路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

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【考察】:「後見役の安倍氏がいなくなったら何もできない」岸田首相が"冴えない政治"を続ける根本原因

2022-12-16 08:16:50 | 【社説・解説・論説・コラム・連載】

【考察】:「後見役の安倍氏がいなくなったら何もできない」岸田首相が"冴えない政治"を続ける根本原因

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【考察】:「後見役の安倍氏がいなくなったら何もできない」岸田首相が"冴えない政治"を続ける根本原因

 なぜ岸田政権の支持率は低迷しているのか。評論家の八幡和郎さんは「後見役の安倍晋三氏がいなくなったことが一番の原因だ。頭脳明晰で官僚の評判もよいが、結局は世襲政治家なので難局を突破する力がない」という――。

【写真】果敢な政治家だった2人の非世襲首相

 ■岸田首相をダメにした「安倍氏の死」

 物価だけは高騰するが賃金は上がらず、3人の閣僚は世論に押し切られる形で「ドミノ辞任」し、国民はあきれている。そして、防衛費をGDPの2%にと勇ましく宣言したが、財源は増税と言うので閣内も党も大混乱である。  <button class="sc-jqsdoX hwlldw" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="38"></button><button class="sc-jqsdoX hwlldw" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="38">安倍晋三写真展を鑑賞後、涙ぐみながら報道陣の取材に応じる岸田文雄首相=2022年11月24日午後、東京都港区の東京タワー[代表撮影] - 写真=時事通信フォト</button>

安倍晋三写真展を鑑賞後、涙ぐみながら報道陣の取材に応じる岸田文雄首相=2022年11月24日午後、東京都港区の東京タワー[代表撮影] - 写真=時事通信フォト(株式会社プレジデント社)

 岸田文雄首相がなぜ急にダメになったのか。

 それは、安倍晋三元首相が暗殺されて後見が得られなくなくなったからだ。岸田氏が首相として適任だったのは、安倍氏の後見が前提で、「安倍抜き」の岸田首相は想定外だった。

 少なくとも7年半に及ぶ安倍長期政権の後半において、安倍氏は岸田氏を後継者候補ナンバーワンと想定していたし、私もそれがよいと思った。

 安倍外交を大過なく引き継ぎながらも、国民の飽きを防ぐためには経済社会政策では、少しリベラルな基本ポジションに軸足を移したほうがよいように見えた。また、いい加減に決着をつけねばならない憲法改正にしても、「戦後レジームの克服」などと高飛車な安倍氏の姿勢より、「実態と合わないから」という岸田氏のソフトムードの方が国民投票で負けるリスクが小さい。

 結果的に菅義偉首相になったのは、任期満了での総裁選挙や、4選後に任期途中で禅譲といった常識的な日程でなく、安倍氏の病気辞任という非常事態だったからだ。

 ■政治家としてのすごみが欠けている  

 2021年の総裁選挙で安倍氏が高市早苗氏を支持したのは、「河野太郎新総裁」を回避するために三つ巴にする必要があったからで、安倍氏も岸田氏の当選を想定していたはずだ。

 そして、就任後の岸田首相は無難で、支持率も高かった。総選挙にも勝ったし、参議院選挙の大勝は安倍暗殺に少し上乗せされたにせよ、見事な結果だった。

 ところが、その後は、散々だ。国葬など根回しさえ怠らなかったらどういう形であれ無難な着地ができた問題だ。旧統一教会問題を受けた被害者救済新法などへの対策は正当だが、少なくとも政治テロに報酬を与えるような形で進めたことは民主主義に対して大きな悔いを残すだろう。

 自分の確固たる信念、孤立を恐れない勇気、守るべき人を損得抜きで見捨てない、勝負どころでの果敢さ、政治家としてのすごみといったものが、安倍氏にはあって岸田氏にないものだ。

 ■リーダー不在で迷走する安倍派の惨状

 それでも安倍氏という後ろ盾があったときは、岸田氏はまずまず良い首相だったと思った。ところが、安倍氏がいなくなった途端にすべてが暗転した。

 もちろん、この混乱は岸田首相だけの問題でもないし、責任でもない。まず、安倍派というものがなかば空中分解している。誰しもが認める後継者がいればいいし、そうでなければ、派閥の元会長だった細田博之が復帰してもいいのだが、衆議院議長になっているので無理だ。

 安倍氏の実弟の岸信夫氏は体調が万全でない。長老の森喜朗元首相は五輪スキャンダルの真っただ中にいる。将来のホープの福田達夫氏は旧統一教会問題で泥をかぶるには最適任だったのだが、「何が問題か分からない」と軽率な発言をした後は黙ってしまった、などなど頼りない状況だ。

 安倍派の面々は防衛費増強を岸田首相に要求していたが、財源について及び腰なのはいかがなものか。戦時の一時的な支出増ならともかく、恒久的に増える支出を国債でと言う経済学はありえない。それなら、民主党内閣の財源論なきマニフェストを批判したのを謝罪しなくてはなるまい。

 安倍氏が生きていたら、方向性は同じでもう少し説得的な議論を展開したと思う。そのなかで、稲田朋美元防衛相が増税やむなしと正論を吐いているのは評価したい。

 一方、岸田首相もGDP2%を受け入れる前に、増税もやむなしという点について根回しを怠ったのもいかがかと思う。

 そうしたことも含めて、岸田氏の足元の宏池会には政策的には有能でも、「お公家さん集団」と言われて、根回しや世論対策で岸田氏の弱さをカバーする人材がいない。

 ■宏池会でも果敢だった非世襲政治家  

 岸田氏と宏池会の弱さの原因は、世襲政治家に特有なものだ。そもそも、宏池会は吉田茂の派閥を佐藤栄作の周山会と分ける形で1957年に結成された(このほか、親吉田だが独立性が強かった緒方竹虎のグループが石井派となったが、やがて消滅した)。

 この派閥は前尾繁三郎、大平正芳、鈴木善幸、宮澤喜一、加藤紘一、堀内光雄、古賀誠を経て岸田派になった(2001年に分裂して谷垣派が別に成立)。

 宏池会でも、池田勇人や大平正芳といった非世襲政治家は、調整型でなく果敢な勇気ある政治家だった。

 大平正芳は、岸信介によって形成された新安保体制を軍事同盟として確立させたといってよいし、鄧小平を改革開放路線に誘導し、米国が提唱したモスクワ五輪ボイコットに躊躇なく追随した。キッシンジャーが日本の政治家のなかで「彼だけは約束した以上のことをする」と例外的に評価しているほどだ。一般消費財やグリーン・カードの導入など国民に嫌われる増税に初めて取り組んだのも大平だ。

 ところが、宮澤喜一元首相や岸田首相、さらには派閥の後継者候補と言われる林芳正外相には、そういう覇気がない。「官僚の言いなり」とか、「中国や韓国に弱腰」という批判が正しいとは思わないのだが、分からないでもない。

 拙著『家系図でわかる 日本の上流階級 この国を動かす「名家」「名門」のすべて』(清談社)でもこの二人を取り上げたが、ともに、地元名門経済人で政治家も兼ねてきた一家の出身だ。

 ■頭脳明晰だが突破力のない岸田首相と林外相  

 岸田家は東広島市の富農だったが、曾祖父が台湾で成功し、祖父の正記氏は衆院議員も務めた。林家は江戸時代から下関の豪商で、高祖父が代議士、祖父の佳介氏が衆院議員だった。そして、父である岸田文武氏と林義郎氏はいずれも通産官僚(現・経産官僚)から政治家になった。私の役所勤め時代の先輩だが、紳士で人望が厚かった。

 文武氏の妹は宮澤喜一元首相の弟で元法相の宮澤弘の夫人、林外相の母親は宇部興産の俵田家出身で、弟が木戸侯爵家を継いでいる。

 岸田首相は小学生時代に米国にいて早稲田大学政経学部卒。林外相は東京大学法学部から米国留学。民間企業で修業したのち父親の秘書となった。選挙地盤は安定しているので、厳しいどぶ板選挙は経験していない。

 両人とも頭脳明晰(めいせき)で「政界のプリンス」といわれ、聞き上手で自分の意見を言わず、党内や各省庁のとりまとめに重宝されてきたので、官僚の間での評判もよい。

 だが、政治家として何をやりたいのか、よく分からない。魅力的な政策を掲げることもなく、難局突破のための先陣を切るわけでもない。

 これだから、安倍元首相という後見人が発破をかけて方向を示すなかで、野党やマスコミも含めた反対派との調整にあたるとか、世界から一目置かれ続けている安倍氏の助力を得ながら外交を展開している分にはよかったのだが、その後ろ盾を失ったら何とも頼りない。

 ■平成・令和の首相は世襲政治家ばかり

 近年の自民党では、世襲政治家が主流になっている。数だけでなく、年齢の割に若くて閣僚になるし、当選回数の割に重要ポストに就ける。

 自民党が政権復帰した1996年の橋本龍太郎首相以降、自民党の首相は9人であるが、親に政治経験がある点で一致している。

 橋本・安倍・岸田の3人は父親の死去ののち直接継承。福田康夫は父親の引退。小泉純一郎は地盤を受け継いだが一回落選したのち当選。小渕恵三は5年、麻生太郎は24年の空白期間を置いての継承、森喜朗は父親が町長で地元政界のドンだった。  

 菅義偉だけは父親が町議だが選挙区とは関係ないという意味では世襲政治家でない。

 ■父親の「引退」で若くして政治家に  

 しかも、ほとんどの首相経験者に共通するのは、父親が想定外に若死にしていることだ。このあたりは、『日本の政治「解体新書」:世襲・反日・宗教・利権、与野党のアキレス腱』(小学館新書)で詳しく分析しているが、小渕の父は54歳、橋本は56歳、岸田と小泉は65歳、安倍は67歳でいずれも現職代議士のまま死去した。

 そのおかげで、橋本と小渕は26歳、小泉は30歳、岸田は35歳、安倍は36歳で初当選できた。いずれも、父親が標準的に70歳代半ばになって引退したのち継承していたら、総理になるのは難しかったのではないか。  つまり、平成・令和の日本の政界で総理になる条件は、「国会議員の息子に生まれ、父親が早死にすること」なのだ。

 ■世襲政治家は未曽有の国難に向いていない

 そんなことをいっても、世襲政治家、とくに親が早死にしたなどというのが自民党の政治家の多数派ではない。ところが、非世襲政治家からしても、同年配で早く出世するのが能力の高い同僚だと口惜しいし、支持者にも顔向けができないが、親が元首相だったり閨閥(けいばつ)に恵まれている政治家であれば、「あれはプリンスだから仕方ない」と諦めがつくらしい。

 永田町は、江戸城の大広間みたいなものだ。徳川時代に大名たちは参勤交代で江戸にいる期間は、だいたい週に一回くらいのペースで登城して、大広間、帝鑑間などという控えの間に集まり、社交を行ったり政治を論じたりしていた。

 そして、そのなかで人望がある人が老中などになったのだが、あまり切れ者ぶりを見せつけても嫌われるのが落ちであった。いまの自民党も同じだ。岸田首相は自分の意見を言わないから誰からも好かれた。林芳正外相は経歴からすれば見識はあるはずだが、誰もそれを聞いた人がいないに等しい。

 政治家に限らないが、世襲はこれまで通りのやり方を続ければいいだけなら、賢い流儀だ。だが、経験したことない事態に対処したり、改革をしたりするには向かない。

 安倍元首相だって、第1次内閣の時は世襲の悪いところばかりが出て散々だったが、その失敗を糧にして人並み外れた努力をしたから大宰相になれたのだ。

 ■政権の延命を望む理由は「広島サミット」

 なんとも冴えない岸田内閣だが、最新の共同通信世論調査では、「できるだけ早く辞めてほしい」は30.2%に過ぎず、「2023年5月の広島サミットまで」が23.6%、「2024年9月の自民党総裁任期まで」が29.4%、「総裁選挙で再選」が12.3%、無回答などが4.5%である。

 私も思うところはいろいろあるが、次期総裁選挙まで頑張ってほしい。というのは、来年の広島サミットは世界の核軍縮という長期的な目標のために大事なチャンスで、そのときに、被爆地出身の岸田首相であることはとても大事だし、その首相がすぐにでも辞めそうな状況ではイニシアチブが取れないからだ。

 ただ、そこまで頑張るためには、これまでの政権運営を反省して、たとえば、「安倍さんならどうしただろうか」といったようなこともさまざまな局面で考えてほしい。

 ■ポスト岸田は非世襲の茂木氏が最適任か  

 ポスト岸田はどうかと聞かれたら、現時点では、茂木敏充自民党幹事長が断然いい。世襲でないし、安倍政権下でも自力で難しい問題をよく処理し、安倍氏に評価されてきたわけで、自立した力がある。旧統一教会に関する「被害者救済法」のとりまとめでも辣腕ぶりを実証した。外交能力も実証済みだ。

 河野太郎氏は、突破力はみとめるし、いつか首相になってほしいが、たとえば、中国との関係など、前回の総裁選挙で危惧された諸点を何も解決していないのが残念だ。

 高市早苗氏に期待する声もあるようだが、安倍氏の後ろ盾のない状態で、どのような立ち位置になるのか、まだ見通せないのではないか。

 菅義偉前首相の再登板は、もっとも無難だろうが、むしろ、副総理格で入閣して、思い切った改革を支えてくれるのが正しい役回りのように思う。

 岸田首相はこのまま「自分の意見を言わない聞き上手」で終わるのか、国難を突破した名宰相となるのか。今はまさに、世襲政治家から脱皮できるかどうかの踏ん張りどころだといえる。

 ---------- 八幡 和郎(やわた・かずお)

 徳島文理大学教授、評論家 1951年、滋賀県生まれ。東京大学法学部卒業。通商産業省(現経済産業省)入省。フランスの国立行政学院(ENA)留学。北西アジア課長(中国・韓国・インド担当)、大臣官房情報管理課長、国土庁長官官房参事官などを歴任後、現在、徳島文理大学教授、国士舘大学大学院客員教授を務め、作家、評論家としてテレビなどでも活躍中。著著に『日本の総理大臣大全』(プレジデント社)』、『安倍さんはなぜリベラルに憎まれたのか』、『令和太閤記 寧々の戦国日記(八幡衣代と共著)』(いずれもワニブックス)など。 ----------

 元稿:PRESSIDENT Online 主要ニュース 政治・金融・財政 【トレンド・担当者:徳島文理大学教授、評論家 八幡 和郎】 2022年12月16日 08:16:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【疑惑】:「安倍氏と旧統一教会の関係は何一つ明らかになっていない」実態解明求め国会内で150人が集会

2022-12-16 07:58:50 | 【事件・犯罪・疑惑・詐欺・闇バイト・旧統一教会を巡る事件・ネット上の誹謗中傷他】

【疑惑】:「安倍氏と旧統一教会の関係は何一つ明らかになっていない」実態解明求め国会内で150人が集会

『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【疑惑】:「安倍氏と旧統一教会の関係は何一つ明らかになっていない」実態解明求め国会内で150人が集会 

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)や安倍晋三元首相の国葬を巡る問題について考える集会が9日、国会内で開かれた。約150人が参加し、有識者らは「安倍氏旧統一教会関係は何一つ明らかになっていない」と指摘自民党旧統一教会の関わりの実態解明を求めた。

集会で発言する慶応大名誉教授の小林節氏=9日午後、国会(共同)集会で発言する慶応大名誉教授の小林節氏=9日午後、国会(共同)

 登壇した慶応大名誉教授の小林節氏は、安倍氏の国葬に関し「根拠になる法律がない。憲法違反だ」と明言。教団の2世信者について「人格形成以前に方向付けられてしまい、マインドコントロール以前の問題だ」と述べ、行政による救済制度の設立を求めた。

 旧統一教会の被害者救済法案は、10日の参院本会議で成立する見通し。教団の被害者の治療に当たってきた精神病理学者の野田正彰氏は「救済法はないよりいいが、旧統一教会と一体の自民党が法を作るのは盗っ人たけだけしい」と批判した。

 野田氏は、安倍氏銃撃事件で、殺人容疑で送検された山上徹也容疑者(42)の精神鑑定が、来年1月10日まで延長されたことを問題視。「拘置所に閉じ込め発言させないために、精神医学が政治的に利用されている」と述べた。(共同)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【疑惑・世界平和統一家庭連合(旧統一教会)や安倍晋三元首相の国葬を巡る問題】  2022年12月09日  20:17:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【政界地獄耳・12.10】:やり放題ガーシーにも、のんきな参院にも驚き

2022-12-16 07:36:10 | 【国会(衆議院・参議院・議運 ・両院予算委員会他・議員定数・「1票の格差」...

【政界地獄耳・12.10】:やり放題ガーシーにも、のんきな参院にも驚き

『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳・12.10】:やり放題ガーシーにも、のんきな参院にも驚き 

 ★今国会も大詰めを迎えているが7月の参院選で初当選したNHK党・ガーシー(東谷義和)は、帰国すれば不当逮捕される恐れがあるとし、アラブ首長国連邦(UAE)に滞在し国会には1度も登院していない。8日、与野党は参院議院運営委員会理事会で議員の海外渡航届に関し、帰国予定日などを明記できない場合は具体的な理由の記入を義務付ける変更を決めた。来年の通常国会に向け、来月1日に運用を始める。

ひがしたに よしかず
東谷 義和
GaaSyy (Yoshikazu Higashitani)・ガーシー(東谷義和).jpg
 
ランプが消えたままになっているNHK党ガーシー(本名・東谷義和)の登院盤(8月3日撮影)
ランプが消えたままになっているNHK党ガーシー(本名・東谷義和)の登院盤(8月3日撮影)

 ★国会議員の役割は<1>法律をつくる・変える<2>国家予算を決める<3>内閣総理大臣を選ぶ<4>条約を審議する<5>行政をチェックする<6>請願・陳情など国民の声を国政に反映するなどだが、ガーシーは関与しているのか。参院の議員会館は秘書もいてNHK党党首・立花孝志もよく出入りしているという。11月14日には議員会館で行われた総務省の議員レクにドバイからオンラインで同僚議員と参加。「国立研究開発法人情報通信研究機構法及び電波法の一部を改正する法律案」などの説明を受けたという。

 ★その一方、11月28日にはインスタグラムで首相・岸田文雄について「こいつはほんま消えた方がええわ 総理としても、議員としても、人としても、価値がなさすぎる 誰が推してこんなやつ当選させて、総理大臣までしたんや」「こんなカスに敬語つかわんでええわ はよ消えろ岸田!子分と一緒に!」と書き込み、5日には「なんとカタールに来ました!たった1時間で来れちゃうカタールに、日本とクロアチアの試合を応援しに来ました!」とサッカー観戦を書き込んだ。冒頭の参院議運からの手続きについても「オレにも連絡きたけど アホなんかなー 来年まで待っとけ笑笑」と答えている。議会にも1度も登院せず会期中にサッカー観戦と、やり放題に手も足も出ない参院ののんきな対応にも驚く。国民の税金で歳費はすべて支払われていることをお忘れなく。(K)※敬称略

 ◆政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2022年12月10日  08:45:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【自公税調】:法人増税、4~4.5% 復興所得税1%、防衛転用―たばこ含め「24年以降適切に

2022-12-16 00:10:50 | 【税制・納税・減税・年収「103万円の壁」・ふるさと納税・物納・脱税・競売】

【自公税調】:法人増税、4~4.5% 復興所得税1%、防衛転用―たばこ含め「24年以降適切に

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【自公税調】:法人増税、4~4.5% 復興所得税1%、防衛転用―たばこ含め「24年以降適切に

 自民、公明両党の税制調査会は15日、防衛費増額の税財源を確保するため、法人税など3税を増税する方針を決めた。法人税は本来の税額に4~4.5%を上乗せする。復興特別所得税は1%分を「防衛目的税」として転用し、たばこ税も段階的に1本3円増税する。

【図解】防衛費に充てる増税のイメージ

【図解】防衛費に充てる増税のイメージ

【図解】「復興特別所得税」変更のイメージ

【図解】「復興特別所得税」変更のイメージ

 

 

 ■「実際の発言と異なった」 自民の首相発言訂正で―松野官房長官

 ただ、増税時期については「2024年以降の適切な時期」として明示しなかった。岸田文雄首相は税目、税率、実施時期の年内決定を指示していたが、与党内の反発を踏まえて判断を先送りした。自公両党は23年度与党税制改正大綱を16日に決定する。
 3税の増税により、防衛費を国内総生産(GDP)比2%に引き上げる27年度までに総額年1兆円強の財源確保を目指す。このほか、歳出改革や決算剰余金、国有資産売却などの税外収入で防衛力強化の財源を捻出する。

 元稿:時事通信社 JIJI.com 政治 【政局・自民、公明両党の税制調査会・防衛費増額の税財源を確保するため、法人税など3税を増税する方針】  2022年12月15日  21:23:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【与党税調】:貯蓄から投資へNISA拡充 税制改正大綱、16日決定

2022-12-16 00:10:40 | 【税制・納税・減税・年収「103万円の壁」・ふるさと納税・物納・脱税・競売】

【与党税調】:貯蓄から投資へNISA拡充 税制改正大綱、16日決定

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【与党税調】:貯蓄から投資へNISA拡充 税制改正大綱、16日決定

 自民、公明両党は15日、東京都内で与党税制協議会を開き、2023年度税制改正大綱に明記する項目を確認した。「貯蓄から投資」への流れを加速させるため、少額投資非課税制度(NISA)を抜本拡充。自動車重量税の「エコカー減税」延長や、富裕層への課税強化も柱に据える。法人税増税などによる防衛費の財源確保策も盛り込んだ上で、16日に大綱を決定する。

自民党本部(写真左)と公明党本部

自民党本部(写真左)と公明党本部

 

 ■「つみたてNISA」と「iDeCo」 マネーのプロが教える初めの一歩

 NISA拡充は、岸田政権が掲げる「資産所得倍増プラン」の目玉。現行のつみたて型と一般型を24年1月から一本化し、一般型の機能を引き継ぐ「成長投資枠」を設ける。制度は恒久化し、非課税期間を無期限化。年間投資額を360万円に、生涯の投資上限額は1800万円に拡充する。
 燃費性能に応じて自動車重量税を減免するエコカー減税は、23年4月末に期限を迎える。そこで、期間を3年間延長。半導体不足による納車の長期化を踏まえ、現行の適用基準を23年末まで据え置く。燃費基準は24年から段階的に厳格化する。
 年間所得額が1億円を超えると税負担率が下がる「1億円の壁」の是正も図る。金融資産や給与などを合わせた所得が30億円を超える超富裕層への課税を強化する。

 元稿:時事通信社 JIJI.com 政治 【政局・自民、公明両党の税制調査会・2023年度税制改正大綱に明記する項目を確認】  2022年12月15日  21:03:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【自民税調】:防衛財源扱い、宮沢会長に一任

2022-12-16 00:10:30 | 【税制・納税・減税・年収「103万円の壁」・ふるさと納税・物納・脱税・競売】

【自民税調】:防衛財源扱い、宮沢会長に一任

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【自民税調】:防衛財源扱い、宮沢会長に一任

 自民党税制調査会は15日、防衛財源の扱いについて、宮沢洋一会長に一任するこに一任することを決めた。

自民党税制調査会で発言する宮沢洋一会長(中央右)。同左は松野博一官房長官=15日午前、東京・永田町の同党本部

自民党税制調査会で発言する宮沢洋一会長(中央右)。同左は松野博一官房長官=15日午前、東京・永田町の同党本部

 

 元稿:時事通信社 JIJI.com 政治 【政局・自民税制調査会・2023年度以降の防衛財源の確保】  2022年12月15日  17:31:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【時事通信・世論調査】:岸田首相継続「再来年9月まで」3割 「早く辞めて」2割強

2022-12-16 00:09:50 | 【新聞社・報道・公共放送NHKの功罪・マスコミ・雑誌・世論調査】

【時事通信・世論調査】:岸田首相継続「再来年9月まで」3割 「早く辞めて」2割強

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【時事通信・世論調査】:岸田首相継続「再来年9月まで」3割 「早く辞めて」2割強

 時事通信が9~12日に実施した12月の世論調査で、岸田文雄首相に首相を続けてほしい期間を尋ねたところ、「再来年9月の自民党総裁任期まで」が30.9%で最も多かった。次いで「できるだけ早く辞めてほしい」23.9%、「この中にはない、分からない」17.2%、「来年5月のG7広島サミットまで」14.3%、「できるだけ長く」13.8%の順だった。

岸田文雄首相=14日、首相官邸

岸田文雄首相=14日、首相官邸

 ■防衛費増額、賛否が拮抗 財源確保策、「増税」は22.2%

 自民、公明両党の連立政権に国民民主党が加わることへの賛否については、「賛成」が21.6%にとどまり、「どちらとも言えない・分からない」45.9%、「反対」32.5%と続いた。支持政党別で見ると、自民支持層では「賛成」36.1%、「反対」26.1%、公明支持層では「賛成」34.8%、「反対」32.6%だった。一方、国民支持層では「反対」が64.7%で「賛成」17.6%を大きく上回った。
 調査は全国18歳以上の2000人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は61.4%。

 元稿:時事通信社 JIJI.com 政治 【政局・世論調査】  2022年12月15日  17:09:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【時事通信・世論調査】:防衛費増額、賛否が拮抗 財源確保策、「増税」は22.2%

2022-12-16 00:09:40 | 【新聞社・報道・公共放送NHKの功罪・マスコミ・雑誌・世論調査】

【時事通信・世論調査】:防衛費増額、賛否が拮抗 財源確保策、「増税」は22.2%

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【時事通信・世論調査】:防衛費増額、賛否が拮抗 財源確保策、「増税」は22.2%

 時事通信が9~12日に実施した12月の世論調査で、岸田文雄首相が表明した防衛費増額の賛否を尋ねたところ、「賛成」35.5%、「反対」33.6%で拮抗(きっこう)した。「賛成」と回答した人に、その財源を主に何で賄うべきか聞いた結果、首相が打ち出した「増税」は2割強にとどまった。

岸田文雄首相=10日、首相官邸

岸田文雄首相=10日、首相官邸

 ■内閣支持微増29.2% 不支持、4カ月連続で上回る―救済新法「さらに厳しく」59.4%

 防衛費増の賛否を支持政党別で見ると、自民党支持層は「賛成」が54.3%に上り、「反対」の21.1%を大きく上回った。一方、公明党支持層では「賛成」26.1%、「反対」34.8%と逆の結果となった。立憲民主党支持層も「反対」47.8%が「賛成」32.8%を上回った。
 防衛費増額に「賛成」と回答した人に聞いた財源確保策については、最多が「防衛費以外の予算削減」38.1%だった。「国債発行」27.1%、「法人税や所得税などの増税」22.2%、「この中にはない、分からない」12.6%と続いた。
 調査は全国18歳以上の2000人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は61.4%。

 元稿:時事通信社 JIJI.com 政治 【政局・世論調査】  2022年12月15日  17:09:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【時事通信・世論調査】:内閣支持微増29.2% 不支持、4カ月連続で上回る―救済新法「さらに厳しく」59.4%

2022-12-16 00:09:30 | 【新聞社・報道・公共放送NHKの功罪・マスコミ・雑誌・世論調査】

【時事通信・世論調査】:内閣支持微増29.2% 不支持、4カ月連続で上回る―救済新法「さらに厳しく」59.4%

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【時事通信・世論調査】:内閣支持微増29.2% 不支持、4カ月連続で上回る―救済新法「さらに厳しく」59.4% 

 時事通信が9~12日に実施した12月の世論調査で、岸田内閣の支持率は前月比1.5ポイント増の29.2%、不支持率は同1.0ポイント減の42.5%だった。11月調査の時点でほぼ横ばいとなっており、8月以降の下落に歯止めがかかった形。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題を受けた被害者救済新法が10日に成立したことなどが要因とみられる。

【図解】内閣支持率の推移

【図解】内閣支持率の推移

【図解】政党支持率の推移

【図解】政党支持率の推移

 ■岸田首相継続「再来年9月まで」3割 「早く辞めて」2割強―時事世論調査

 ただ、不支持が支持を上回るのは4カ月連続で、政権維持の「危険水域」とされる3割未満の状態も脱していない。
 救済新法の評価を尋ねたところ、「規制をさらに厳しくすべきだ」が59.4%で最多。「妥当だ」が20.4%で続き、「規制は必要だが内容を緩和すべきだ」が4.0%、「規制は必要ない」が1.7%だった。「分からない」は14.4%。
 政府の新型コロナウイルス対応については「評価する」が42.6%(前月比2.5ポイント増)、「評価しない」が29.5%(同4.0ポイント減)だった。
 内閣を支持する理由(複数回答)は、多い順に「他に適当な人がいない」12.7%、「首相を信頼する」6.0%、「印象が良い」5.0%。支持しない理由(同)は、「期待が持てない」25.1%、「リーダーシップがない」17.3%、「政策がだめ」17.1%が上位に並んだ。
 政党支持率は、自民党が前月と同じ22.8%、立憲民主党が前月比0.7ポイント増の5.5%、日本維新の会が同1.0ポイント増の3.8%だった。以下、公明党3.7%、共産党1.8%、国民民主党1.4%、参政党1.0%、れいわ新選組0.8%で、社民党とNHK党が0.2%。「支持政党なし」は55.7%。
 調査は全国18歳以上の2000人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は61.4%。

 元稿:時事通信社 JIJI.com 政治 【政局・世論調査】  2022年12月15日  17:08:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【2022年12月14日 今日は?】:上野動物園のジャイアントパンダ「フェイフェイ」が老衰死

2022-12-16 00:00:30 | 【社説・解説・論説・コラム・連載】

【2022年12月14日 今日は?】:上野動物園のジャイアントパンダ「フェイフェイ」が老衰死

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【2022年12月14日 今日は?】:上野動物園のジャイアントパンダ「フェイフェイ」が老衰死

 ◆12月14日=今日はどんな日

  上野動物園のジャイアントパンダ「フェイフェイ」が老衰死(1994)

フェイフェイ-飛飛

 ◆出来事

  ▼オウム真理教のサリン製造施設だった山梨県上九一色村の第7サティアン解体(1998)▼米コネティカット州の小学校で銃乱射事件、26人死亡(2012)

山梨県旧上九一色村にあったオウム真理教の施設=1995年3月27日、本社ヘリ「わかづる」から

山梨県旧上九一色村にあったオウム真理教の施設=1995年3月27日、本社ヘリ「わかづる」から

 ◆誕生日

  ▼錦野旦(48年=歌手)▼世良公則(55年=ミュージシャン)▼勝間和代(68年=評論家)▼中野美奈子(79年=フリーアナウンサー)▼愛原実花(85年=女優)▼高畑充希(91年=女優)▼井上小百合(94年=女優)▼松元絵里花(95年=モデル)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・今日は?】  2022年12月14日  00:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

 

 

 

 

 

 

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