【筆洗・12.05】:韓国映画『タクシー運転手 約束は海を越えて』は、民主化を求…
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【筆洗・12.05】:韓国映画『タクシー運転手 約束は海を越えて』は、民主化を求…
韓国映画『タクシー運転手 約束は海を越えて』は、民主化を求めるデモ隊を軍が鎮圧した1980年の光州事件が題材。当局に封鎖された光州に向けソウルからドイツ人記者を乗せるタクシー運転手を名優ソン・ガンホさんが演じた
▼政治活動が制限される戒厳令の下、民主化指導者で後に大統領になる金大中氏の地盤・光州での弾圧は激しく、死者は多数に。映画でも丸腰の人々が次々と斃(たお)れた。デモはソウルでもあり「戒厳令を解除せよ」と声を張りあげる場面があった
▼6時間で解除されたとはいえ、87年の民主化宣言以来初の戒厳発令だそうだ。韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領が一昨日夜、野党が多数派の国...、残り 288/576 文字
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元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【筆洗】 2024年12月05日 07:02:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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