昨日サッカーの全国高校選手権大会・決勝戦を観た。青森山田と千葉の流通経済大学柏高校との対戦なのだが、まー面白かったこと。プロと同様に、いやそれ以上に、楽しめたものだ。
何が面白かったかと言って、青森山田が凄すぎるチームだということ。
何よりも当たり強い潰し。どれだけ体幹などを鍛えてきたのだろう! 山田の黒田監督もゲーム前に「肉弾戦になる」と語っておられたとのことだが、集団的肉弾戦で完勝という場面の多かったこと! 次いで、強い身体で相手を制しつつ、相手の潰しをすり抜ける足技。加えて、広い視野に基づく長短のパスは意表を突くようなものも多かったし、DFライン押し上げなど、フォーメーションも見事。3対1という得点差以上に大差があったと思う。監督としては柏の本田裕一郎氏のほうが長い実績があるようだが、その本田氏自身が完敗を認めておられる。
青森山田は何よりも、繋ぎと潰しの練習を徹底してこられたと思う。同じチーム内に良い潰し屋がいれば良い繋ぎ屋が育つのだし、良い繋ぎ屋が生まれればそれを上回る潰しも磨かれるというもの。そんな限りない好循環を繰り返してこられたのだろうと、眺めていた。もちろん、こういう小局面で戦いつつもいきなり大きく展開したり、身方の大きなスペースをきちんと埋めるという視野にも常に留意してきたはずだ。聞けば中高一貫校だそうで、6年間のそんな成果を見せてもらった思いがした。
有り難う。良いゲームを見せてくれて! ただ、押されてばかりいたせいか、後半の柏、ラフプレーがほんのちょっと気になったとは、申し上げておく。ラフプレーは、若人の進歩を特に大きく妨げるものだから。
何が面白かったかと言って、青森山田が凄すぎるチームだということ。
何よりも当たり強い潰し。どれだけ体幹などを鍛えてきたのだろう! 山田の黒田監督もゲーム前に「肉弾戦になる」と語っておられたとのことだが、集団的肉弾戦で完勝という場面の多かったこと! 次いで、強い身体で相手を制しつつ、相手の潰しをすり抜ける足技。加えて、広い視野に基づく長短のパスは意表を突くようなものも多かったし、DFライン押し上げなど、フォーメーションも見事。3対1という得点差以上に大差があったと思う。監督としては柏の本田裕一郎氏のほうが長い実績があるようだが、その本田氏自身が完敗を認めておられる。
青森山田は何よりも、繋ぎと潰しの練習を徹底してこられたと思う。同じチーム内に良い潰し屋がいれば良い繋ぎ屋が育つのだし、良い繋ぎ屋が生まれればそれを上回る潰しも磨かれるというもの。そんな限りない好循環を繰り返してこられたのだろうと、眺めていた。もちろん、こういう小局面で戦いつつもいきなり大きく展開したり、身方の大きなスペースをきちんと埋めるという視野にも常に留意してきたはずだ。聞けば中高一貫校だそうで、6年間のそんな成果を見せてもらった思いがした。
有り難う。良いゲームを見せてくれて! ただ、押されてばかりいたせいか、後半の柏、ラフプレーがほんのちょっと気になったとは、申し上げておく。ラフプレーは、若人の進歩を特に大きく妨げるものだから。