総合的に、俯瞰して、判断して
何故6人だったのか!
結果的に候補者6人が除外されたのは何故か!
キチンと説明すべし!
全く説明になっていない!
日本学術会議法に沿って、
公務員に任命する任命権の行使が、
『会議』の職務の独立性を侵害することになるとは考えていない
NHK 学術会議任命 菅首相 “「調整」は考え方のすり合わせ” 2020年11月6日 18時58分
国会では、午後も、参議院予算委員会で質疑が行われ、菅総理大臣は、「日本学術会議」の会員候補の任命をめぐり、5日みずからが「前回は、正式の推薦名簿が提出される前に一定の調整が行われていた」と述べたことについて、「調整」は考え方のすり合わせで、任命権の行使は、会議の職務の独立性を侵害するものではないという認識を示しました。
日本維新の会の浅田政務調査会長は、東京一極集中の是正をめぐり、「首都直下地震や、南海トラフの巨大地震などが想定される中で、首都の代替機能を確保する必要についてどのように考えるか」と質問しました。これに対し、菅総理大臣は「大規模な災害が発生した場合をはじめ、有事に備えた『首都中枢機能』の継続性を確保することは極めて重要だ。首都直下地震に備えるため、政府機能のバックアップとして首都圏内の3か所を代替拠点と位置づけている。また、首都圏以外においても、大阪市など各都市を中心に、代替拠点の確保などの検討を行っている。関係機関と緊密に連携しながら、『首都中枢機能』の継続性の確保に万全を期していく」と述べました。
国民民主党の舟山政務調査会長は、中小企業政策をめぐり、「菅総理大臣の主張の中で、中小企業があたかもとう汰の方向に行くのではないかという懸念があるが、どのように考えているのか」とただしました。これに対し、菅総理大臣は「小規模事業者のとう汰を目的とするのではなく、ポストコロナを見据えて、経営基盤を強化することで中堅企業へ成長し、海外で競争できるような企業を増やしていくことは重要だ。中小企業の経営資源の集約化による事業の再構築や、デジタル化など、生産性を向上させ、足腰を強くする仕組みを構築し、創意工夫する企業を応援していきたい。地方を元気にするには、中小企業はものすごく大事だ」と述べました。
共産党の小池書記局長は、「日本学術会議」の会員任命をめぐり、菅総理大臣が、5日の参議院予算委員会で、「前回は、正式の推薦名簿が提出される前に、一定の調整が行われていた」などと答弁したことを踏まえ、「政府が、会員の選考や推薦に、実質的にかかわることなどは、日本学術会議法に照らして、断じて認められることではない。政治介入そのものではないか」とただしました。これに対し、菅総理大臣は「調整については、任命にあたって考え方をすり合わせたということで、これは3年前の話だ。推薦は、『学術会議』しかできないということは、十分に承知している。任命権者である内閣総理大臣が、日本学術会議法に沿って、公務員に任命する任命権の行使が、『会議』の職務の独立性を侵害することになるとは考えていない」と述べました。また、菅総理大臣は、学問の自由について「極めて重要な権利ではあるが、『学術会議』の会員の任命は、憲法第15条第1項の規定の趣旨を踏まえ、任命権者の内閣総理大臣が、日本学術会議法に沿って、国の行政機関に所属する公務員を任命するものであり、個人の学問の自由との関係で問題になるとは考えていない」と述べました。(引用ここまで)
NHK 学術会議会長との調整 問題はないという認識 加藤官房長官 2020年11月6日 11時55分
日本学術会議の会員の任命にあたり、菅総理大臣が、以前から内閣府の事務局などと学術会議の会長との間で調整が行われていたと明らかにしたことについて、加藤官房長官は、法律にのっとった適切な運用を前提としたもので問題はないという認識を示しました。
菅総理大臣は5日の参議院予算委員会で、日本学術会議の会員の任命にあたっては、以前から内閣府の事務局などと学術会議の会長との間で調整が行われていたものの、今回は調整が行われず、結果として任命されなかった人が生じたことを明らかにしました。これについて、加藤官房長官は閣議のあとの記者会見で「日本学術会議法にのっとって適切に運用していく必要がある。それを前提とした意見交換がなされていたということで、何ら問題はない」と述べました。また野党側が、政府内での調整の経緯を明らかにする必要があるとして、事務方トップの杉田官房副長官の委員会への出席を求めていることについて「国会が決めることであり、国会が決めたことに対し適切に対応していきたい」と述べました。(引用ここまで)
東京 首相、17年人事で事前調整 学術会議が候補者推薦する前に 2020年11月6日 18時27分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/66791?rct=politics
菅義偉首相は6日の参院予算委員会で、日本学術会議の会員任命拒否問題を巡り、政府が会議との間で人事を事前に調整したのは2017年だと明らかにした。やりとりの詳細は語らず、調整のタイミングは会議側が会員候補者を推薦するよりも前だったと説明。野党は「露骨な政治介入だ」と批判を強め、予算委審議は紛糾した。学術会議が会員を改選した前回17年の任命手続きでは、政府は定員より多い候補者の名簿を提示するよう会議側に要求している。今年も政府側から同様の求めがあったが、会議側は応じず、結果的に候補者6人が除外された。(共同通信)(引用ここまで)
東京 野党「事前協議は違法」 首相の任命拒否答弁に反発 2020年11月6日 11時52分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/66717?rct=politics
野党は6日、日本学術会議の会員任命拒否に関し、政府と学術会議の間で人事の事前協議がなかったのが理由とする菅義偉首相の国会答弁を巡り、組織の独立性を侵害する違法行為だとして反発を強めた。政府は「何ら問題はない」(加藤勝信官房長官)と主張。6日の参院予算委員会は理事会が紛糾し、開会が約20分遅れた。野党は任命拒否に関与した杉田和博官房副長官の招致を重ねて求めたが、与党は拒んだ。首相は5日の予算委で、以前は正式な推薦名簿の提出前に学術会議と内閣府の間で調整があったと説明。「今回は推薦前の調整が働かず、結果として任命に至らない者が生じた」と説明した。(共同通信)(引用ここまで)
東京 事前協議できず任命拒否と首相 学術会議、野党は政治介入と批判 2020年11月5日 23時36分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/66497?rct=politics
菅義偉首相は5日の参院予算委員会で、日本学術会議の会員候補6人の任命を拒否したのは、内閣府との間で学術会議が行っていた事前協議がなかったことが要因だとの新たな見解を示した。「以前は正式な名簿の提出前に一定の調整が行われていた」と述べた。野党は「学術会議の運営に対する政治介入だ」と批判。首相は学術会議による候補推薦の法的位置付けに関し「推薦を尊重しつつも任命権者として判断する」と述べ、自身に裁量の余地があるとの認識を表明した。事前協議について、首相は「今回は推薦前の調整が働かず、結果として任命に至らない者が生じた」とも主張した。(共同通信)(引用ここまで)
時事通信 学術会議、菅首相「ゼロ回答」連発 野党反発で再三中断―参院予算委 2020年11月06日07時05分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020110501207&g=pol
5日の参院予算委員会で、野党は日本学術会議をめぐる問題に焦点を絞り、菅義偉首相を追及した。しかし、首相は正面から答えない「ゼロ回答」を連発。野党は反発し、審議は再三中断した。
「若手も女性も私大も外された。言ってることと真逆の人事だ」。立憲民主党の蓮舫代表代行は、首相が会員の出身大学や性別、年齢の偏りを問題視するにもかかわらず、任命拒否した6人の顔ぶれに、こうした人材が含まれる理由をただした。
首相は「マクロで見た場合は全く違う」と反論。ただ、詳細は語らず、「(会員は)七つの国立大が45%で、私立大は24%にとどまっている」などと、従来の説明を繰り返した。
蓮舫氏はまた、任命拒否に関する杉田和博官房副長官と内閣府の協議記録を開示するよう要求。加藤勝信官房長官が拒否すると、首相も続いて「官房長官が申し上げた通り。官房長官と私は一体だ」と突っぱねた。
立憲の小西洋之氏は、会員の推薦制が導入された1983年の会議録で、当時の政府関係者が首相の任命権は推薦に伴う「付随的な行為」だと述べていると指摘。首相に任命拒否との整合性を問うた。
これに対し、首相は「過去の答弁は尊重するが、私は法令に基づいて任命した」と強弁。納得しない小西氏に詰め寄られ、内閣法制局長官や内閣府官房長が代わって答弁すると、小西氏は「(説明を)ギブアップして助けを求めた」と首相を皮肉った。
参院予算委の質疑は、質問者の持ち時間に政府側の答弁時間が算入されない「片道方式」。衆院予算委のように、首相らが長広舌を振るって質問時間を「削る」ことはできない。
この日は、野党側が短い質問を繰り返し、首相らが答えに窮するたびに委員長席へ詰め寄り、審議はたびたび中断。テレビ中継を意識し、首相が説明責任に消極的な姿勢を浮き彫りにする狙いがあったとみられる。
一方、自民党の二之湯智氏が任命プロセスの説明を求めると、首相は一転して「以前は内閣府と学術会議の間で一定の調整が行われていた」と明かした。その上で「今回の任命は推薦前の調整が働かず、結果として任命に至らなかった者が生じた」と述べ、責任を学術会議側に転嫁した。
終了後の理事会で、立憲の森裕子氏は「何で与党の時だけ新しい説明なのか。おかしい」と抗議。任命拒否の判断に関与した杉田氏の国会招致を改めて要求した。(引用ここまで)