン・イブニング・スタンダード』紙は岡崎個人にチーム2番目の高得点をつけたうえで、以下のような短評を付けている。
『気品ある疲れ知らずのランナー。素晴らしい獲得であると証明できた』
 この場合の「気品ある(疲れ知らずのランナー)」と言う表現が、イングランドらしさを感じて嬉しかった。日本では見たことがない表現だが、走り、闘う岡崎の敢闘精神をたたえているのだろう。このゲームの戦略・布陣が特にまた、岡崎の敢闘ぶりを際立たせることになった。チームが強豪相手に引いて守ったから、4-4-2の前2人は低く構えた守備にも参加しつつ攻撃もするという上下動を繰り返すことになったのである。

 岡崎は特に厳しくマークされていた。強豪国ベルギー代表でもあるトットナムのセンターバック2人が、岡崎に張り付いていたのだ。こういうマークをかいくぐって、さて、岡崎の2得点目はいつになるのだろう。
 来週の相手は昇格組のAFCボーンマウスだから、くみし易い。チームは絶好調。特に、前3人のMFマハレズ、FWバーディー、岡崎の連携が良い。この3人の中では比較的単独プレーに走りがちなアルジェリア出身のマハレズは現日本代表監督・ハリルのアルジェリア監督時代の弟子であるが、4得点でプレミア得点ランクの首位を走っている。本日の得点もバーディーの落としにマハレズが突っ込んで行ったカウンターからのものだった。
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