【2024東京都知事選】:蓮舫氏 公約発表は小池百合子氏と同時に「同じものを出されたら辛い」模倣を懸念
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【2024東京都知事選】:蓮舫氏 公約発表は小池百合子氏と同時に「同じものを出されたら辛い」模倣を懸念
立憲民主党の蓮舫参院議員は2日、立候補を表明している東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)の公約について「どんどんブラッシュアップしているところだ。全体像を示すのは現職の方(小池百合子都知事)がもし出られるなら、同じくらいの時期にしたい」と語った。東京都内で記者団に言及した。
蓮舫氏は同時期に公約を発表する狙いについて、「例えば私が早く出した公約と同じものを持ってこられたら辛いなと思うところもある」と模倣される恐れを懸念した。「時間をかけてまとめたものを同時に見せることで都民も比較しやすいと思う」とも指摘した。
その上で、3選出馬が有力視される小池氏について「出られるなら早く出ていただきたいし、戦いたいなと思う」と対抗心をあらわにした。
蓮舫氏を巡っては、平成28年7月の都知事選でも擁立論が浮上したが、当時は「やりたいことは都政ではなく国政」と見送った経緯がある。今回国政に未練がないのかを問われると、「国政でまだまだやりたいこと、やれることはある。ただ、都知事になってやりたいことの気持ちの方が大きい」と強調した。
政治家としての強みと弱みを問われると、「強みも弱みも、強くみえることだと思う」と述べた。同日の街頭演説で立民の枝野幸男前代表が蓮舫氏を「優しい人」と称したことについては「いやーもっといってほしい」と語った。(奥原慎平)
元稿:産経新聞社 主要ニュース 政治 【政局・選挙・地方行政・東京都知事選挙】 2024年06月03日 10:00:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。