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連載随筆紹介 「免疫の話 その1がん細胞発生」   文科系

2015年08月05日 13時05分20秒 | 文芸作品
 僕の友人であり、同人誌活動の大先輩でもあるN.Sさんの随筆を、連載で紹介していきます。大学の化学科を卒業されて、これを生かした大企業の職に就き、退職された方で、現在86歳。
 7年前に悪性リンパ腫(第2期)が発見されて、入院・抗がん剤治療をされました。鼻がつまる症状が続いて病気発見に至ったとのことですが、白血病までには至っていなかったそうです。その闘病記を書いて下さいとお願いした次第でした。
 86歳の現在もなお、頭脳明晰で、とてもお元気です。もともと身体の手入れなど非常に綿密な習慣を持たれている方で、学問・職業と生活習慣とがピッタリ一致しているとお見受けしてきました。では・・・


 免疫の話(1)がん細胞発生  N.Sさんの作品

 人間の体は、たえず新陳代謝している。新しい細胞がうまれ、古い細胞は処理される。新しい細胞は、ほとんど同じ細胞ができる。しかし、五千個くらいは、ミスコピーされた細胞が生まれるという。これががん細胞である。
 人間は常に、黴菌・バクテリア、それにウイルスなどを取り込む。このとき、白血球が活動して、これらを無害にしてしまう。これを免疫という。
 免疫力が強いときは、ミス細胞もなくなるので問題はない。しかし、弱いとミス細胞が増殖を始める。これが、がん細胞の発生である。

(2015・8・3)
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<ものみやぐら>より     大西五郎 

2015年08月05日 09時01分47秒 | Weblog
礒崎首相補佐官は国民に対し本当に謝ったのか
                              2015.8.4 CBC・OB 大西 五郎

礒崎氏「法の安定性関係ない」発言を取り消し、謝罪

きのう(8月3日)の参議院平和安全法制特別委員会に礒崎陽輔首相補佐官が参考人として出席し、選挙区の大分県での講演会で「(国会で審議している安保法案に)法的安定性は関係ない」と発言した問題について「誤解を招く発言だった」と釈明し、謝罪しました。
NHKはこの委員会の模様を中継しませんでしたが、夜のテレビニュースや4日の新聞によると、礒崎氏は委員会の冒頭、「軽率な発言によりご迷惑をお掛けしました。国民・与野党に心からお詫びします。私は平和安全法制において法的安定性は重要と認識しています。安全保障環境の変化も議論しなければならないことを述べる際に『法的安定性は関係ない』との表現を使ってしまったことにより、大きな誤解を与えてしまいました。申し訳ありません。この発言を取り消します」と述べました。

辞職を促され「職務に精励します」

野党を代表して質問に立った民主党の福山哲郎議員は「政府・与党は法的安定性を前提に、集団的自衛権行使を限定容認してきた。礒崎補佐官の発言は卓袱台をひっくり返したのと同然だ。この責任は極めて重く、辞任に値する」と迫りましたが、礒崎氏は「首相補佐官の職務に専念することで責任を果たしたい」と辞任を否定しました。
きのうの参考人質疑は質問者が民主党からの一人に限られ、時間も15分しか与えられていませんでしたので、野党側は再招致を要求しており、安倍首相の任命責任も追及する構えです。
なお、礒崎氏は講演で「9月中旬にこの法案(安保関連法)を上げたい(成立させたい)」とも云っていましたが、この発言について特別委員会の鴻池委員長が「参議院は衆議院の下部組織ではない。官邸の下請けではない」と参議院の独自性を無視して政府の予定に従がわせようとすることを窘める一幕もありました。

前日にも「法的安定性では国を守れない」

礒崎氏は「法的安定性は関係ない」と発言した前日にも後援者をまえにした講演で「法的安定性で国を守れるか。そんなもので守れるわけはない」と発言しています。委員会での「平和安全法制において法的安定性は重要と認識しています。安全保障環境の変化も議論しなければならないことを述べる際に『法的安定性は関係ない』との表現を使ってしまったことにより、大きな誤解を与えてしまいました。」という釈明とは結び付きません。
安倍内閣は「安全保障環境が変わった。これに適合することが必要だ」として、歴代内閣が憲法9条によって禁止されているとしてきた集団的自衛権の行使を、憲法の改正ではなく、一内閣の憲法解釈変更によって行使容認を打ち出しました。安保関連法案に大多数の憲法学者が「違憲」という認識を表明しています。
安倍政権は口では「法の安定性は大切」と言いながら、実際の政治運営では「安定性を無視」しているのです。チ-ム安倍の一員で首相補佐官の地位にある礒崎氏はチーム安倍の方針に従がっただけで、心から自分の発言が誤りだったとは思っていなくて、国会対策上「発言の撤回と謝罪」を述べたに過ぎないと思います。この問題はさらに追及されねばなりません。
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