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Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

オペラ座の怪人

2005-05-21 15:18:35 | 読書
映画・ミュージカルの,ガストン・ルルの原作を長島良三訳,角川文庫(1999).ヨーロッパの固有名詞がタイトルに入っていて,学生時代から気になっていた小説は「ノートルダムのせむし男」「法王庁の抜け穴」と,これだったが,やっと一角を崩すことが出来た.百年近く前の小説だけあって,筋の運びがゆったりのんびりしている.地底の迷路など,いくつになっても面白い.ミュージカルはだいぶ筋を変えてあるようだ.訳もいいのだろうが,地の文がどことなくユーモラス.
ルルの「黄色い部屋」もむかしむかし,ポーやドイルやカーやクイーンを読んだころに,あまりおもしろくないと思ったが,これを読んだ後再読してみようかという気になった.
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