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ハリルジャパン(14) 岡崎、プレミアに合いそう   文科系

2015年08月10日 02時24分39秒 | スポーツ
 サンダーランド戦を観た。4-4-2の布陣で岡崎以外の前3人が4得点して、右FW岡崎だけが無得点。それなのに2大スポーツ紙がチーム2位の高得点を彼に付けている、その理由がよく分かった。

①敵ボールへの彼のプレッシャーがとても上手く行っていた。彼自身がボールを刈り取った場面が3度ほど、彼の敵ボールへの圧力からボールが味方に流れた場面がそれ以上。前の方でこれだけのボール奪取が出来たから、彼からチャンスが生まれる場面も多かった。彼の守備は、というよりもボール奪取力は、ドイツよりもプレミアで大いに通用しそうだ。

②味方から預けられたボールをまた、彼は実に上手くキープしていた。ラニエリ監督が「ボールが納まる」と評価していたその言葉がよく分かった。繋ぐサッカーはプレミアよりもブンデスのほうが上なのかな。

③自分のシュートチャンスも3~4度あったが、そして絶好のチャンスも2度ほどあったが、得点できなかった。ただそのチャンスは、自分でボールを奪ったり、素早く走り込んで創ったもの。彼の得意の抜け出しが見事にはまっているのに、それに全く合わせてはくれなかったのは残念だった。
 自己評価で「自分の良さの60%ほどしか出せなかった」と語っていたが、これにはこの③が関わっているはずだ。

④あれだけ走ったのに「最後まで走れたのは良かった」と語っていたのが、素晴らしい。「積極的にボールを奪い、それを繋ぐサッカーで行く」と監督が語っているようだから、この監督の下では岡崎慎司は上手くフィットするという強い印象を受けた。ドイツと比べたイングランドが、1対1などの競り合いなどでもちょっと小回りが利かないという感じがしたもので、岡崎にとってはドイツ時代より楽なのではないか。ただ、激しい当たり合いが多いから、怪我の不安がある。今日も、何度も倒されていたが、「思ったより笛が鳴らないな」と、岡崎も思っていたのではないだろうか。

⑤総論として、とにかく上々の滑り出しであって、今度も先発するだろう。今日の控えにもアルゼンチン人と旧ユーゴ国の選手らしいのと2人のFWが入っていたが、最後まで出てこなかった。まー今日のように早めに3得点もすれば守備を固めるだろうが、そういう時でも岡崎は便利な選手なのである。最後まで敵にボールを易しくは運ばせないFWだった。
 ただし、今日の相手が下位常連チームということは、考慮しておかねばならないと思う。上位のチームであれば、放り込みに頼る場面も多くなって、186センチのアルゼンチン人FW・ウジョアを使うことにもなるだろう。何しろ、昨年11得点した選手なのだ。
コメント (14)
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