九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

中島翔哉がカタールから、パリサンジェルマン?  文科系

2019年01月29日 12時06分33秒 | スポーツ
 ここでずっと扱ってきた中島翔哉の移籍先が決まったという。カタールのチャンピオンチームへ、44億円で移ると報道された。ローマからパルマへ行った時の中田ヒデの30数億を超える、日本人史上最高の評価が出たわけだ。彼の評価を巡ってここで1970さんと激しい論争をしたことが懐かしいような思いだ。
 また、このチームのオーナーがパリサンジェルマンと同じとかで、カタールで成功すればこのフランスチャンピオンチームへの移籍もありうるととのこと。僕としてはこれも実現すると思う。なにしろこの中島、アグレッシブである。そして、このアグレッシブさがどんどん彼の攻撃力を増やしていっている。この点では、香川や原口、酒井と非常に近いものを持っていると僕は観てきた。つまり、今後の伸び代も極めて大きいということである。

 早く、パリでの中島の姿を見たいものだ。
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ベネズエラとアメリカ(4) 文科系

2019年01月29日 10時42分11秒 | Weblog
 今またベネズエラ現政府転覆計画が激しく再燃しています。そこで、旧稿の再掲ということです。アメリカはこのように、ずっとベネズエラを潰す策謀を続けてきました。今回は「俺が大統領だ」と名乗り出た国会議長を「大統領として承認する」との案を国連安保理開催を要求して提案。これに同調する国々も多いのですが、今回の特徴は中ロ、イランなどの他にトルコ、メキシコがマドゥロ現大統領を認めたということ。これらの国はアメリカの提案を「内政干渉である」と一蹴しています。


【 ベネズエラ「政権転覆策動」(2)   文科系 2017年05月16日 | 国際政治・時事問題(国連・紛争など)

 先ずアメリカ財務省がベネズエラにこの2月行ったことに対する、このニュース。

米財務省外国資産管理局(OFAC)は2017年2月13日、ベネズエラのタレク・エルアイサミ副大統領が「国際的な麻薬密輸で重要な役割」を果たしたとして、同副大統領に厳重な制裁を科したと発表した。
 財務省によると、エルアイサミ副大統領はベネズエラからの麻薬密輸に関連して、ベネズエラ空軍基地を出発する輸送機の運航や、複数回にわたりベネズエラからメキシコや米国へ輸送された1000キロ以上の麻薬密輸にかかわったとされる。
さらに、メキシコの麻薬密輸組織「ロスセタス」への密売にも関与したほか、コロンビアの麻薬王を保護したとしている。
同副大統領に対する制裁では、米国内の人物がエルアイサミ副大統領と取引することを禁止し、米国内にある同副大統領の資産を凍結した。』

 ベネズエラ政府はこれに対して、即座に反論声明を出すと共に、この声明を世界非同盟運動会議に持ち込んで、以下2番目の文書を引き出している。以下に日本外務省訳出のその2文書をご紹介するが、世界非同盟運動というのは、ウィキペディアによれば、こういうものである。
『第二次世界大戦後の東西冷戦期以降に、東側西側のいずれの陣営にも公式には加盟していない諸国による国際組織。1961年に設立され、2009年の時点で参加国は118、オブザーバー参加国は16。』

ベネズエラ・ボリバル共和国 人民権力外務省
 声明

ベネズエラ・ボリバル共和国は、アメリカ合衆国財務省外国資産管理局(OFAC)がベネズエラのタレク・エル・アイサミ第一副大統領に対して犯した領土外に及ぶ独断的行為を断固として拒否し、非難し、抗議する。
俗悪で容認できない帝国の権利の存在を認めようとするこれら行為は、米国政府の機関に特別な警察権を与えるものであり、最低限の国際的な合法性をも欠き、国際公法、国際的組織体制、並びに主権平等の尊重及び国家の主権免除の原則などといった諸国家の共同体の規律となる基本的原則に明白に背き、私たちの祖国に対して重大な害と攻撃を加えるものである。
さらに、
国家の至上の権力を傷つけるものであり、疑いなく、品位と価値ある一人のベネズエラ人に対し明らかな偽証を行うものである。彼に対する告発には現実に何らの裏づけもなく、北米の帝国が攻撃のために常々用いる奇怪な嘘であり、幹部を攻撃しその役割遂行を弱める国際的な仕組みの一部となっている。
その領土的範囲を超越して支配を及ぼそうとしている米国の当該機関は、罰されることなく米国麻薬取締局(DEA)と手を携えて行動している。DEAはコロンビア及び世界の最も有名な麻薬取引の闇組織とともに麻薬の製造・取引に厚顔にも関与していることが広く知られている。
DEAとの連携が2005年に終了して以来、ベネズエラは毎年平均55.7トンの麻薬の押収を達成してきており、その能率は60%上昇した。そのため国際連合はベネズエラを世界で最も麻薬の押収が多い6カ国の1つと認めるとともに、領土内で麻薬栽培がない国だとしている。ベネズエラは、麻薬の国際取引に使用される航空機の遮断、不使用、停留、抑止を定めた法令を公布した大陸でも数少ない国家の一つであり、これにより100機以上の航空機に影響を行使してきた。
ベネズエラ・ボリバル共和国の第一副大統領は、優れた犯罪学の専門家であり、ウゴ・チャベス司令官政権での治安問題に対する際立った対処、並びに麻薬密取引やコロンビアのパラミリタリーとの断固たる闘いで知られており、麻薬組織の長102名以上を摘発し、米国から引き渡し要請のあった麻薬密売人21名を引き渡した。
米国の執行機関が犯した国際的違法行為は、私たちの二国間関係において前例なき出来事である。私たちの国の法及び憲法上の秩序をかく乱することに従事してきた在ベネズエラ米国大使館の臨時代理大使は、ベネズエラの民主的体制に対し政治的打撃を加えるため、弱く絶滅したベネズエラの野党過激派に息吹を与えようとしている。
この非常に重大な攻撃により、ベネズエラの主権が及ぶ範囲が傷つけようとされ、タレク・エル・アイサミ副大統領の名誉、世評、尊厳及び人権が侵害されている。
米国の官僚組織が、ベネズエラ野党の暴力的・過激分子と犯罪的に結びつき、バラク・オバマ前大統領が犯したベネズエラに対する歴史的過ちを新しい政権との関係に踏襲させようとしていることは遺憾であり大変危険である。
私たちは平和の国民であり、民族自決の原則、主権尊重を愛する者であり、さらに国際秩序と国際法に愛着を抱く者である。その同じ決意で言う。私たちの国土、私たちの自由である権利、シモン・ボリバルとウゴ・チャベスの栄光を継承する価値ある男女のこの土地に生まれたいかなる兄弟に対するどのような攻撃をも、私たちは許容したことはないし、することもないだろう。

カラカス、2017年2月14日』

『 非同盟運動調整局局長
一方的な強圧的手段を拡大するアメリカ合衆国政府の決定に際し、非同盟運動(NAM)調整局のベネズエラ・ボリバル共和国への連帯の声明


1.非同盟運動調整局は、非同盟運動加盟国に対して国際連合憲章及び国際法に反する一方的な強圧的手段を公布し適用することを非難する原則的立場に即し、ベネズエラ・ボリバル共和国の国民及び機関に対する一方的な強圧的手段を拡大する2017年2月13日のアメリカ合衆国政府の最近の決定を拒否する。

2.非同盟運動調整局はこれら手段を遺憾に思うとともに、これら手段を拒否してベネズエラ・ボリバル共和国の国民及び政府への固い支持と連帯を繰り返す。同時にその原則的立場に則して、アメリカ合衆国政府に対し、国際法、国際連合憲章、国家間の平和的な関係を定めた規則及び原則に反し、さらに国家間の対話や政治的理解の精神に影響を及ぼす、このような強圧的手段を放棄し廃止することを強く求める。

3.非同盟運動調整局は、憲法に反した方法による政権交代の拒否を含めた、現在の国際情勢における非同盟運動の目的及び原則並びに役割に関するハバナ宣言(2006年)を再確認する。

4.非同盟運動調整局は、紛争の平和的解決を促すための対話の重要性を改めて強調し、そのため、アメリカ合衆国政府及びベネズエラ・ボリバル共和国政府に対し建設的対話を開始することを強く求める。

2017年2月16日、ニューヨーク 』】
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イラン戦、大迫のポスト役って・・・  文科系

2019年01月29日 10時26分51秒 | スポーツ
 この勝利は、とにかく嬉しかった。なんせ、世界29位のチーム相手に3対0とあっては、ここまでの「全て1点差勝利」が、まるで嘘のような快挙。これでおそらく、1月の世界順位が40位以上に上がるのではないか。ロシア大会のベルギー戦など、日本はもともと世界20位ほどだと主張し続けてきた僕だが、その最大の原因として「ポスト役・大迫」の意味を今回は観てみたい。

 このゲームとしてはやはり、大迫だろう。次いで、ここまで守備が粘り強くなったのは、吉田の世界1リーグでの経験が生きているのではないか。ここぞという時に守れるチームになったからこその1点差勝利ということで。

 このチームで、大迫が何故効くのか。今のチーム戦術で言えば、比較的高い位置でボールを奪った瞬間に、ポスト役として前に走り出した大迫に先ず預ける。このポスト役というのは、身方最前線でボールを受けてこれをキープし、敵ゴール前への身方の上がりを待つ役割だ。南野、原口、堂安らが上がるのを見届けて、ショートパスなどを回し合って敵ゴールを陥れることになる。
 大迫はまた、ポストとして身方から受けたボールを、郵便ポストに吹き付ける激しい雨風のような敵の激しい潰しを制しつつためておくことが出来るから、自分自身いつも前に位置することが可能になるわけだ。
 こうしてポスト役とはつまり、敵ゴール前に身方を多くする得点のための最大の武器なのである。そして、現在世界最大の得点戦術ゲーゲンプレスを筆頭とした高位コンパクトプレスからの「守備から攻撃への速い切替」の尖兵というわけだ。大迫がいない時の日本が高い位置でボールを奪っても横に回しているだけでゴールに殺到できない事が多いのは、他にこの尖兵ポストが出来る屈強で高さも必要な選手がいないからである。ポスト役はそれほどに過酷な仕事で、よくアザだらけになる位置と言われている。


 また、こういう良いポスト役が居ると敵の陣地も間延びするもの。敵DFラインが、彼の位置を無視できず低くなるからである。つまり、敵の組織的プレスも弱まり、その攻撃も遅れることになる。3対ゼロという予想外の結果がでた原因も、総合的に観て大迫ということになるはずだ。

 ブラジルW杯を制した直後のドイツの第一線でポスト役をやりおおせてきた大迫。世界1リーグ・イングランドの吉田。これほどの強豪相手に経験を積んだ選手はイランにはいない。原口も長友もそうなのだが。
 ちなみに、あの細く見える大迫が、普通の日本人選手がぶつかってもびくともしない岩のような身体なのだそうだ。ドイツリーグのDFでも今や有数と言われている長谷部と並んで、それほどの身体を作り上げて来たということである。ちなみに、サッカーには必須のスピードや、ポスト役に不可欠のジャンプ力などを落とさないで頑丈な身体にするというのは、とても難しいことなのだが。
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