朝鮮通信使の歴史を見れば、安倍政権の不道徳浮き彫りに〰️❗
朝日 貞松慎二郎2019年8月24日19時34
韓国・釜山市と姉妹都市提携を結ぶ山口県下関市で24日、江戸時代に朝鮮王朝が派遣した外交使節団「朝鮮通信使」の行列を再現する恒例行事があった。日韓関係の悪化で開催が危ぶまれたが、釜山市民約100人と日本側から約60人が参加。市中心部の約3キロで、パレードを繰り広げた。
下関は、朝鮮通信使が本州で最初に上陸したゆかりの地。行列の再現は今年で16回目で、市民祭「馬関(ばかん)まつり」の目玉の一つ。今年は日韓関係悪化の影響により、釜山側から今月上旬まで正式な参加回答が届かない異例の事態となった。例年、釜山の市長や副市長らが正使役を務めていたが、今回は参加しなかった。
華やかな衣装を着た一行は、伝統楽器を奏でながら関門海峡沿いなどをにぎやかに練り歩いた。正使役を務めた孫在学(ソンジェハク)・釜慶(プギョン)大碩座(せきざ)教授は「両国間の海に波があるからといって別れるのではなく、お互いに交流できるということをしみじみと感じた」と語った。(貞松慎二郎)
どうでしょうか〰️❗
日本の歴史にしっかり学べば!
朝鮮通信使は、家康の外交政策が始まりです。それは、
秀吉の朝鮮侵略の敗北の際、大量の朝鮮民衆を拉致して強制連行してきました。
しかし、家康は彼らを祖国に帰還することに取り組みます。凄いことです。
こうした経過の中で、朝鮮の李王朝と徳川政権の交流が将軍の代替わりの時を活用して始まります。
徳川政権は、民衆に対して、外国と交流していることで、その権威を誇示する狙いがあったようですが、民衆レベルでは、歓迎モードになっていたようです。
江戸までの各地では、朝鮮文化を学ぼうとする文化人などもいたようです。
しかし、朝鮮王朝は、徳川政権の使者は首都ソウルには入れなかった〰️❗
ここに被害国と加害国の感情の決定的違いをみることができるのです。
こうした朝鮮通信使は、17世紀から19世紀にわたって、途中新井白石の時に予算が削減されますが継続的に行われ、日本各地に、その足跡を地方文化として継承しているのです。
その一つが、この記事と言えます。
しかし、問題は次の時代に始まります。
それが今日まで継続的に問題化されているのです。
大陸膨張政策の始まりをきちんと位置付けるべき!
それは、1874年に引き起こされた江華島事件と、翌年締結されて日朝修好条規から始まった日本の朝鮮政策に遡ります。
この事件は鎖国政策をとる朝鮮王朝に対して英米が開国を迫りますが、失敗。そこで明治新政権に手口などを指南して挑発的武力攻撃を行い江華島を占領。その賠償などを口実に、朝鮮王朝に開国を迫り、日本が欧米列強に締結させられていた不平等条約を締結させるのです。日本と欧米の関係は、そのまま朝鮮と日本の関係となるのでした。欧米と締結した不平等条約で失うことになった金の流失を朝鮮との貿易で取り返す。朝鮮のコメを輸入することで日本の米価を安定させて、物価の調整をはかるのでした。
朝鮮王朝と民衆の側から見れば、日本の民衆と欧米の関係になることは一目瞭然です。
明治自由民権運動が不平等条約の撤廃を掲げたことを見れば一目瞭然です。
しかし明治政権のやったことは朝鮮への強権政策です。
朝鮮王朝の皇后のミンピ暗殺は、その象徴です。
日本で言えば天皇の皇后が外国人によって暗殺されることを意味しているのです。
日本の「右翼」は、このようなことがあったら、永遠と非難するでしょう!
韓国国民が歴史の事実を曖昧にしないのは、称賛されるのではないでしょうか!
そのような経過を経て1910年朝鮮を日本の植民地とする、大日本帝国憲法下に統治する。朝鮮民衆には選挙権は認めず❗
こうして1945年の敗戦ー終戦によって朝鮮の民衆は日本統治から解放される。しかし、日本との国交関係は、1965年までありません。北朝鮮とは未だにありません。
韓国とは、国交が回復したものの、未だに、自民党の政治家、閣僚らの植民地支配を正当化する発言が繰り返されてきているのです。
憲法前文には、
「われらは、自国のことのみ専念して他国を無視してはならない」
と明記されていますが、この政治道徳の原理を使うとすれば?
このような歴史を直視して、韓国・北朝鮮と対応していかなければならない時です。
韓国・北朝鮮の政府と国民の腹の中にある近代史の負の分野に、その解決の糸口があるからこそ、歴史に学ぶことを重視していかなければならない〰️❗
これは主権者であり納税者である日本国民の歴史的使命と言わなければならないのではないでしょうか〰️❗
そうした意味からも家康に学ぶことが大切で、安倍晋三首相は、高校の日本史の教科書を再度シッカリ学ぶべきです〰️❗
さもなければ、家康をはじめとした先人の笑い者となるでしよう〰️❗
日本の愛国者であるならば、日本の歴史を丸ごと学ばなければならない!
いっさいの正当化・隠ぺいは愛国者としては
恥ずべきことだろう!