Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

「わたしは銭湯ペンキ絵師」

2021-08-05 08:19:40 | お絵かき
田中みずき,秀明大学出版会 (2021/5).図書館で借用.

Amazon の紹介文*****
現在、日本で3人しかいない銭湯ペンキ絵師。その中で唯一の若手として活躍している著者は、どのような思いからこの道を進むことを選んだのだろうか。銭湯ペンキ絵師という職業の魅力、伝統を背負うことの重圧、印象に残っている作品などについて語り尽くす。*****

著者は 1983 生まれ.美大予備校に通ったりしたが,大学では美術史を専攻.卒論「銭湯におけるペンキ絵再考 - 20 世紀「富士」画題の定型化について」が契機となって銭湯ペンキ絵師に弟子入り.出版編集などの経験を経て,夫の「便利屋こまむら」に属して銭湯のペンキ絵を描いている.1型糖尿病.
「女性」職人の妊娠出産について,の章が読み応えがあった.
漫画の挿画が楽しい.

「銭湯ペンキ絵はアートか否か」にも1章が割り当てられている.アート云々は別としてまだ著者の絵には成長の余地がありそう...なんちゃって.
カラムとして銭湯ペンキ絵の紹介が 11 枚あるが,どうせならカラーの大きな写真で見たかった.著者のブログを見ても,写真の撮り方はお上手ではないようだ.

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