【松尾貴史のちょっと違和感】:権利放棄は愚の骨頂 投票行きましたか?
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【松尾貴史のちょっと違和感】:権利放棄は愚の骨頂 投票行きましたか?
このコラムが掲載される10月27日は衆議院選挙の投開票日だ。
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大きな選挙がある時には毎回同じことを必ず言ってしまうが、「どうかみなさん、投票に行ってください」。これはしつこく何度でも言いたい。こちらも口が酸っぱくなり、皆さんも耳にタコができ、つまみにもならないスダコができそうな勢いだ。選挙権を持つ人の全てが投票所に足を運ぶのが前提の選挙制度(と私は理解している)なのに、毎度半分くらいの人がその権利を放棄してしまうという由々しき事態が何十年も続いている。政権を握っている人たちはその安泰さがゆえにあぐらをかき、国民をなめきった所業を続けることになる。
多くの人が言うように、国民は1円単位まで細かく納税のための申告が求められるのに、国会議員、特に長年政権の座にある党の、結構な数の議員がキックバックやら裏金やらの不正で、脱税まがいのことをやっても、検察は政権にそんたくしているとしか思えない大甘の「おとがめなし」的処理をしてしまっている。、残り1208文字(全文1629文字)
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