2010年南アw杯以来長く日本代表キャプテンを張ってきた長谷部誠に、世界でも燦然と光る素晴らしい勲章が付いた。ドイツキッカー誌が選んだ今期前半のベストDFに選ばれただけではなく、DF陣で最高点が付けられたのである。
この勲章は、バイエルンのフンメルツやボアテンクよりも上と言う評価なのだから、驚くばかりだ。渡独2~3年目だったかに一度キッカー誌年間ベスト・イレブンになったことがある長谷部だが、DF最高得点というのは初のこと。こんな活躍も認められてのことだろうが、既に2020年までの契約も済ませて「幸せだ」と応えているという、世界相手に功成り名遂げた選手生活で終わりそう。
さて、ドイツと言えば昔から守備でならした国。そこで最高点とあらば、やっとナカタヒデの実績を越える渡欧日本人選手が生まれたと言えるのではないか。これは、本当に素晴らしい話である。特に、身体が小さいから守備的な戦い方は日本人には向かないと語り続けてきた評論家たちに対しては、重要な教訓を垂れたことにもなるはずだ。繫ぎばかりを重視して、「当たり、潰し戦術には日本人は向かない」などともどれだけ聞かされてきたことだろうか。
日本のサッカー誌にもこの際、長谷部誠特集を組むことを是非望みたい。彼の戦いの詳細を残して置くことは、後輩への偉大な贈り物になるはずである。守備の文化がないと言われ続けてきた日本サッカー界には特に貴重な財産になるだろう。
この勲章は、バイエルンのフンメルツやボアテンクよりも上と言う評価なのだから、驚くばかりだ。渡独2~3年目だったかに一度キッカー誌年間ベスト・イレブンになったことがある長谷部だが、DF最高得点というのは初のこと。こんな活躍も認められてのことだろうが、既に2020年までの契約も済ませて「幸せだ」と応えているという、世界相手に功成り名遂げた選手生活で終わりそう。
さて、ドイツと言えば昔から守備でならした国。そこで最高点とあらば、やっとナカタヒデの実績を越える渡欧日本人選手が生まれたと言えるのではないか。これは、本当に素晴らしい話である。特に、身体が小さいから守備的な戦い方は日本人には向かないと語り続けてきた評論家たちに対しては、重要な教訓を垂れたことにもなるはずだ。繫ぎばかりを重視して、「当たり、潰し戦術には日本人は向かない」などともどれだけ聞かされてきたことだろうか。
日本のサッカー誌にもこの際、長谷部誠特集を組むことを是非望みたい。彼の戦いの詳細を残して置くことは、後輩への偉大な贈り物になるはずである。守備の文化がないと言われ続けてきた日本サッカー界には特に貴重な財産になるだろう。