Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

装丁山昧

2012-05-16 08:27:16 | 読書
小泉弘著 山と渓谷社 (2012/04)

...あらゆるスポーツのなかで登山愛好家ほど,よく本を読み,書き,収集する人たちはいないだろう...
この本には帯がなく,かわりにカバー (著者はジャケットと言っている) に 10 行ほどの文章が載っている.これはその一部.

原本のタイトルには山の字に「ヽ」がふってある.

著者が装丁を手がけた本のうち山に関するものを選んで文章を添えたもの.
同じ装丁の本でも,和田誠のものに比べると,真面目な感じ.
まとめてカラー写真ページがあって,その後モノクロの文章ページがある,というのが繰り返される構成だが,デザインがうまくできていてとても見やすく読みやすい.

装丁には関心がある.「本格的」山登りからは逃げて来たので,小泉さんが手がけるような本格的山岳書は,書店で手に取ることはあっても,読み入ることはなかった.
図書館にあったら借りてみよう.
コメント
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