路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

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【フジテレビ会見】:金光修FMH社長「記者の取材は避けない。ライブドア事件の時に日枝相談役から教わった」

2025-01-28 03:01:30 | 【新聞社・報道・テレビ・ラジオ・公共放送NHKの功罪・マスコミ・雑誌】

【フジテレビ会見】:金光修FMH社長「記者の取材は避けない。ライブドア事件の時に日枝相談役から教わった」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【フジテレビ会見】:金光修FMH社長「記者の取材は避けない。ライブドア事件の時に日枝相談役から教わった」  

 フジテレビが27日、都内の同局で中居正広氏(52)の女性トラブルで社員が関与したなどと報じられた件について、2回目の会見を開いた。

 臨時取締役会議の後、フジ・メディア・ホールディングス(FMH)及びフジテレビ嘉納修治代表取締役会長(74)、フジテレビ港浩一代表取締役社長(72)、フジテレビ遠藤龍之介取締役副会長(68)、フジ・メディア・ホールディングス金光修代表取締役社長(70)の4人が会見に出席した。嘉納会長、港社長が辞任。港社長の後任には、FMHの清水賢治専務(63)が28日付で就任する。

【イラスト】フジサンケイグループ組織図(敬称略)

 港社長は「今日で辞任するからと、全く無関係とは思わない。真相解明、再発防止に協力する」と話した。

 今回の騒動について、嘉納会長は「社員の皆さま、一緒に働いている皆さまにご迷惑かけて申し訳ない気持ちでいっぱいです。フジテレビは、なんとか明るく、活気のある会社に戻ってほしい」と話した。

 フジサンケイグループ代表で最高権力者の日枝久取締役相談役(87)について、遠藤副会長は「この事件で、我々も突撃取材を受けることが増えていますが、日枝相談役に朝は逃げてください、夜は隠れてくださいと言うようなことはない」。

記者会見に臨むフジ・メディア・ホールディングス金光修社長=28日午前0時6分(撮影・江口和貴)

 金光FMH社長は「私は朝の寒い時に記者が来るのを避けることはしない。それはかつて、ライブドア事件の時に日枝から教わったこと。過去のトラブルについて、日枝の知見、経験からアドバイスをいただいた。人事などについては、相談することはあるが、こちらで決めている。恐怖を感じることはない」と話した。

 遠藤副会長は「私は24歳の時に会社に入って、26歳で日枝編成局長の下になった。もう40数年の付き合いになります。素晴らしく知的だなと思うこともあるけど、もうサラリーマン生活も、そんなに長くない。今更どうのこうのということはない」。

 港社長は「折に触れてアドバイスをいただいている」。嘉納会長は「自分の心の持ちようだと思っている。論破力をお持ちだから、しっかりと考え、自分を持って接することが大切だと思う」と話した。

 ■【フジテレビ】港浩一社長が辞任、清水賢治氏が新社長に就任/“やり直し”会見まとめ>>

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【フジテレビ会見】:異例の長丁場会見、金光修社長わびる「こんなに長くなることには反省しなくてはいけない」

2025-01-28 03:01:20 | 【新聞社・報道・テレビ・ラジオ・公共放送NHKの功罪・マスコミ・雑誌】

【フジテレビ会見】:異例の長丁場会見、金光修社長わびる「こんなに長くなることには反省しなくてはいけない」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【フジテレビ会見】:異例の長丁場会見、金光修社長わびる「こんなに長くなることには反省しなくてはいけない」 

 フジテレビは27日午後4時から28日未明にかけて、都内の同局で中居正広氏(52)の女性トラブルに社員が関与したなどと報じられた件について2度目の会見を開催した。今回の会見は成功か、失敗だったと思うかという質問に港浩一社長(72)らが回答した。

記者会見に臨むフジ・メディア・ホールディングス金光修社長=28日午前0時6分(撮影・江口和貴)

 メディアを限定して行った17日の会見では「調査委員会にゆだねる」といったフレーズを連発したことにも批判が殺到。港氏が社員向けの説明会で17日の会見は「失敗だった」と語ったことが明かされている。今回の会見でも、プライバシー保護の観点などからはっきりしない回答が相次いだ。

 登壇者らは、成功か失敗かのジャッジをするのは「みなさん」だとした上で、回答した。遠藤龍之介取締役副会長(69)は「たくさんのご質問をいただきました。うそ偽り無く回答した」とし、嘉納修治元会長(74)は「誠意を持って説明してきたつもり。ご判断は皆さんにお願いしたい」と述べた。金光修取締役社長(70)は「できるかぎりの説明はしたが、こんなに長くなることには反省しなくてはいけない」と回答。日にちをまたいで異例の長丁場となったことをわびた。

 重ねて、社員を思った時に、胸を張れる内容の会見となったのか? とも問われた。港氏が「答えられる範囲で精いっぱいの説明責任を果たしたつもり」とすると、遠藤氏らも「同様」と口をそろえた。金光氏は「後から考えればこうしておけば良かったとかあるかもしれないけど、精いっぱいやったつもり」と念を押した。  

 ■【フジテレビ】港浩一社長が辞任、清水賢治氏が新社長に就任/“やり直し”会見まとめ>>

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【フジテレビ会見】:清水賢治新社長「日枝相談役はお正月に会う親戚のおじさんみたいな存在」

2025-01-28 03:01:10 | 【新聞社・報道・テレビ・ラジオ・公共放送NHKの功罪・マスコミ・雑誌】

【フジテレビ会見】:清水賢治新社長「日枝相談役はお正月に会う親戚のおじさんみたいな存在」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【フジテレビ会見】:清水賢治新社長「日枝相談役はお正月に会う親戚のおじさんみたいな存在」 

 フジテレビが27日、都内の同局で中居正広氏(52)の女性トラブルで社員が関与したなどと報じられた件について、2回目の会見を開いた。

 臨時取締役会議の後、フジ・メディア・ホールディングス(FMH)及びフジテレビ嘉納修治代表取締役会長(74)、フジテレビ港浩一代表取締役社長(72)、フジテレビ遠藤龍之介取締役副会長(68)、フジ・メディア・ホールディングス金光修代表取締役社長(70)の4人が会見に出席した。加納会長、港社長が辞任。港社長の後任には、FMHの清水賢治専務(63)が28日付で就任する。

記者会見に臨むフジテレビ清水賢治新社長(撮影・江口和貴)

 日枝久取締役相談役(87)について、清水賢治新社長は「日枝取締役談役はどんな存在か。私は83年入社で、日枝相談役が現場にいた時から知っている。正月とかに会う親戚のおじさんみたいな存在。普段は会わないけど、そういう時に会って話す。責任問題については、代表取締役会長、代表取締役社長が辞任して、私が社長に就任する。そしてこれから第三者委員会の結果が出てきて、全役員を含めてこれからの体制を考える次第でございます」と話した。

 ■【フジテレビ】港浩一社長が辞任、清水賢治氏が新社長に就任/“やり直し”会見まとめ>>

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【フジテレビ会見】:8時間半超え、「失敗か成功は、皆さんが考えること。嘘偽りなく答えた」遠藤副会長

2025-01-28 03:00:50 | 【新聞社・報道・テレビ・ラジオ・公共放送NHKの功罪・マスコミ・雑誌】

【フジテレビ会見】:8時間半超え、「失敗か成功は、皆さんが考えること。嘘偽りなく答えた」遠藤副会長

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【フジテレビ会見】:8時間半超え、「失敗か成功は、皆さんが考えること。嘘偽りなく答えた」遠藤副会長 

 フジテレビが27日、都内の同局で、中居正広氏(52)の女性トラブルで社員が関与したなどと報じられた件について、2回目の会見を開いた。

 臨時取締役会議の後、フジ・メディア・ホールディングス(FMH)及びフジテレビ嘉納修治代表取締役会長(74)、フジテレビ港浩一代表取締役社長(72)、フジテレビ遠藤龍之介取締役副会長(68)、フジ・メディア・ホールディングス金光修代表取締役社長(70)の4人が会見に出席した。加納会長、港社長が辞任。港社長の後任には、FMHの清水賢治専務(63)が28日付で就任する。

フジテレビ記者会見に臨む港浩一社長=28日午前0時6分(撮影・江口和貴)

 23年6月のトラブル後、少人数で対応することを決めた時に、関与したと報道された社員A氏は入っていなかった。その後、同8月に港社長に事案が報告された。24年1月に、中居氏がレギュラーの「まつもtoなかい」の出演者だった松本人志が活動休止。2月に「だれかtoなかい」に衣替えして、二宮和也が中居氏の共演者に指名された。

 中居氏の番組の打ち切りを勘案しながら、人気者の二宮を起用したことは、番組を延命して視聴率をとりたかったかについて、港社長は「そうではありません」と否定した。

 労働災害かについて、遠藤副会長は「トラブルの内容がつまびらかにならないと分からない。我々に安全義務違反があったかについては、明らかになることだと思う」と話した。

 日枝久取締役相談役(87)が1988年(昭63)に社長に就任以来、長く最高権力者として君臨していることについて、嘉納会長は「いろいろな知見経験を持っている。力を借りるのは当然」。長く役員にとどまっていることについては「それは本人が考えることだと思う」と話した。

 8時間半を超える会見になったことに、遠藤会長は「失敗か成功は、皆さんが考えること。うそ偽りなく答えております」。港社長は「うそ偽りなく答えてきた」。嘉納会長は「私は誠意を持ってご説明をしてきたつもり。ご判断は皆さんにお願いしたい」と話した。

 金光FMH社長は「できるうる限り説明してきた。多田、これほど長くなったのは」。清水次期社長は「できうる限り答えてきた」と話した。

 ■【フジテレビ】港浩一社長が辞任、清水賢治氏が新社長に就任/“やり直し”会見まとめ>>

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【フジテレビ会見】:「誰にも知らず復帰したい」女性の意志優先と港社長が説明 コンプラ担当者に相談せず

2025-01-28 03:00:30 | 【新聞社・報道・テレビ・ラジオ・公共放送NHKの功罪・マスコミ・雑誌】

【フジテレビ会見】:「誰にも知らず復帰したい」女性の意志優先と港社長が説明 コンプラ担当者に相談せず

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【フジテレビ会見】:「誰にも知らず復帰したい」女性の意志優先と港社長が説明 コンプラ担当者に相談せず

 フジテレビが27日、都内の同局で中居正広氏(52)の女性トラブルで社員が関与したなどと報じられた件について、2回目の会見を開いた。

 臨時取締役会議の後、フジ・メディア・ホールディングス(FMH)及びフジテレビ嘉納修治代表取締役会長(74)、フジテレビ港浩一代表取締役社長(72)、フジテレビ遠藤龍之介取締役副会長(68)、フジ・メディア・ホールディングス金光修代表取締役社長(70)の4人が会見に出席した。加納会長、港社長が辞任。港社長の後任には、FMHの清水賢治専務(63)が28日付で就任する。

フジテレビ記者会見に臨む港浩一社長=28日午前0時6分(撮影・江口和貴)

 中居氏がレギュラー出演していた「だれかtoなかい」の打ち切りを、事案を知った23年8月から1年半引っ張ったことについて、港社長は「治療に当たっている医師を通じての情報もあった。弱っている時に、打ち切ると刺激になり得ると思った。担当してフォローしている社員の医師の判断」。

 打ち切られたら女性が「自分のせい」とショックを受ける可能性については「そういうこともあると思う。番組が影響を与えないようにと常に考えてやって来た」と話した。「基本の方針としては女性のケア、公にならずに復帰したいという希望をかなえてあげたいというのを第一優先でやってきた。ただ、他のやり方もあったかなと思う。終わらせる判断はすごく難しかった」と話した。

 日枝久代表取締役(87)がトラブルを把握した時期について、嘉納会長は「週刊誌で知ったと思う。特に報告していない」。17日の放送記者クラブだけでテレビカメラを入れなかった会見について、港社長は「見ていたのと思う」と配信で把握していたことを明かした。日枝相談役の反応については、全員が「聞いておりません」と話した。

 この日の会見は、午後4時からのドラマ、バラエティーなどを飛ばして、深夜0時過ぎまで8時間以上フジテレビで放送され続けた。上野広報局長は「編成局長判断です」と説明した。

 コンプライアンス(法令順守)担当者に相談しなかったことについて、港社長は「誰にも知らずに復帰したい、という被害女性の希望を優先した。去年夏に仕事を離れる際に元気になっていたので、番組を終わらせる決断をした。番組を終わらせるとは話していません。復帰することを最優先にしてきたが、我々の対応が人権意識的にどうだったかなと思う」と説明した。

 ■【フジテレビ】港浩一社長が辞任、清水賢治氏が新社長に就任/“やり直し”会見まとめ>>

 元稿:日刊スポーツ 主要ニュース 芸能 【話題・フジテレビが27日、都内の同局で中居正広氏(52)の女性トラブルで社員が関与したなどと報じられた件】  2025年01月28日  00:26:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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【フジテレビ会見】:日枝久フジテレビ取締役相談役の責任「相談役はタッチしてない。だから来ていない」嘉納修治会長

2025-01-28 03:00:20 | 【新聞社・報道・テレビ・ラジオ・公共放送NHKの功罪・マスコミ・雑誌】

【フジテレビ会見】:日枝久フジテレビ取締役相談役の責任「相談役はタッチしてない。だから来ていない」嘉納修治会長

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【フジテレビ会見】:日枝久フジテレビ取締役相談役の責任「相談役はタッチしてない。だから来ていない」嘉納修治会長 

 フジテレビが27日、都内の同局で中居正広氏(52)の女性トラブルで社員が関与したなどと報じられた件について、2回目の会見を開いた。

 臨時取締役会議の後、フジ・メディア・ホールディングス(FMH)及びフジテレビ嘉納修治代表取締役会長(74)、フジテレビ港浩一代表取締役社長(72)、フジテレビ遠藤龍之介取締役副会長(68)、フジ・メディア・ホールディングス金光修代表取締役社長(70)の4人が会見に出席した。嘉納会長、港社長が辞任。港社長の後任には、FMHの清水賢治専務(63)が28日付で就任する。

記者会見で厳しい表情のフジテレビ港浩一社長(中央)。右は嘉納修治会長、左は遠藤龍之介副会長(撮影・江口和貴)

 企業風土について、港社長は「80年代は時代も軽やか。企業風土はどのように作られていくのかと考えると、リーダーみたいな人が何人かいた。企業風土は人が作る、時代とは切り離せない」。遠藤副会長は「私は81年に入社。4位局だったので、若手に丸投げしてやらせた」と振り返った。

 4月改編について、遠藤副会長は「今、セールスを行っていて、日々お金が失われることよりも、信頼が失われることが恐ろしい。今、歯を食いしばってやっている」と話した。

 フジサンケイグループ代表である日枝久取締役相談役(87)の説明責任について、嘉納会長は「この会見は基本的には事案に関する件。取締役相談役は全くタッチしていない。だから来ていない。辞任は(港社長と)2人で決めた。だから、来る必要はない」と話した。

 会社ぐるみの事案ではないかという質問に、嘉納会長は「会社ぐるみかは第三者委員会に調べてもらう。私は、そうは思っていない。私が代表取締役で判断した」。金光FMH社長は「会社ぐるみということは、断固ない」と話した。

 中居氏がトラブルの後もスポーツ特番などに出演し続けたことに、港社長は「詳細は把握していないが、セミレギュラー的な番組があった。ストップをかけると女性にショックを与えるといけないので、キャスティングに制限を加えなかった。後で考えれば、知恵を絞ればやりようがあった」と話した。

 清水次期社長の体制について、金光FMH社長は「清水社長は番組を作る編成に長くいた。スカパー!で外部の人と仕事をしているし、経営企画の経験もある。FMHの専務を務め、フジテレビの役員ではなかったので、新社長として今後をになってやってもらう」と話した。

 被害女性が職を離れるタイミングについて、港社長は「私は、お会いしていますから、元気になっていた。それで、中居氏に番組の終了を伝えた。伝えた文言については把握していません」。理由について「伝わっているとは思うんですけど、はっきりしない」と話した。

 被害女性の意思の確認については「タイミングに応じて、何度も行った。女性の意志、希望を最優先にしてやって来た。辞める時にお会いしたけど、週刊誌の報道で『フジテレビの対応が満足ではなかった』というのを見て、そうだったのかと思った。仕事を離れているので、アクションを起こすのは難しい」と話した。

 ■【フジテレビ】港浩一社長が辞任、清水賢治氏が新社長に就任/“やり直し”会見まとめ>>

 元稿:日刊スポーツ 主要ニュース 芸能 【話題・フジテレビが27日、都内の同局で中居正広氏(52)の女性トラブルで社員が関与したなどと報じられた件】  2025年01月28日  00:09:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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【フジテレビ会見】:中居正広氏との接点「あいさつする仲ではあったが、距離感が近かったわけでは」港浩一社長

2025-01-28 03:00:10 | 【新聞社・報道・テレビ・ラジオ・公共放送NHKの功罪・マスコミ・雑誌】

【フジテレビ会見】:中居正広氏との接点「あいさつする仲ではあったが、距離感が近かったわけでは」港浩一社長

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【フジテレビ会見】:中居正広氏との接点「あいさつする仲ではあったが、距離感が近かったわけでは」港浩一社長 

 フジテレビが27日、都内の同局で中居正広氏(52)の女性トラブルで社員が関与したなどと報じられた件について、2回目の会見を開いた。

 臨時取締役会議の後、フジ・メディア・ホールディングス(FMH)及びフジテレビ嘉納修治代表取締役会長(74)、フジテレビ港浩一代表取締役社長(72)、フジテレビ遠藤龍之介取締役副会長(68)、フジ・メディア・ホールディングス金光修代表取締役社長(70)の4人が会見に出席した。嘉納会長、港社長が辞任。港社長の後任には、FMHの清水賢治専務(63)が28日付で就任する。

記者会見で報道陣からの質疑応答に臨むフジテレビ港浩一社長(撮影・江口和貴)

 トラブルについて中居氏への聞き取りは、昨年12月に報じられるまでヒアリングという形では行われなかった。昨年暮れのヒアリングでは、フジテレビ側のコンプライアンス担当2人が、中居氏1人に対して行った。

 中居氏から「守秘義務があるから開示できない」などと回答があったこと、それ以外の回答内容については、港社長は「それは第三者委員会のマター。回数についても複数回としか言えない」と話した。そして「基本的な情報なので、お時間をください」と調査を約束した。

 中居氏との接点について、港社長は「あいさつする仲ではあったが、番組を一緒にやったことはない。私自身がキャスティングしたことはない」。中居氏の才能については「ちょっと簡単には言えない。たくさんいる優秀な司会者、グループの1人」と話した。

 中居氏が番組で知り合った女性を誘ったことなどについて、港社長は「一緒に番組をやったことがないので、そこまで分かりません。大型の特別番組をやることあって、私が立場上あいさつに行くことはあったが、距離感として近いわけでないので話が入ってこなかった」と話した。

 中居氏の引退について、遠藤副会長は「中居さんご自身の判断。それについてとやかく言うことはない。ただ、今後の調査には協力してほしい」と話した。

 被害女性への対応については、港社長は「もっと幅を広げてやりようがあったと思う」と話した。 

 ■【フジテレビ】港浩一社長が辞任、清水賢治氏が新社長に就任/“やり直し”会見まとめ>>

 元稿:日刊スポーツ 主要ニュース 芸能 【話題・フジテレビが27日、都内の同局で中居正広氏(52)の女性トラブルで社員が関与したなどと報じられた件】  2025年01月28日  00:09:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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【フジテレビ会見】:異例の日付またぎ 午前0時越えても終了せず8時間超えの超ロング会見

2025-01-28 03:00:00 | 【新聞社・報道・テレビ・ラジオ・公共放送NHKの功罪・マスコミ・雑誌】

【フジテレビ会見】:異例の日付またぎ 午前0時越えても終了せず8時間超えの超ロング会見

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【フジテレビ会見】:異例の日付またぎ 午前0時越えても終了せず8時間超えの超ロング会見 

 フジテレビは27日、午後4時から都内の同局で中居正広氏(52)の女性トラブルに社員が関与したなどと報じられた件について2度目の会見を開催し、開始から8時間を超えても終了せず、日付を越える異例の長丁場となった。

フジテレビの記者会見開始から約6時間経過する前、休憩となる(撮影・江口和貴)

フジテレビの記者会見開始から7時間半が経過。空席が目立つようになる(撮影・江口和貴)

 この日の会見には、27日に退任を発表したフジ・メディア・ホールディングス、株式会社フジテレビジョン代表取締役会長の嘉納修治氏(74)港浩一氏(72)のほか、遠藤龍之介同局取締役副会長(69)や金光修同HD代表取締役社長(70)、今日28日付でフジテレビの社長に就任するフジ・メディア・ホールディングス専務取締役の清水賢治氏(64)が出席した。

 会見では、港氏と嘉納氏が退任を自らの口で説明。引退した中居氏の女性トラブルに対する対処、17日の会見内容、その後にスポンサーのCMが75社以上から放送されなくなるなどの責任を取ったもの。同HDは「新たな経営体制で第三者委員会の調査への協力及び信頼回復に向けた改革を進めるとともに、さらに抜本的な経営体制の見直しを検討し実行いたします」と説明した。同社の社員がトラブルに関与していたのか、という質問には依然否定した。

 テレビカメラ約30台と400人以上の記者が参加し、10分間のディレイで中継された。多数の質問が飛び、プライバシー観点の保護から答えられない旨が告げられると「答えましょうよ!」「真実を言うべきだ」「会見がぬるすぎる」など開始約30分で怒号が飛んだ。開始5時間がたっても、記者から質問が絶えず、登壇者に向けて「休憩入れますか?」など問いかけられたほか、記者同士で「うるさいよ!」と言い合うなど、混沌(こんとん)としていた。

 ◆近年の長丁場会見

 <吉本興業の闇営業問題>19年7月、吉本興業の岡本昭彦社長(当時)が雨上がり決死隊宮迫博之や、ロンドンブーツ1号2号田村亮らによる詐欺グループを相手にした闇営業問題をめぐり、記者会見を実施。約300人の報道陣が参加し、1度休憩をはさんでのロングラン。5時間30分を要した。はぐらかす回答も多く、記者が何度も質問するシーンも多かった。

 <旧ジャニーズ事務所創業者による性加害問題> 23年9月、外部専門家による「再発防止特別チーム」の調査報告書や提言を受け、今後の対応に関する記者会見を実施。ジャニー喜多川氏(19年に死去)による性加害の事実を事務所として認めた。前社長の藤島ジュリー景子氏(57)や新社長に就任した東山紀之(56)らが謝罪した。東山は「鬼畜の所業」「人類史上最も愚かな事件」と厳しい言葉を使い、タレント業引退も表明。4時間12分におよんだ。

 ■【フジテレビ】港浩一社長が辞任、清水賢治氏が新社長に就任/“やり直し”会見まとめ>>

 元稿:日刊スポーツ 主要ニュース 芸能 【話題・フジテレビが27日、都内の同局で中居正広氏(52)の女性トラブルで社員が関与したなどと報じられた件】  2025年01月28日  00:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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【安藤優子コラム・01.26】:中居さんトラブル報道にみる「オトコ社会」でペット化もおじさん化もせずに働く難しさ

2025-01-26 12:00:30 | 【新聞社・報道・テレビ・ラジオ・公共放送NHKの功罪・マスコミ・雑誌】

【安藤優子コラム・01.23】:中居さんトラブル報道にみる「オトコ社会」でペット化もおじさん化もせずに働く難しさ

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【安藤優子コラム・01.26】:中居さんトラブル報道にみる「オトコ社会」でペット化もおじさん化もせずに働く難しさ 

 長年ニュースを担当してお世話になってきたフジテレビが大変な状況にひんしている。
 タレントの中居正広さんとある女性をめぐる「トラブル」で、局の関与があったのか、「トラブル」を把握してからどのように対応してきたのかが、厳しく問われています。ただ、事実関係については今後の第三者委員会での調査にゆだねるということなので、臆測は厳につつしみたいと思います。

 ◆見渡す限り「おじさん」の世界だった

 が、そうした一連の報道を見ていて思ったのは、圧倒的な「オトコ社会」で、いくらその数が増えたとはいえ、マイノリティーとしての女性が仕事をするということの変わらぬ難しさと、向けられる視線のいびつさです。
 話はかなりさかのぼりますが、かれこれ40年以上前、私が初めてテレビ報道に足を踏み入れたときに目の前に広がっていたのは、見渡す限りの「おじさん」の世界でした。
 まだきわめて幼稚だった私はそれが「オトコ社会」という名の「ボーイズクラブ」であるという認識もなく、ただチェックのスカートにトレーナー姿の自分が明らかに場違いであることだけは、周囲の突き刺さるような視線から痛いほど感じたのを覚えています。
フジテレビ(資料写真)

フジテレビ(資料写真)

 ◆男性司会者にうなずく仕事

 そして拝命したのは男性司会者の横にひかえる「アシスタント」という仕事です。当時はニュースキャスターなんていう呼称はなく、メインの男性はニュース番組の司会者と呼ばれていて、私はその男性司会者の言葉にいちいちうなずいてみせるのが仕事でした。
 ジェンダーのカテゴリー分けで言えば、きっぱりとした主従の関係性です。政治・経済を語るのは「オトコ」の仕事で、天気予報などの、いわゆる軟ネタは女性アナウンサーの仕事と、徹底した性別役割分業が成立していました。
 誰が決めたのか、誰も決めてはいなかったでしょう。でも「オトコ」は天下国家を牛耳る政治や経済を語り、「オンナ」は奥の台所でその場の酒やつまみをかいがいしく用意をする。そんな性別役割分業が画面上でもあたりまえだったのです。

 ◆「ボーイズクラブ」を生き抜く作戦

 大学生だった私にとって、そうした「オトコたちの世界」のルールは未知の領域で、何かとやることなすことベテランのおじさん記者をイラっとさせていた...

  ■有料記事です。残り 925/1850 文字

 元稿:東京新聞社 主要ニュース 社説・解説・コラム 【話題・連載「安藤優子コラム」】  2025年01月26日  12:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【筆洗・01.25】:鈴木おさむさんの小説『もう明日が待っている』は解散したアイ…

2025-01-26 07:03:35 | 【新聞社・報道・テレビ・ラジオ・公共放送NHKの功罪・マスコミ・雑誌】

【筆洗・01.25】:鈴木おさむさんの小説『もう明日が待っている』は解散したアイ…

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【筆洗・01.25】:鈴木おさむさんの小説『もう明日が待っている』は解散したアイ…

  鈴木おさむさんの小説『もう明日が待っている』は解散したアイドルグループ「SMAP」が題材。彼らの番組の放送作家時代に見た光景を基に書いたという

 ▼メンバーの「モリクン」が脱退しオートレーサーになると明かす会見に「リーダー」が志願して加わる場面がある。重苦しい会見にしないためで好きな巨人のユニホーム姿

 ▼モリクンが父や兄に相談したと語ると「なんで僕に相談してくれなかったのかな」と反応し、記者を笑わせた。泣いたふりして「今までありがとう」と感謝し、記者に「泣いてないですよ」と突っ込まれた。でも、モリクンとの最後の番組収録でリーダーは人目もはばからず泣いた

 ▼リーダーこと中居正広さんが芸能界引退を発表した。今回のトラブルで傷ついた女性やテレビ業界への影響を考えれば、そう決意するほかなかったのかもしれない。中傷が女性に向かわぬことを切に祈る

 ▼中居さん発表の文に「これで、あらゆる責任を果たしたとは全く思っておりません。今後も、様々な問題、調査に対して真摯(しんし)に向き合い、誠意をもって対応して参ります」とある。逃げぬと誓っているのだろうか

 ▼小説では、仲間を思うリーダーは、自分は1人でもみんなを守るとの趣旨のことを酔って言う。利他の心を知るはずの人の過ち。果たすべきを果たそうとするなら、いささかでも報われるファンはいる。 

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【筆洗】  2025年01月25日  07:02:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【社説②・01.25】:フジテレビ問題 事態を悪化させた認識の甘さ

2025-01-26 05:00:40 | 【新聞社・報道・テレビ・ラジオ・公共放送NHKの功罪・マスコミ・雑誌】

【社説②・01.25】:フジテレビ問題 事態を悪化させた認識の甘さ

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説②・01.25】:フジテレビ問題 事態を悪化させた認識の甘さ

 日本を代表する人気タレントが引退に追い込まれ、企業は相次ぎCMを差し止めた。放送界には激震が走っている。

 トラブルを起こしたタレントはもちろん、問題を軽視し、事態を悪化させたフジテレビ経営陣の責任は重い。

 タレントの中居正広氏と女性の間にトラブルがあり、それにフジの社員が関与したと週刊誌が報じた。中居氏はトラブルがあったことを認めて謝罪したが、騒動は収まらず、芸能界を引退した。

 中居氏は「全責任は私個人にある」としている。それだけ深刻なトラブルなのだろう。

 フジは社員の関与を否定し、記者会見を開いた。しかし、テレビの映像撮影を認めず、港浩一社長は女性のプライバシー保護などを理由に多くの質問への回答を避けたため、厳しい批判を浴びた。

 港社長は問題発生の直後に事態を把握したと言うが、中居氏の出演番組を終了させるなどの措置を取らなかった。中居氏への配慮があったとすれば許されない。その姿勢が女性の人権を軽視する印象を与えていると認識すべきだ。

 フジは1980年代、バラエティー路線やトレンディードラマを強化して人気を集めた。番組スタッフとタレントの懇親会なども盛んに行われ、その雰囲気は今も残っているとされる。

 一方、社会ではコンプライアンスを重視する意識が強まり、テレビ局やタレントも例外ではなくなった。フジは、そうした時代の変化に鈍感だったのではないか。

 対応でミスを重ねた結果、フジは経営が揺らぎかねない状況に陥っている。フジを傘下に持つ「フジ・メディア・ホールディングス」の株式を保有する米ファンドから厳しく批判された。

 視聴者の反発を恐れたスポンサー企業のCM差し止めは、すでに80社前後に上る。村上総務相も「放送に対する国民の信頼を損ないかねない」と懸念を示した。

 他の放送局にも同じような問題があるのではないかと疑っている視聴者は少なくないだろう。問題はすでにフジ1社にとどまらず、テレビ界全体に波及している。

 フジは、独立性の高い第三者委員会を設置し、事実関係などを調査することを決めた。27日には改めて記者会見を開くという。遅きに失したと言わざるを得ない。

 社員の関与は本当になかったのか、女性軽視の風潮があったのではないかなど、解明すべき点は多い。これ以上、対応を誤ることがあってはならない。

 元稿:読売新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】  2025年01月25日  05:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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《松尾貴史のちょっと違和感・01.26》:フジテレビ「静止画」記者会見 火に油を注ぐ対応

2025-01-26 02:02:20 | 【新聞社・報道・テレビ・ラジオ・公共放送NHKの功罪・マスコミ・雑誌】

《松尾貴史のちょっと違和感・01.26》:フジテレビ「静止画」記者会見 火に油を注ぐ対応

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:《松尾貴史のちょっと違和感・01.26》:フジテレビ「静止画」記者会見 火に油を注ぐ対応 

 国会の証人喚問はその映像が放映される時に、表情やまばたきの多さ、声の調子、しどろもどろの口調、手指の震え方などで、それを見た人に「この人はウソをついているとしか思えない」と判断されてしまう。よほどの精神力と演技力がないとウソがあからさまに表に出てしまうことが知れ、その後、1988年のリクルート事件から、証人喚問の生中継どころか、喚問中の撮影自体も禁止されてしまう。開始前の静止画を紙芝居のように画面に映し出し、質問や証言の内容をアナウンサーなどによるナレーションで報道するしか許されない。そんな時代が10年も続いた。

 
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 だが、汚職事件などさまざまな疑惑の追及で撮影禁止とされるのはどう考えても納得がいかず、国民やマスコミ各社から多くの批判が上がり、撮影自体は再び解禁された。2007年、衆議院特別委員会での証人喚問について、自民党が「静止画にしたい」と要請したが民主党が反対し、撮影・放送された。つまり、動画ではなく静止画にすることは、重大事案を広く知られないようにする意思の表れだと、国民に認識されてしまったのだ。

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 元稿:毎日新聞社 東京朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【松尾貴史のちょっと違和感】  2025年01月26日  02:01:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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《余録・01.24》:今年の大河ドラマ「べらぼう」の舞台は吉原…

2025-01-25 02:06:40 | 【新聞社・報道・テレビ・ラジオ・公共放送NHKの功罪・マスコミ・雑誌】

《余録・01.24》:今年の大河ドラマ「べらぼう」の舞台は吉原…

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:《余録・01.24》:今年の大河ドラマ「べらぼう」の舞台は吉原…

 今年の大河ドラマ「べらぼう」の舞台は吉原。華やかな幕府公認の遊郭と異なり、品川や新宿などには非公認の岡場所があった。岡には傍らや脇の意味がある。銭形平次ら岡っ引き、出前に使う岡持ちも同様らしい

旧吉原で25年ぶりに復活した「おいらん道中」=東京都台東区で1975年5月18日撮影

 ▲「岡積もり」は事情を知らない局外者の当て推量。「岡目八目」ははたで見ている方が冷静に判断できることを指す。タレントの中居正広さんと女性のトラブルをめぐるフジテレビの対応に関しては物言う株主の「岡目」が的確だった

フジテレビ本社=東京都港区で2025年1月23日午後4時51分、幾島健太郎撮影

 ▲フジの持ち株会社の大株主である外資系ファンドが書簡を出し、真相究明や責任の明確化を求めた。テレビ映像さえない社長会見に疑問を呈し、日弁連基準に沿わない第三者委員会設置には「真相隠蔽(いんぺい)の疑いが生じる」とダメ出しした

 ▲スポンサーが次々に離れ、流れるのは公共広告ばかりになってようやく日弁連基準の委員会設置が決まった。「コーポレートガバナンス(企業統治)の欠陥」というファンドの指摘ももっともだ

 ▲中居さんはファンに向けて引退を表明した。だが、フジが責任を果たすのはこれからだ。トラブルに社員が関与していたという週刊誌報道は「岡積もり」に過ぎないのか。第三者委員会の「岡目」できちんと検証してもらわなければならない

 ▲「べらぼう」の主人公で版元の蔦屋(つたや)重三郎はいわば江戸の主要メディアの経営者。つき合った浮世絵師や作家と生まれ育った吉原を遊び歩いたと伝えられるが、令和の時代にそんな接待が許されないことは言うまでもない。

 元稿:毎日新聞社 東京朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【余録】 2025年01月24日  02:02:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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《社説②・01.19》:中居氏問題でフジ会見 疑問に答える徹底調査

2025-01-25 02:01:40 | 【新聞社・報道・テレビ・ラジオ・公共放送NHKの功罪・マスコミ・雑誌】

《社説②・01.19》:中居氏問題でフジ会見 疑問に答える徹底調査

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:《社説②・01.19》:中居氏問題でフジ会見 疑問に答える徹底調査

 公共の電波を預かるメディアとして、フジテレビは徹底した調査を通じ、視聴者の疑問に答える責任がある。

 タレントの中居正広さんの女性トラブルを巡る週刊誌報道を受け、フジの港浩一社長が初めて記者会見した。第三者を入れた調査委員会を設置すると発表した。 

記者会見するフジテレビの港浩一社長=東京都港区で2025年1月17日午後3時6分、西本龍太朗撮影

 トラブルは2023年6月に起きた。中居さんは女性と示談したことを認めている。週刊文春は、当日は複数で会食する予定だったが、フジ社員らが現れず2人だけの状況になったと報じた。

 フジは直後にトラブルを把握した。女性の様子の変化に気づいた社員が声をかけ、「センシティブな領域の問題」と認識した。

 だが、その後の対応には疑問がある。まず、事実確認が不十分だったことだ。

 港社長は「女性の心身の回復とプライバシーの保護を最優先にした」と述べたものの、結果的に調査の遅れを招いた。

 昨年末には社員の関与を否定するコメントを出したが、根拠として挙げたのは当該社員への聞き取りや通信履歴の調査だけだった。

 港社長が会見を開いたのも、親会社のフジ・メディア・ホールディングス(HD)の株主である米ファンドから企業統治の欠陥などを指摘され、第三者委員会による調査を求められた後だった。遅きに失したと言わざるを得ない。

 会見では、女性の人権やプライバシーの保護を盾に説明を避け、今後の調査を理由に回答を拒む姿勢が目立った。調査委の具体的な体制や位置付けについても明らかにしなかった。

 文春は、フジ社員からタレントの接待に呼ばれた別の女性の証言も報じている。焦点はフジ社員の関与の有無だ。独立した立場から、公正で厳格な調査がなされなければならない。

 一連の経緯は港社長も報告を受けていたという。結果次第では、経営責任を問われることになる。

 「人権が尊重される社会の実現に力を尽くす」との方針をフジ・メディアHDは掲げている。求められているのは、その理念を自らの行動で示すことだ。

 元稿:毎日新聞社 東京朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】 2025年01月19日  02:01:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【フジテレビ】:スポンサー離れ、米ファンドの書簡がきっかけに…「何が起こりどういう責任があったのか」

2025-01-24 05:00:10 | 【新聞社・報道・テレビ・ラジオ・公共放送NHKの功罪・マスコミ・雑誌】

【フジテレビ】:スポンサー離れ、米ファンドの書簡がきっかけに…「何が起こりどういう責任があったのか」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【フジテレビ】:スポンサー離れ、米ファンドの書簡がきっかけに…「何が起こりどういう責任があったのか」

 ◆激震 フジテレビ〈中〉

 世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)が開催中のスイス東部・ダボス。22日、新浪剛史サントリーホールディングス(HD)社長は記者団に、タレントの中居正広さんの女性トラブルを巡るフジテレビの対応について問われ、厳しい表情を見せた。

フジテレビ本社(東京都港区で)
フジテレビ本社(東京都港区で)

 「何が起こり、どういう責任があったか明確になっていない。早く調査をしてもらわないといけない」

 会場では他の企業トップからも「社会が納得するようなことになっていない」(竹増貞信ローソン社長)などの声が相次いだ。

 スポンサー(広告主)のフジテレビ離れが止まらない。港浩一社長の記者会見では説明が不十分との受け止めが広がり、サントリーなども含め少なくとも80社前後がCMを差し止めた。自動車大手の担当者は「消費者はこの問題に敏感で、お客様センターにも問い合わせが来ている。対応が遅れて不買運動になっても困る」と話す。

 年末から一部で報じられた一連の問題。流れを変えたのは、フジ・メディアHDの大株主の米投資ファンド、ダルトン・インベストメンツが1月14日付で送った書簡だった。「企業統治の深刻な欠陥」を指摘し、第三者委員会の設置と調査を求めた。

 これを受け、トヨタ自動車や日本生命保険がCM取りやめに動くと、雪崩を打ったように各社が続いた。大手メーカー幹部は「きっかけはダルトンの動きだ。世界で商品を売っている立場上、世界からどう見られるかは大きい」と話す。

 フジ・メディアHDの議決権に占めるダルトンなど外国人株主の割合は19・99%。放送法の外資規制でテレビ局は20%未満に抑えられているが、議決権を持たない外国人株主を含めると30%を超える。「外圧」をきっかけにスポンサーが離反し、フジに対応を迫る包囲網ができた。

フジテレビのCM収入は減少が続く
フジテレビのCM収入は減少が続く

 フジテレビの業績は苦戦が続く。2024年3月期までの10年で売上高は25%、主力のテレビCM収入は37%減った。視聴率は民放4位から抜け出せず、フジ・メディアHDは営業利益の6割を不動産などの「都市開発・観光事業」に頼る。

 今春の番組改編時にスポンサーが戻らなければ、1959年の開局以来初となる通期での赤字決算も現実味を帯びる。大手広告会社によると、2月にかけて4月以降の広告契約の改定時期にあたり、影響拡大は避けられない見込みだ。

 大手金融機関幹部は「責任者が退き、改善策を実施してみそぎをすまさなければCMは戻さない」と厳しい。フジOBの吉野嘉高筑紫女学園大教授(メディア論)は「外国人株主とスポンサーの双方から圧力を受け、フジは生まれ変わらないと企業として生き残れない」と指摘する。

 元稿:読売新聞社 朝刊 主要ニュース エンタメ・文化 【テレビ・企業・フジテレビ】  2025年01月24日  05:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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