九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

加藤周一氏の最後の(?)講演 ネット虫

2008年12月13日 00時00分28秒 | 文化一般、書評・マスコミ評など
★グループメールの山脇直司氏から次のような知らせがありました。聴いてみました良かったです。
************************
亡くなった加藤周一氏がちょうど二年前に駒場キャンパスで行った講演をyou tubeで見ることができます。老人と若者との連帯を説くもので、印象深い内容ですので、是非以下をクリックしてご覧ください。なお、七回に分かれているので、順次にどうぞ。
http://jp.youtube.com/watch?v=y_h1SI5x3VM&feature=related

そこから、井上ひさしさんなどの講演も聴く事が出来ます。

☆聴き方は・・アドレスを青地にして、だぶるクリックすると窓がでます。
 そこのアドレスを再びクリックすれば指定のHPの紹介があります。

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「開かれた議会度調査結果」について      ネット虫

2008年12月12日 22時45分03秒 | 国内政治・経済・社会問題
☆私の関係するグループメールに注目すべき投稿がありましたのでお知らせします。
***************************                  開かれた議会をめざす会」がおこなった全国の市・区議会の「開かれた議会度・活性化度調査」の全国ランキングが決定しましたので、本日、東京都庁記者クラブで記者会見をおこないました。
朝日新聞では明後日の全国版で取り上げるとのことです。その他、東京新聞、
読売新聞、毎日新聞、産経新聞なども取材してくれました。
明日、明後日の新聞記事をご注目下さい。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
≪全国806の市・区議会に9月17日にアンケート送付  回答764(回収率94.78%)≫

全国1位~764番目(ビリ)の議会の公表は12月14日(日)のシンポで行います。
関係者の皆さまには、いち早く、その一部をお知らせします。

≪全国ランキング≫
 順位    都道府県名     市・区名     総合点数(270満点)
ベスト
1位      三重県      伊賀市議会        160点
2位      東京都      三鷹市議会        150点
2位      長崎県      島原市議会        150点

ワースト
1位(764位) 青森県    五所川原市議会  -30点(零点以下)
2位       香川県    坂出市議会    -15点
2位       兵庫県    高砂市議会    -15点
     

『あなたのまちの議会は・・・「何点?何位?」』
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街頭デモは若者の通過儀礼?   落石

2008年12月12日 17時49分53秒 | Weblog
イギリスBBCのレポーターは
ギリシャの暴動のレポートのなかで
「街頭デモは若者の通過儀礼」という表現を
使っていました。

日本でもそういう時代がありました。
でも、今の若者には通じない死語でしょうか?

なぜ、ヨーロッパでは、街頭デモは若者の通過儀礼、と
されているのに、日本では変わってしまったのでしょうか?


  
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「メディアの憲法報道を問う」⑤

2008年12月12日 09時44分52秒 | Weblog
東海放送人九条の会 2周年記念講演。
「メディアの憲法報道を問う」
(飯室勝彦中京大学教授)のつづきです。(落石)


「長沼ナイキ基地訴訟」の衝撃と脱力感


38年間新聞記者をやって、なおかつ個人的な関心の面もあるせいですか、
裁判を長いこと眺めていることが多かったですね。
そうしますと、憲法に関わる問題、或いは憲法が関係してくる場面というのに
遭遇することはもう頻繁にありました。
そういうなかで、最も印象に深いのが「長沼ナイキ基地訴訟」という裁判です。
1973年1月27日に札幌地方裁判所で「自衛隊は憲法違反である」と
明白に言った判決が出ています。
福島重雄さんという裁判長が言い渡したんですが、
どういう訴訟かということを知らない人のためにちょっと説明しますと、
北海道の長沼町というところに自衛隊のナイキJと
いうミサイルの基地を造ったんですね。
山の上にミサイルの基地を造りますから山の上を開発します。
ただその辺は保安林として大事に保護されている地域です。
基地を造るためにはその保安林の指定を解除しなければいけない。
当然その保安林の指定を解除しました。

長沼という町は北海道を開拓する人たちが一所懸命切り開いた町なんです。
農民運動なんかもかつては盛んだった町なんですが、
そこで、山の上に基地をつくるというんで、住民が反対して、
保安林解除を取り消せという訴訟を起こしたんですね。
論理は要するに、自衛隊の基地を建設するために保安林の指定を解除するんだが、
自衛隊というのは憲法違反だから、そのために保安林指定を解除するのは
憲法違反だという理屈で訴訟を起こしました。

紆余曲折がありまして、73年の1月、僕はちょうど新聞記者になって
未だ10年たっていません。元気盛りのころですね。
東京本社にいましたし、この裁判は札幌本社ですから
日常的にいつもウオッチしているというわけにはいかないんですけれども、
大事な場面にはしょっちゅう取材に行って、
判決の日ももちろん法廷で判決を聞いておりました。
福島さんという人は明確に言ったんですね。

「自衛隊は憲法違反である。
だからそのために保安林の指定を解除するのは憲法違反だから取り消す」と。
はっきり言ったんです。

いろいろな曲折がありましたから、出ることは予想していました。
判決はまぁこんな判決だろうと。
しかし、実際に出てみるとですね、これはやっぱり凄い衝撃なんですね。
目の前で自衛隊は憲法違反って判決を裁判官が読んだというのは凄い衝撃で、
出るべき判決がやっと出たなぁという気持ちが一つです。
ところが同時にその反対の気持ちがしましてね、出てしまったなぁ、
後は坂を下るだけだなぁというある種の虚脱感ですね。

なぜかと言うと、このまま高等裁判所、最高裁判所に行って、
最高裁判所が支持するわけがない。
それまでの幾つかの判決を見ていますと、
最高裁判所は、例えば在日米軍は憲法違反であるという判決が
東京地裁で出たときも、「こういう高度な政治問題に
司法は立ち入ってはいけないんだ」と言って逃げました。

統治行為論と言うんですけれども、裁判官は選挙で選ばれてない。
政治家は選挙で選ばれてる。選挙で選ばれた人たちが決めた行動は
国民の意思を反映した行動だから、
選挙で選ばれていない裁判官が迂闊に別の判決を出しちゃいけないんだという、
こういう思想なんですね。
高度な政治的な問題は司法は立ち入らないんだ、という理屈なんです。

最高裁がそういう姿勢をとってきていますから、
こりゃあ頂上に登ったけど後は落ちるだけだなぁと思いました。
現にそうでしたね。
その後いくつか憲法違反だという判決、もちろん自衛隊違憲判決というのは
そうたくさんはないんですけれども、
憲法のいろいろの条文に反してるよという判決は結構出てるんです。
その後、憲法違反という判決に遭ってもあまり感動しなくなっちゃったんですね。
一番大きな問題で憲法違反って判決を僕は目の前で
もう聞いちゃってるわけですから。
その意味では非常に残念でしたけども、この判決のことでご披露したいのは、
私個人の感慨みたいなものでなくて、もっとショッキングなことです。


                  つづく

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「メディアの憲法報道を問う」④

2008年12月11日 16時43分44秒 | Weblog
「メディアの憲法報道を問う」
(飯室勝彦中京大学教授)の4回目です。(落石)

制服組が平気で首相官邸に出入り

細かく新聞記事を読んでいる人は既にお気づきだと思いますが、
そのころから制服の自衛隊員が公然と政治家に接触出来るようになっています。
それまでは文民コントロールということを非常に重視して、
政治家に説明するのは、同じ防衛庁の職員でも内局という、
軍人じゃない人たちがやるという職掌になっていた。
それを、判りにくいからと直接制服組に説明させた。

これは石破茂さんが最初の防衛庁長官のころにやった政策の変更ですよね。
新聞記事を読んでみますと、制服組が平気で首相官邸に出入りしている。
今申し上げたことは僕固有の知識でもなんでもありません。
みんな新聞に載ってます。
田母神問題が起きた時その辺を掘り下げて歴史的に振り返って欲しかった。
それによって、あの問題に対する理解はもっと深まったんじゃないか、
という気はしてるんです。
ただ、そんなまとまった形にしない気持ちというのは
僕は38年新聞記者をやってますから判るんです。
さっき、今話したことはみんな新聞で知ったことだと云いました。
で、記者にしてみれば、もう書いてあるという意識があるんですね。
書いてあるから読者もみんな知ってるという気になっちゃうんです。

だけども立場を変えてみると新聞記者は自分は書く側だから
書いたことを憶えているんですけれども、
読者の側は新聞で読んだって三日も経てば忘れちゃうと思うんですね。
大事な問題はこういう時には繰り返し繰り返しまとめて
総括していかなければいけないんじゃないかなぁという物足りなさを感じました。

田母神問題は突発的な事態ではなくて、
深い根のある問題だと考えた方がいいんではないか、
とまとめて別の話題に入りたいと思います。

                    つづく


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制服組の権限強化 防衛省、自衛隊運用で方針 ネット虫

2008年12月11日 09時48分10秒 | 国内政治・経済・社会問題
★2008年12月10日夕刊の 中部日本新聞によれば、「抑制的に管理する時代から的確に運用する時代に変化している」と、統幕の権限を強める内容の防衛省改革が着々と推進されているようです。大丈夫でしょうか? 要注意です。

******************************

 防衛省が前次官守屋武昌被告の汚職事件など一連の不祥事を受け取りまとめた省改革の「基本的考え方」(基本方針)の全容が判明した。自衛隊運用の所掌事務を内局(背広組)の運用企画局から、制服組主体の統合幕僚監部に移管。統幕の副長級に背広組を充てるが、内局の役割は大幅に縮小される。

 防衛省は防衛省設置法改正案など関連法案を2010年の通常国会へ提出、成立を目指す方針。ただ田母神俊雄前航空幕僚長が政府見解と異なる歴史認識の論文で更迭され、シビリアンコントロール(文民統制)が問われる中、自衛隊運用をめぐる制服組の権限強化に批判が強まりそうだ。

 基本方針は、取りまとめ途中で田母神氏の問題が起きたため省内であらためて調整したが、官邸に設置された防衛省改革会議の7月の報告書を大筋で踏襲した。ただ「人事、教育・訓練部門」の項目は修正。田母神氏が統合幕僚学校長時代に「歴史観・国家観」の講座を新設し自身に近い歴史観の講師を招いたことを問題視し、バランスの取れた中立的な教育の必要性を追加する方向だ。

 基本方針は「運用企画局が所掌する『自衛隊の行動の基本』は内局の所掌として維持しない」と明記。一方、内局と陸海空各幕僚監部の防衛力整備部門を一元化して、新たな部局を内局に設置。防衛政策局の次長級に制服組を充てる。

 自衛隊の運用に関しては「抑制的に管理する時代から的確に運用する時代に変化している」との認識を示し、統幕の権限を強める内容。具体的には運用の企画、立案や他省庁との連絡調整に制服組が当たるとしたが、国会答弁については課題として持ち越した。

 【防衛省改革】とは・・前防衛次官汚職事件や海上自衛隊のイージス艦衝突事故など不祥事の続発を受けた動き。官邸に設置された有識者会議が7月、防衛相を中心とする政策決定機構の充実や防衛力整備部門の一元化、自衛隊運用の統合幕僚監部への移管を柱とする報告書を公表した。これを受け防衛省は8月、2009年度に背広、制服組の幹部でつくる防衛会議を最高審議機関として法律で明確化し、10年度に運用企画局を廃止するなどの実施計画を発表。現在、具体的な組織再編の検討を進めている。

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投稿し易くしました。テンプレート(背景)も変えてみました。 管理人

2008年12月10日 20時13分14秒 | その他
 


今までの画面で、ログイン(投稿)の入り口が分かりにくく変更されたので、
入り易くするため「ログイン」の項目を右側の先頭に置きました。
 投稿される際は、「ログイン」の欄の「編集画面にログイン」をクリックしてください。そこからバスワードやIDを入れてください。

 また、画面も(テンプレート)も変えてみました。季節と文字の大きさを考慮して変えました。いかがでしょうか?

 今後とも投稿、コメントよろしくお願いします。

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保守系さんの歴史観   落石

2008年12月10日 19時16分36秒 | Weblog
保守系さんは、明治維新を高く評価しています。
西欧列強に植民地化されそうになった危機を
明治天皇を担ぎ上げて、乗り切ろうとした日本。

たしかに、その時の日本は誰にも批判されることは
なかったでしょう。
ほとんどの人がプラスに評価しています。
(沖縄などは、違った評価があるでしょう。)

しかし、あれからもう1世紀以上。諸行無常。
それまで良いとされた考えは、よくない方向に。

それを無視して(もちろん意識的に)古い考えを
主張する真意は、どのあたりにあるんでしょうか?






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内閣支持率急落、20%台に   大西五郎

2008年12月10日 13時20分53秒 | Weblog
朝日22%、毎日21%、読売20.9%、中日25.5%、JNN23.9%
麻生首相、政策・政権運営ともに国民の信頼を失う

  2008年12月9日 JCJ 大西 五郎

(大西さんの原稿を転載します。
ちょっと長いですが、興味深いお話しです。落石)


マスコミは「麻生政権の前途に厳しい見解」

 マスコミ各社は、12月6日から7日にかけて行った麻生内閣の支持率など
世論調査の結果を8日一斉に報じた。
それによると、麻生内閣の支持率は朝日が22%、毎日が21%、
読売20.9%、中日25.5%、NHKが25%、JNNが23.9%と、
軒並み20%台前半に落ち込んでいた。
麻生内閣は政権発足後僅か二ヶ月で、政権を維持するためには危険水域と
いわれる支持率30%を割った。
支持しない理由では「政策に期待できない」が最も多く、
「指導力が期待できない」「軽率なイメージがある」などと並び、
麻生内閣が景気対策として打ち出した「定額給付金」を「評価する」は
各調査とも20%台しかなく、「評価しない」が70%を超えていた。
また、第二次補正予算提出を今の臨時国会にではなく、
年明けの通常国会まで延期したことに対しても
約三分の二の人が「支持できない」あるいは「妥当でない」と回答した。
麻生首相は政策の面でも、政権運営の面でも、
今や国民の信頼を失っていることが明らかになった。
 世論調査の数字を発表した翌9日の各紙は麻生内閣の先行きに対して
厳しい見解を表明した。

朝日 麻生政権支持率急落 揺らぎはじめた「3分の2」(1面)
   再編論自民争鳴 中堅・若手、公然と新党構想 ベテランも呼応
   給付金・道路財源審議が火種 造反の機会何度も(2面「時時刻刻」)

毎日 衝撃支持率急落 自民党内手詰まり感 政界再編機運もしぼみ(2面)
   麻生節「解禁」にわずかな望み 想定超す「21%」危機感 
   持論復活「攻め」転換?(5面)

読売 支持率急落 首相「私の責任」(1面)
   どうする首相 「2割政権」厳しい前途 通常国会立ち往生の恐れ 
   あの末期状態(橋本政権、森政権、安倍政権)に似ている?
   うごめく反麻生 党内対立先鋭化も
   野党、批判攻勢強める 「不信任」「問責」求める声も
   (4面「混沌‘08政局」)

中日 内閣支持率急落 危険水域自民に衝撃 総裁選前倒し論浮上
   中堅・若手再編視野に活動
   (3面「核心」)
   “政権自滅”待つ民主 「何もせぬのが倒閣運動」
   問責案など温存(2面「スコープ」)

日経 支持率急落 与党に衝撃 「再可決で造反」懸念 
   話し合い解散も浮上(2面)

産経 麻生内閣支持率急落…民主「国民見放す」、与党「厳しいな」
   麻生首相「非常に厳しい数字」、民主は早期選挙求める
   渡辺喜美氏「怪気炎」 反麻生から政界再編へ
   党内の支持は?(MSN産経ニュースより)

赤旗 麻生内閣の支持率激減 自民行き詰まりの象徴 市田氏指摘 (1面)
   支持率急落 麻生内閣がけっぷち 自民政治の破たん極限に
   崩れる選挙の顔
   政策の転換できず かすむ「二者択一」 生活・平和守る政治必要(2面)

社説でも麻生首相を詰問

朝日 「政治の刷新を求める民意」

 世論調査の結果は麻生首相に対する国民の不信感の広がりを示している。
やはり総選挙で政治を刷新しない限りこの危機には対応しきれない。
世論はそう感じている。雇用などの急速な悪化が不安と不満を
膨らませているのだろう。
自民党内にも、公然と首相を批判する声が出始めた。こんな状態で
予算案づくりや税制改正などの仕事をこなせるか疑問に思えてくる。
 首相に一つ提案がある。年明けの解散を約束し、
野党に第2次補正予算案への協力を求めることだ。
野党がこぞって反対する定額給付金は撤回せざるを得ないかもしれない。
だが、中小企業の資金繰り支援や雇用のセーフティネット整備など、
野党も賛成できる緊急対策はある。
それを実現させる上で、総選挙で与野党が経済対策を競い合う。
選挙後はその民意に基づいて敗者は勝者の案の実現に協力する。
来年度予算の成立が少し遅れたとしても、政治が対応力を回復することこそ
有権者は望んでいるのではないか。

毎日 「自民システム限界に」(8日小菅洋人政治部長)
   ※9日の社説は別のテーマ

 問題の深刻さは、この首相を生んだ自民党政治が
限界に近づきつつある点にある。
党内には冷戦に勝利し高度成長を果たした後の目標が定まらず、
党の存在意義が薄れたとの指摘もある。
本来ならすぐさま少子高齢化社会の中で、年金、医療、介護と
安心できる社会保障の構築という目標を設定すべきだった。
 それでも、安全保障や大不況などの国家的危機に際しては、
長年の与党経験の知恵で、官僚を巧みに使いこなし、
危機を克服するという自民党の統治能力への期待もあったのではないか。
2代続けて首相に裏切られながらも、
当初、世論は「経済の麻生」を許容したのだ。
ところが首相のリーダーシップの欠如もさることながら、
党にも官邸にも霞ヶ関にも「選挙の顔」でなくなった首相を支える
体制も気迫も欠ける。
 自民党は来秋の任期満了まで選挙回避にベクトルを向けるだろう。
「麻生降ろし」がはじまり、一方で、選挙前に新党を作り再編を目指す動きが
起きるかもしれない。
このままでは永田町のゲームに翻弄され、
政治はスピードを要求される経済危機にとても集中できない。
この状況をリセットし、選挙で政権に民意を注入するしかない。

読売 「麻生自民党は立ち直れるか」

 支持率急落の原因は、この1か月間の「麻生政治」にある。
第一は、追加景気対策を盛り込む第2次補正予算案の延長国会への提出を
見送ったこと。
第二は、定額給付金の所得制限をめぐる首相発言の揺らぎ。
第三は、首相の失言や漢字の誤読だ。
内閣を支持しない理由では、「首相に指導力がない」という回答が急増した。
首相はこうした国民の批判を深刻に受け止めなければならない。
 自民党にとっても、ただならぬ結果が出ている。
政党支持率が、民主党に逆転された。
次の衆議院比例代表選でも、民主党が自民党を大きく引き離した。
いずれも、自民離れした層が民主党にシフトしているようだ。
自民党の猛省を促す数字と見ることもできるだろう。
 「選挙の顔」として期待していた「麻生人気」が低下した。
首相や党執行部を批判したり、選挙対策に走って歳出圧力を
強めたりする動きも出ている。
しかし首相を選んだのは、ほかならぬ自民党だ。
金融危機下、当面なすべきは、首相とともに、有効な景気・雇用対策の立案
と遂行に全力をあげることだろう。

中日 「政権失速 大局読めぬ当然の帰結」

 「百年に一度の金融災害」といいながら、政権内から危機感が
全く感じられない。
露見するのは、定額給付金や道路特定財源の一般財源化などで
首相指示の迷走に伴う混乱ばかり。首相の失言はまさに自滅に近い。
機能不全に陥った政権のもと、政治の空白が延々と続く。
そんな失望感が支持率急落に込められているのだろう。
 責任の一端は与党にもある。自民党内では早くも「麻生離れ」が加速。
幹部からは「ポスト麻生」論の言及すらある。
選挙の顔として、二ヵ月余前の総裁選挙で首相を圧勝させたのは
自分たちではなかったのか。選んだ責任はどこへいったのか。無節操すぎる。
 二代続けての政権投げ出しの後の政権が、同じ徹を踏みかねない状況に
追い込まれている。
人材の枯渇含め、政権党たる党の能力に限界が訪れている。
その現実を甘く見るべきでない。
公明党も総選挙に向けて定額給付金に固執するが、
国民に不評であることを直視すべきだ。
 政権失速の中、衆院三分の二勢力を背景に居座りを決め込むまねは
避けるべきだろう。有権者へのさらなる裏切りになるからだ。
民主党は雇用対策に絞った二次補正を年内に提出するよう求めている。
年末に向けて募る雇用不安や失業対策に与野党が協力した上で、
速やかに信を問う。それが首相の取るべき道ではないか。

日経 「麻生首相は世論の批判にどう応えるか」

 麻生政権の失速は、首相の資質を疑わせるような問題発言が
相次いだこともあるが、最大の要因は「政局より政策」「景気最優先」と
言いながら、
今国会に景気対策を具体化する第二次補正予算の提出を見送ったことだろう。
首相が補正予算の見送りを決めた以降、
派遣や期間社員の契約打ち切りが相次ぎ、
雇用情勢の悪化が急速に進んでいることが明らかになった。
対策が後手に回った面は否めない。
 与党内では「麻生おろし」の目立った動きは出ていない。
後継者が見当たらないことに加え、与党内の政権たらい回しは
すでに限界にきている事情があるからだ。
この低支持率では解散に打って出ることもできず、八方ふさがりに陥っている。
  前回世論調査では、金融危機の広がりで衆院解散の時期は
「来年張る以降」「九月の任期満了」がよいとする意見が多かったが、
今回の調査では「できるだけ早く」「来年通常国会冒頭」と答える声が多かった。
「景気対策を先送りするなら、早く解散して政治は出直せ」
という声に首相はどう応えるのだろうか。

産経 9日の社説ではこの問題に触れていない。

  

各紙社説は「国民に信を問え」で一致

調査の質問が二大政党制を前提にしているのは問題

 各紙の社説は、麻生首相の政権運営に問題があったから支持率が
下がったと断じていた。
その上で、自民党が今日の情勢に対応できない「制度疲労」に
陥っていることも指摘していた。
そして早い時期の総選挙を提起していたが、
「国民に自民か民主かを判断してもらえ」という論調で、
世論調査の質問項目も二大政党制に誘導するような設問になっていたのは
問題である。
 もっと「どのような政治を望むか」が浮かび上がるような調査が
必要ではないだろうか。

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「メディアの憲法報道を問う」③

2008年12月10日 10時04分37秒 | Weblog
「メディアの憲法報道を問う」
(飯室勝彦中京大学教授)の3回目です。

憲法の文民統制に違反した行為

じつは、今回の報道では僕自身もちょっと物足りなさを感じます。
新聞もテレビもあの報道の初動はよかったと思います。
立ち上がりは鋭かったと思います。
きっかけは、アパグループが問題になることには気づかないで
ニュースリリースを自慢げに防衛省の記者クラブに持ってきた
というところにあるんですね。
防衛省にいた記者たちはそれを見て、
これは問題だと言って動き出して当日のあの記事になった。
その初動を僕は、非常に立ち上がりは良かったと思って、
さすがだなぁと思ってます。
ただ、ちょっとまだ踏み込みが浅いんじゃないかと言ったのは、
先ほど私が申し上げた「政府見解と異なることを書いた」
ということに眼を奪われすぎて、
その言葉が盛んにニュースのなかに出てくるんですが、
それは文民統制に反しているんだという集約の仕方が非常に弱かったんです。

文民統制という言葉が頻繁に出てきたのは
参議院の外交防衛委員会が田母神さんを参考人に呼ぶということが
決まった日からです。
「今日、田母神さんが国会に出てくる」という記事あたりから、
文民統制という見地の記事になっています。
田母神さんを呼ばなくたって、あの論文を書いたこと自体が
文民統制の問題だ、という鋭さは未だなかった。
参考人喚問が終わったら途端に報道が止まっちゃいました。
今朝はもう田母神問題なんてほとんど新聞記事に載っていません。
でもやることは未だいっぱいあったと思うんですね。
田母神さんというヘンな人が突然現れたのか、
という見地の検証が必要だろうと思うんです。
つまり、自衛隊員の中にも自民党の国会議員のなかにも、
あの幕僚長を擁護する声があるというのは、
田母神さんがあの論文を書いても大丈夫だと
思う雰囲気があるんだろうということなんです。

もっと遡って考えましょう。
小泉内閣は中谷元という元職業軍人を防衛庁長官にしたんです。
防衛大学校を卒業して職業軍人として防衛庁の高級幹部にいた人が
たまたま今国会議員だからといって防衛庁長官にしたんです。
それからあのヒゲの隊長、イラクに行って水を配って
有名になった佐藤さんと云う人は、
国民に人気がありそうだというので自民党が国会議員にしたんですね。
その人は現に今度の騒動のなかで田母神さんを擁護しています。

                    つづく


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年末のサッカー・ゲーム  文科系

2008年12月10日 07時58分56秒 | スポーツ
年末年始はサッカーのゲームが多いので、お知らせします。見る人が多くなるとテレビ放映も増えますから、それを期待させていただいて。

まず本日、J1とJ2の入れ替え戦があります。磐田と仙台がホームアンドアウェーで戦います。本日と13日に。Jリーグ史上最良のチームと言われた世紀換わりの頃の磐田が、ここまで落ちてきた。ここは、磐田のエース・前田に僕としては期待したい。史上最強の磐田を受け継いでいる数少ない選手で、好きなんです。
そういえば、ベルディも2部ですね。Jリーグ発足当時の雄でした。
本日のこのゲームは、NHK衛星放送第1で、深夜0時からやります。

明日から21日までは、世界サッカー協会主催のクラブ・ワールドカップが日本で開催されます。ヨーロッパ、南米、北中米カリブ海、アフリカ、アジア、オセアニアなどそれぞれの今年度クラブ・チャンピオンが闘います。先日アジアチャンピオンになったばかりのガンバ大阪がアジアの代表。普通のワールドカップと違うのは、この点。通常闘っているクラブの形のままで出場しますから、外国人も入っているのです。国代表の個人が集まったチームではないということですね。
ガンバは相当やってくれると期待してます。1回勝てば確か、ヨーロッパチャンピオンクラブ、マンチェスターユナイテッド(イギリス)と闘うことになります。これが非常に楽しみ。

20日には元日の天皇杯決勝戦に向けての、準々決勝。グランパスが残っていて、アジアチャンピオンのガンバと当たります。その他の楽しみは、J2チームが二つ残っていること。広島はベルディと川崎(リーグ戦2位)を破って出てきました。鳥栖は大分(リーグ戦4位)と神戸を破って出てきました。
準決勝に残るチームを僕はこう見ています。清水、鳥栖、広島、そして期待値を込めて名古屋と。ガンバは、マンチェスター戦でクタクタになっていることでしょう。
来年のアジアチャンピオン決定戦に名古屋が初出場しますが、勝って12月のこの世界大会に出てこないかなー。
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「平和のともしびウォーク」のご報告とお礼      まもる

2008年12月09日 23時56分50秒 | 国内政治・経済・社会問題
 先日からお知らせし、参加をお願いしていました「第三回平和のともしびウォーク」が昨日無事開催出来ました。
 瑞穂区九条の会は区役所近くの公園から、昭和区九条の会は御器所から環状線を千種駅前の公園まで行進しました。そこで、東山動物園前から行進をしてきた千種・名東区九条の会と合流しフィナーレの集会を開きました。
 
 前日の雨も上がり、比較的暖かな冬の夜で、450人ほどの参加者は平和の歌声やシュピレヒコールで市民に訴えました。
 昭和・瑞穂区のコースでは、平和を訴える畳一畳分の行灯みこしが人目を引きました。そして、戦争体験のある老人や子供連れの家族、車椅子で参加した障害者の方々も元気に行進していただきました。
 千種駅前の公園では大きな丸い池の周りに並べた数百のともし火が美しく映えて
この日の太平洋戦争開戦による犠牲者の魂の様に池面に揺れていました。
 美しいコーラスゃ元市長の本山氏のメッセージも披露され集会に花を添えました。
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米新聞社閉鎖。メディア、情報交流の激変   文科系

2008年12月09日 20時31分00秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
夕刊を見たら、米メディア大手トリビューン社の破産申請が目に飛び込んできた。ロスアンゼルス・タイムズやシカゴ・トリビューンなど新聞社8社計800万部やテレビ局、大リーグ、シカゴ・カブスなどを持つ巨大メディアの一つだそうだ。ネット普及、広告収入減収などが原因らしい。

これに関連して、携帯を持たない僕でもメディア界の激変を肌身に感じていることは多い。
まず、同人誌活動のことだ。年1回の雑誌発行が300部ほど。全部読む人は会員15人に毛の生えた程度だろう。月1回20ページほどのワープロ小冊子も、ほぼ欠かさず200号を超えるという非常に珍しい歴史を持っているが、これは会員分しか作らない。こういう活動でも、亡くなった方も含めて先輩たちが注いできた歴史的努力は大変なものだ。
対して、例えばこのブログ。ある1日1回のぞいた人の数を7日間足した週延べ人数が約1000人で、週合計3500回ほど訪問する。これは、一定の人気さえ確保すれば読者が勝手に書いてくれ、読んでくれるから、同人誌活動から見れば使うエネルギーが遙かに少なくてすむ。文章生産量にも膨大な差がある。「世に倦む日々」という政経ブログは、設立4年で1300万人のアクセスを誇っている。テレビ番組はビデオにする場合を除けば一過性だが、ブログはいつでも取り出せるのだ。活字に比べてほとんどお金もいらないと来ている。

一方は膨大なエネルギーが要る極小メディア集団、他方は読者が勝手に作ってくれる途方もない大メディア集団。いくら前者が熱心に読んだとしても、後者の分母1000人の中で熱心に読む人、読める人の人数の方が遙かに多いだろう。こういうことが分かっていて、非能率の方、同人誌にも参加している僕は、もう意地でやっているようなものである。顔を見知った仲間との親しみを切れないということが最も大きいのだが。

残しておきたい専門書など以外の活字の世界は、廃れて行くに違いない。新聞はもちろん、雑誌もいらなくなるのではないか。なにかのオタクでさえがネットだけで済むように、とっくになっているのだろう。テレビのように決まった時間でなくても、暇なときにいつでもアクセスできるのだし。
僕のように活字に慣れて、かつ本を買う金もある古い人間と学者や専門家だけが本を読み、それ以外はテレビも要らぬとなっていくのではないか。だれかがここでも、「テレビは年寄りが見るもの」と言っていたなー。若者はたしかに、短時間の暇つぶしの時だけ、テレビを見る。それも短時間に、テレビのあちこちをサーフするだけ。もう本当に、一般向けには携帯を含むネットしかなくなるのではないか。

これが人間精神や社会に何をもたらすか。それが人間社会の近い未来を決めると思う。
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「メディアの憲法報道を問う」  ②

2008年12月09日 17時39分59秒 | Weblog
東海放送人九条の会 2周年記念講演。
「メディアの憲法報道を問う」
(飯室勝彦中京大学教授)の続きです。



田母神論文の背景に眼を


報道で一般的に言われていることは、
あの論文は「政府見解と異なることを書いた」ということですが、
もっと判りやすく言えばあの侵略戦争を美化し、正当化して、
ねじ曲げた歴史の事実の上に日本の立場を組み立てている論文です。
ですから、表面的には「政府見解と異なることを自衛隊のトップが
言っている」ということです。
これ自体も問題です。
政府にきちんと従って、政府の統制に従わなければならない人間が、
統制に従わなかったんですからそれ自体問題ですけれども、

しかし背景にはもっと重大な問題があるのではないか。
第一にあのような人物をトップにした政治の責任という問題があります。
任命したのは安倍内閣です。
あの人は隊内の雑誌などにあのようなことを書いてきていますし、
発言もしているんですね。
それを承知のうえで政府はトップにした。
彼があの論文を発表出来たというのは、発表出来る雰囲気が
自衛隊内にあったんじゃないでしょうか。
これ発表したら「俺えらい目に遭うなぁ」ということを意識してたら、
あんな論文を発表しないと思います。
だから発表出来ると少なくとも彼が受け止める雰囲気があったんではないか。

三番目は自衛隊の航空幕僚幹部の教育部長とか教育課長という人が
論文の募集に応募するよう隊員に働き掛けたという事実ですね。
それに応じた人も、或いは自分で独自に出した人もいるんでしょうが、
とにかく百人近い人が論文の募集に応募した。
これは自衛隊の人事教育部が、隊員の教養を高めるためだ、
教養教育のためだと言っているんですが、
もっと別のテーマの論文募集だったら、
それに応募するように勧めたでしょうか。そこは僕は疑問だと思っています。
更に言えばそれに応じて百人もの人が応募する雰囲気があった。
もっと問題なのは新聞の伝えるところによると、
田母神さんの行動を擁護する声が自衛隊員のなかにも、
自民党の国会議員にもあるということですね。
自民党の外交国防部会では田母神さん擁護の声がしきりで、
辞めさせたことに対する怒りがたくさん出たというくらいですから。

自衛隊の中に政府の見解や方針に不満を抱くグループが
存在してきているのかなぁ――そういう「ゾッ」という感じなんですね。
だとしたらこれはもう、単なる田母神さんの暴走では済まない問題なんだろうと、
政府のコントロールがまったく効いていないおそれがある
ということを考えましてゾッとしたんです。

ですから結論を言ってしまうと、
あれは田母神さんという特異なキャラクターの人が暴走したということで
片づけるんではなくて、
文民統制という憲法原理が揺らいでいるという捉え方をしないと
正しくないのではないか、というのが僕の見方です。

                     つづく



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ピョンヤンのテレビの声に思い出づ戦争中の大本営発表   まもる

2008年12月09日 14時43分13秒 | 歴史・戦争責任・戦争体験など
★八王寺だよりというブログがあります。とても素敵なブログです。タイトルの短歌に惹かれて読んだ文章は成程と思いました。紹介します。

 12月8日は開戦記念日でした。・・・戦争はどんなにひどいものであるかを知ってほしいと思っています。(の書き出しで)
 たとえば音楽の授業では、先生がぜんまい仕掛けの蓄音機でレコードを聴かせます。音楽ではありません。アメリカの飛行機の爆音です。B17爆撃機やグラマン戦闘機の爆音などを聞かせてから、今度は順序を入れ替えて爆音を聞かせ、その飛行機の名前を当てさせるのです。しかし実際にアメリカの飛行機が飛んできて、機銃掃射で撃たれたり、爆弾を落とすようになったら、飛行機の名前が分かっても何の助けにもなりませんでした。                        修身の時間になると、先生が「お前は何になるつもりだ」と一人一人に聞きます。ほとんどの生徒が「陸軍大将になります」とか「海軍」「戦闘機に乗ります」などと答えます。今の子供たちのように「野球選手」「サッカー選手」などと答えることはできません。さらには「アメリカ軍が上陸してきたらどうする?」と聞きます。生徒たちは「竹槍でアメリカ兵を殺し、自分が危なくなったら腹を刺して自決します」と答えると先生は満足そうでした。

 ラジオのニュースは、日本軍が各地で勝利したというニュースばかりでした。それを勇ましい口調で放送するのです。戦争が終わって、ニュースは嘘だったことを知らされたのです。今、私たちは北朝鮮のピョンヤンテレビが勇ましい口調でニュースを放送するのを見て、笑っていますが、62年前まで日本のラジオもあれと同じことをやっていたのです。笑っていられない怖さを感じます。


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