愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

一斉休校に関し専門家の意見を聞いていなかった!側近の異論を押し切って全国一斉の休校要請を決めた!朝令暮改で日本の司令官としての能力全くナシ!被害は国民に!

2020-03-02 | 認知症・健康

安倍式独断専行!では

国民の命・財産・安全安心・幸福追求権・平和的生存権を切れ目なく守ることはできない!

政治家安倍晋三自民党総裁・内閣総理大臣は

独裁者の素質と資質満載!

混乱は現場にあり!

納税者・主権者である国民の判断が求められている!

東京 <新型コロナ>首相、異論押し切り独断 一斉休校要請、決定の裏側 2020年3月2日 朝刊

https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/202003/CK2020030202000151.html

 安倍晋三首相は新型コロナウイルスによる肺炎拡大を受け、側近の異論を押し切って全国一斉の休校要請を決めた。見えない脅威に「究極の先手」(官邸筋)を打った形だが、独断専行の色合いも濃く、「安倍1強」の危うさがのぞく。自治体任せだった二月二十五日の基本方針から一転、二十七日の決断に至った経緯を検証した。
政府内では二月中旬から地域ごとの臨時休校案が取り沙汰されていたが「雑談の域を出なかった」(政府関係者)。二十四日の政府専門家会議が「これから一~二週間が瀬戸際だ」と警告したが、翌二十五日の対策基本方針は、休校に関し各都道府県の判断に委ねる内容にとどまった。
だが、基本方針公表後の二十五日午後、官邸で開催された会議で、全国一律の休校案が俎上(そじょう)に載った。複数の関係者は、首相腹心の今井尚哉首相補佐官が主導したと証言する。菅義偉官房長官は「やり過ぎではないか」との認識を示し、官僚ら事務方からも「感染者がいない地域にはとばっちりだ」と異論が出た。
 翌二十六日の衆院予算委員会で、首相は「常に後手だ」(立憲民主党の枝野幸男代表)と批判の矢面に立たされる。北海道は小中学校の休校要請を決断。首相は周辺に「政権にとって正念場だ」と語り、一斉休校案の本格検討に踏み出す。
 官邸側は二十七日朝、文部科学省に一斉休校案を伝えた。与党の一部にも状況が漏れ始め、「大混乱になる」(閣僚経験者)と反発が拡大した。自民党の下村博文選対委員長が午後の衆院本会議場で首相に真意を尋ねると、首相は「検討している」と明かした。
 首相側近の萩生田光一文科相は「春休み前倒し案」には理解を示していたが、全国一律で約一カ月に及ぶ長期の休校案には抵抗していた。だが、首相は午後に萩生田氏と官邸で会い「政治決断した」と通告。その後の対策本部会合で一斉休校要請の考えを表明した。
 自民党の岸田文雄政調会長に方針が伝わったのは会合直前だった。党文教族幹部にも事前に打診していなかった。首相側近は「うだうだ議論したって仕方ない」と吐き捨てた。(引用ここまで)

時事通信 休校対応、曖昧さ残す 首相、準備不足を露呈―新型コロナ 2020年03月02日19時29分

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020030201114&g=pol

参院予算委員会で立憲民主党の蓮舫参院幹事長(右手前から2人目)に答弁する安倍晋三首相(左端)=2日午後、国会内 
2日の参院予算委員会は、新型コロナウイルスに関する安倍晋三首相の記者会見後初めての国会論戦となった。野党の質問は、全国一斉休校による現場の不安をどう払拭(ふっしょく)するのかに集中。一方、首相らの答弁は国民や自治体に協力を求める姿勢が目立ち、今後の具体策については曖昧さが残った。「見切り発車」による準備不足を露呈した形だ。
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 「学童保育の施設は非常に狭い。濃厚接触のリスクは高くなる」。立憲民主党の福山哲郎幹事長はこう語り、政府が休校による子どもの受け皿として学童保育を活用するとしていることの問題点を挙げた。
  加藤勝信厚生労働相は「学童クラブはただでさえ人が多いという指摘がある。これ(子ども)が増えるとリスクが高まる。その通りだ」と認めざるを得なかった。自治体の取り組みとして、学校の空き教室を開放して教員が手伝うなどの工夫が行われていると説明したが、福山氏は「学校で授業をやっているのとどこが違うのか」と訴えた。
  首相は「事前の準備にかける時間が少なかったのはその通りだ」と釈明。「さまざまな課題に対応して、国としても協力していきたい」と語るのみだった。
  質疑では小中高校を休校とする一方、保育所や幼稚園を休みにしなかった疫学的根拠がなかったことも判明した。立憲の蓮舫参院幹事長に、国立感染症研究所の脇田隆字所長は「リスクの比較は行っていない」と明言。首相も「疫学的な判断は困難だ」と述べた。
  さらに、首相が休校に関し専門家の意見を聞いていなかったことも分かった。関係閣僚である萩生田光一文部科学相と加藤氏は、首相の意向を把握したのは発表当日の2月27日だったとし、調整が生煮えだったことも浮き彫りになった。
  福山氏は質疑後、記者団に「協力を惜しむつもりはない」としつつ、「収束に向け政府が動いていると具体的に見せない限り、国民の不安は消えない」と指摘した。
  自民党の参院幹部は「首相はかなり疲れている。厚労相も混乱している」と懸念を示す。ベテラン議員は「根拠のない決断では国民は納得しない」と語った。(引用ここまで)

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