木村嘉孝 責任編集「高エネルギー加速器」 (実験物理科学シリーズ 7) 共立出版 (2008/7)
出版社による紹介より
現在,粒子加速器自体は,基礎科学分野では,特に高エネルギー粒子の衝突実験等において,物質の根源や宇宙誕生時の物質の起源にせまる謎を解明する原子核・素粒子研究のため大規模な実験装置に発展する一方,その応用では,生命科学,物質科学,薬品開発,がん治療,医学診断などに幅広く利用展開している。このように加速器は,装置と利用の両面で実に多彩な展開を示しており,その内容も多岐に渡る。そこで本書では,テーマを近年最も進展著しい高エネルギー加速器に絞ることとし,その原理と応用について重要と思われるものを選び,第一線で活躍する研究者により執筆するものである。これから加速器科学を志す大学院生,若手研究者から現役の研究者・技術者のためのガイドブックとして役立つ内容をまとめた。
415ページ.9000円.最後の20ページを書かせていただいた.執筆者は全部で19人.責任編集はかってのボス.偉い先生は名ばかりで何もなさらないことも良くあるが,この本は違います.自分の担当部分にはたくさんの行き届いたコメントをいただいきました.
残念ながら上に引用したCMの「第一線で活躍する研究者」は自分には当てはまらない.じつは最初におはなしがあったのが10年前だったのだが,出版社がもたもたしているうちに定年してしまった.でも担当部分は最初の原稿は没にして書き改めたもの.
出版社による紹介より
現在,粒子加速器自体は,基礎科学分野では,特に高エネルギー粒子の衝突実験等において,物質の根源や宇宙誕生時の物質の起源にせまる謎を解明する原子核・素粒子研究のため大規模な実験装置に発展する一方,その応用では,生命科学,物質科学,薬品開発,がん治療,医学診断などに幅広く利用展開している。このように加速器は,装置と利用の両面で実に多彩な展開を示しており,その内容も多岐に渡る。そこで本書では,テーマを近年最も進展著しい高エネルギー加速器に絞ることとし,その原理と応用について重要と思われるものを選び,第一線で活躍する研究者により執筆するものである。これから加速器科学を志す大学院生,若手研究者から現役の研究者・技術者のためのガイドブックとして役立つ内容をまとめた。
415ページ.9000円.最後の20ページを書かせていただいた.執筆者は全部で19人.責任編集はかってのボス.偉い先生は名ばかりで何もなさらないことも良くあるが,この本は違います.自分の担当部分にはたくさんの行き届いたコメントをいただいきました.
残念ながら上に引用したCMの「第一線で活躍する研究者」は自分には当てはまらない.じつは最初におはなしがあったのが10年前だったのだが,出版社がもたもたしているうちに定年してしまった.でも担当部分は最初の原稿は没にして書き改めたもの.