私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

以前からホシムクドリはいたが、年々個体数が増加傾向のようだ。他のムクドリ類も何かしら来てはずなので、これから期待。

2021年8月23日(月)石巻雲雀野埋め立て地

2021年08月23日 | 石巻雲雀地区

■2021年8月23日(月)10:24-13:33【天気】晴れ曇り
【機材】EOSR5+EF500Ⅱ  Avモード F4  ISO100
【場所】石巻雲雀野埋立地
【種名】キジバト、カワウ、コチドリ11、メダイチドリ2、タシギ4、アカアシシギ幼羽1、キアシシギ成鳥4、ソリハシシギ成鳥7、イソシギ1、キョウジョシギ夏羽♂1、コオバシギ幼羽1、トウネン夏羽1・幼羽35+、ヨーロッパトウネン幼羽1、オジロトウネン幼羽1、キリアイ幼羽3+、エリマキシギ幼羽1、アカエリヒレアシシギ夏羽1・幼羽2、ウミネコ、オオセグロカモメ、ミサゴ1、トビ1、チョウゲンボウ♀成鳥1、ハシボソガラス、ヒバリ、ツバメ、セッカ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ(17科31種)
【メモ】10時過ぎに現地に到着すると、すでに何人かの方が観察をしていたのがアカエリヒレアシシギ。1羽+2羽の3羽で、1羽単独の個体は右足を負傷(何か絡まっているか、腫れてるか)しているようだった。2羽の方は幼鳥と成鳥。アカエリヒレアシシギを撮影してから、道路を挟んで反対側の池に行った。畔?の上にコオバシギ、キリアイ、トウネン、ソリハシシギがいるのが見えた。キリアイは前回4羽いたはずだが、一度に3羽しか見えなかった。アシ原の前をキアシシギが歩いていたのでとりあえず撮影したのだが、キアシシギに見えたのが、オオキアシシギではと言うので、でのちにみんなが集まって識別し、アカアシシギの幼鳥ということになったのだが、決め手は、翼帯だったが、確かにその通りだった。いったん思い込んでしまうとその鳥に見えてしまうから不思議だ。そもそも自分はまだオオキアシシギもコキアシシギを見たことがないので、残念だった。また、ヨロネン幼羽があとで見ると、どの場面にもいたのに発見できなかったのは何とも言えないことだ。目の前にいるトウネンを1羽1羽見て、最後に変なのが1羽いると思ったくらいで、それもヨロネンとは思わなかった。例年のことだが、1回見てしまうと、次に行った時にはどこにいても見つけられるが、1年過ぎると忘れてしまうのだろうか。アカアシシギの幼羽も何回も県内で間近に見ていて、まず識別に間違うことはなかったのだが、今回のことで自信をなくしてしまった(笑い)。その他には、タシギや最後にもう一度立ち寄った埋立地の池でオジロトウネンを見たが、足の黄色いシギがいるとS氏から教えてもらって、比較的近くから見た結果、オジロトウネンの幼鳥だった。ヨロネンの識別は、次回は大丈夫だろう。
【写真】

  
アカエリヒレアシシギ幼羽2個体
  
アカエリヒレアシシギ夏羽から冬羽/ソリハシシギ/アカアシシギ幼羽
  
トウネン、キアシシギ、ソリハシシギ、コオバシギ/キリアイ/ソリハシシギ
  
トウネンの群れ/キリアイ幼羽
  
奥からヨロネン、キリアイ、トウネン/コオバシギとキリアイ
  
ヨロネンとトウネン/エリマキシギ/オオキアシシギではなかったアカアシシギ幼羽

  
アカアシシギ幼羽と飛翔形。明らかにアカアシシギ
 
アカアシシギ幼羽とソリハシシギ夏羽
  
コオバシギ幼羽
  
トウネン幼羽   ヨロネン幼羽  トウネン幼羽
  
トウネン夏羽と幼羽/トウネン夏羽(左同一個体)/ソリハシシギ夏羽の群れ
 
タシギ。白い翼帯が目立つ
  
オジロトウネン幼羽。足が黒ではない。ヒバリシギも同様。


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2021年8月19日(木)石巻雲雀野埋立地

2021年08月19日 | 石巻雲雀地区

■2021年8月21日(木)9:58-12:11【天気】晴れ【機材】EOSR5+EF500Ⅱ
【場所】石巻雲雀野埋立地
【種名】コチドリJ2・AdS4,オオメダイチドリJ1,キアシシギAdS3,ソリハシシギAdS4,イソシギAdS2,キョウジョシギAdS3(♂3),トウネンJ5・AdS3(夏羽1,冬羽移行2),ヨーロッパトウネンAdS1(第1回夏羽から冬羽),ヒバリシギJ1,キリアイJ4,アカエリヒレアシシギAdS1(夏羽から冬羽移行),ウミネコ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,チョウゲンボウAd♀,ハシボソガラス,ヒバリ,ツバメ,セッカ,イソヒヨドリ,スズメ,ハクセキレイ,ホオジロJ(14科24種)※同日情報としてウズラシギJ1,タカブシギAdSかクサシギAdS1だが不明
【メモ】この日は最初から石巻を予定していて帰りに蒲生に寄る予定でいた。現地に着くと鳥友のS氏が池に先着して撮影していた。一緒に見ていて,ウズラシギもいたらしいが,見逃してしまったが,ごく狭い場所に計17羽7種がいた。一方となりの池は奥の方も含めて全然だったが,アカエリヒレアシシギが1羽浮いていた。過去にアカエリヒレアシシギについては悲しい思い出がある。※以下記事参照『2007年9月7日(金)台風の日のアカエリヒレアシシギの群れ』手に取ってみれば,他のシギチも同様だが,本当に小さく,温かく,軽く,華奢で命を落としやすく,しかし,海洋を渡っていく強さが漲っている。
 土手を上がって上の池に行ってみると,何もいなかったが水面の面積はやや広がっていた。道路を挟んだ小さい池にソリハシシギがいた。それから最初の池に戻ったが,トウネン夏羽から冬羽が1羽いるだけで他に何もいない。しかし,鳥友の言うとおり,ヨシの中から「そのうち」出てきた。そこで撮影し,それから土手に上ってまた観察すると今度ははっきり見えた。今日はそれなりに見られた日だった。

【写真】
  
トウネン8羽とキリアイJ4羽/アカエリヒレアシシギAdS-W。初列風切りが擦れて,銀粉状の層が見える/トウネンAdS-W
  
3羽のキョウジョシギAdS♂/トウネンAdS-W肩羽から冬羽が生えてくる/ヒバリシギJとトウネンJ
  
ヒバリシギJ/ソリハシシギAdS/ヨーロッパトウネンおそらく1SW、ヒバリシギJ、トウネンJ
  
ヨーロッパトウネンおそらく1SWとトウネンJ/キリアイJとトウネンJ/キアシシギAdSとトウネンAdS,J
  
オオメダイチドリJ。メダイチドリも突っ立つと似ていないこともない。
  
オオメダイチドリJ/トウネンAdS/キリアイJとソリハシシギAdS
  
オオメダイチドリJ/ホオジロJ/上の2羽のトウネン餌場を争う。    
  
キリアイJ    キリアイJが3羽  水浴び後のヒバリシギJ
  
キリアイJ    一見、何シギと思うが横を向くとただのトウネンJ
  
ソリハシシギAdSあくび?/典型的な羽衣のトウネンJ2羽/一見何シギ?と思うが,足の色でヒバリシギJ


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2021年8月5日(木)石巻雲雀野埋立地

2021年08月05日 | 石巻雲雀地区

■2021年8月5日(木)12:10-13:38【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】石巻雲雀野埋立地
【種名】カワウ、ムナグロAdS2、コチドリAdS1、メダイチドリAdS53、アカアシシギAdS1、キアシシギAdS1、イソシギAdS1、キョウジョシギAdS♂1、トウネンAdS4、ウミネコ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、チョウゲンボウ♀1、ハシボソガラス、ヒバリ、セッカ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ(13科19種)
【メモ】行くと全くいなかったり、たくさんいたり、たくさんいたので、次に行ってみると全然いなかったりと、なかなか変化が激しい。今回はけっこういたほうで、車を止めて最初に上から見るとたくさんのメダイチドリがいた。下に行くと、ムナグロとイソシギが見えた。群れが飛んで、目の前の細い畔(と言ったらいいか)に降り立ったので、オオメダイチドリがいないか探したが、全部メダイだった。それから反対側の湿地に行ったが、何もいなかった。土手を上がり、干からびた埋立地を双眼鏡で見ると、メダイチドリの大群にキョウジョシギが1羽混じっているのが遠くに見えた。カウントするために、フレームに全体が入るようズームをひいて、撮影した。あとで1羽1羽数えたところ53羽+キョウジョシギ1がいた。それから次の埋め立て地に水たまりがある場所に行ったが、水面の面積が埋め立てによりかなり小さくなっていて、ハクセキレイしかいなかった。ミサゴはいつもの採餌場所(この場合は餌を食べる場所)にいて、そこから飛び立ったのが見えた。下の小さな池に行ってみたがなにもおらず、戻ってこれも埋め立てられて面積が小さくなってしまった池に行ってみた。土の塊の間にシギが1羽いるのが見え、模様からアカアシシギの可能性があると思い、回り込んで池の反対側に行ったところ、ちょっと目を離した間に飛んで行ってしまった。飛んでいく先が、下の池だったので、そこに行ってみるとキアシシギと一緒にいたので撮影した。そこからもう一度最初の池に行くと、先ほどのメダイチドリとキョウジョシギ、それに一番最初にはいなかったトウネンが4羽いた。今日は、まあまあのシギチの出だった。

【動画】メダイチドリ・キョウジョシギ・トウネン

【写真】

  
イソシギ、ダイゼン、メダイチドリ、コチドリ
  
メダイチドリ、キョウジョシギ。
  
畔にランディング 残っているメダイチドリ 釣り人が近くを通って飛んだ
  
メダイチドリとキョウジョシギの飛翔 イソシギ
  
アザミの一種   ムナグロ2羽   
  
数えると53羽もいる。トリミング   アカアシシギ
  
アカアシシギの飛翔 アザミの一種  アカアシシギとキアシシギ
  
アカアシシギとキアシシギ
  
土をひっくり返すキョウジョシギ トウネン、メダイチドリ


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2021年7月4日(日)石巻雲雀野埋立地

2021年07月04日 | 石巻雲雀地区

■2021年7月4日(日)12:12-13:06【天気】小雨【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】石巻雲雀野埋立地
【種名】カルガモ、オナガガモ、カワウ、コチドリ8、キョウジョシギ3、ウミネコ、オオセグロカモメ、トビ、チョウゲンボウ、ヒバリ、オオヨシキリ、コヨシキリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ(12科15種) ※オオハクチョウ成鳥1、ヒナ4
【メモ】石巻市のマルホンまきあーとテラスにリャド原画展を見に行ったついでに、雲雀野埋め立て地に行ってみた。コチドリくらいしかいないと思っていたら、キョウジョシギが3羽海の方からやってきた。他は、特にシギチはいなかった。その後、ちょっと時間があったので、オオハクチョウのヒナの様子を初めて見に行った。最初、いるはずの田んぼを探したが見当たらないので、橋のところで釣りをしている方に聞いてみると、こっちの田んぼにいるというので橋を渡って戻ってみると、確かにいた。来るときにダイサギ1羽と思ったのはオオハクチョウだったかと情けなくなった。畔のずっと向こうにいて、田んぼの縁に灰色のものが見えた。しばらく見ていると、ヒナ4羽が出てきて、畔の草を親子ともども食べていた。餌に不足はないようだ。成鳥がもう1羽いるはずだが近くには見えなかった。ヒナと言っても顔を見る限りはしっかりオオハクチョウの感じが出ていて、首も親に負けじと長い。ただし、肝心の翼は体に比してとても短いのでヒナということだ。しきりに畔の草を食べていた。とても可愛かったが、この子どもたちが飛べるようになったら、飛べない親はどうするのだろう、子どもたちはどんな行動をとるのだろうと考えると、ちょっと悲しくなった。

【動画】

 

採餌するオオハクチョウの親子

【写真】

  
キョウジョシギ  コチドリ    オナガガモ
  
アザミの一種   チョウゲンボウ♀ オオハクチョウ
  
オオハクチョウと4羽の幼鳥というかまだヒナ


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2021年5月20日(木)・24日(月)・26日(水)石巻雲雀野埋立地

2021年06月14日 | 石巻雲雀地区

■2021年5月20日(木)・24日(月)・26日(水)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500mm
【場所】石巻雲雀野埋立地
【種名】カルガモ、マガモ♂♀、カワウ、コチドリ6、メダイチドリ8、キアシシギ1、トウネン12、ウズラシギ1、サルハマシギ♂♀、ハマシギ1、キリアイ1、ウミネコ、オオセグロカモメ、ミサゴ1、トビ1、ハシボソガラス、ツバメ、オオヨシキリ、セッカ、スズメ、ハクセキレイ(12科21種)
【メモ】午前中県民の森でサンコウチョウが飛ぶのを見ていたが(見ていただけ)、サルハマシギの情報をいただき、いなくなると困るので行ってみた。オオメダイチドリの夏羽もいるということだったが、3日間にわたって見ることはできなかった。2羽のサルハマシギは、遠目でもすぐにわかったので、少しずつ近づいて腰を落ち着けて、ずっと動かず見ていた。帰宅してから図鑑を見ると、一方は♀の夏羽ではないかと思った。そうすると、数年前蒲生で見た夏羽は♀ということになる。♂は真っ赤かなのでこれは間違いない。ただし、雨覆いの部分は赤くはない。ウズラシギも今回見た個体も雨覆い部分が赤褐色でないが、以前鳥の海でヒメハマシギの夏羽と一緒にいた個体は、雨覆いも赤褐色だったので、若いと冬羽のような軸班が目立つ羽衣なのかもしれないし、そうでないかもしれない。いっぱいいろいろな個体を見ないとこれはわからない。キリアイは、その後MAX3羽いたそうだが、夏羽を見ることができてよかった。石巻は今も健在ですね。
※見逃した鳥:セイタカシギ、オオメダイチドリ、アカエリヒレアシシギ、ツバメチドリなど。
【写真】


サルハマシギ夏羽♀


サルハマシギ夏羽の♂♀


サルハマシギ夏羽♂ トウネン夏羽


警戒するトウネン コチドリ   キアシシギ


イソシギ メダイチドリ、トウネン、ウズラシギ。鳥の海でバンディングしたメダイチドリも見える


ウズラシギ夏羽 メダイチドリ夏羽 巣から離そうとするコチドリ


ミサゴ     きれいなハマシギ夏羽


キリアイ夏羽とメダイチドリ夏羽 ウズラシギ


ウズラシギ夏羽         トウネン夏羽


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2021年5月20日(木)石巻雲雀野埋め立て地

2021年05月20日 | 石巻雲雀地区

■2021年5月20日(木)12:50-13:40【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】石巻雲雀野埋め立て地
【種名】サルハマシギ,トウネン(1科2種)
【メモ】サルハマシギの採餌の様子
【動画】
 
サルハマシギ夏羽の採餌


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2021年4月28日(水)・5月1日(土)石巻雲雀野埋め立て地

2021年05月01日 | 石巻雲雀地区

■2021年4月28日(水)10:36-11:26,5月1日(土)14:32-16:47【天気】曇り,小雨【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】石巻雲雀野埋め立て地
【種名】マガモ,カルガモ,コガモ,カワウ,コチドリ8,メダイチドリ10,オグロシギ夏羽1,チュウシャクシギ9,コアオアシシギ夏羽1,ソリハシシギ1,キョウジョシギ2,トウネン14,ハマシギ2,ウミネコ,オオセグロカモメ,トビ,ハシボソガラス,ヒバリ,ツバメ,セッカ,スズメ,ハクセキレイ,オオジュリン♀(13科23種)
【メモ】コアオアシシギ夏羽とオグロシギ夏羽,それにサルハマシギの情報をいただき,この時期としては初めて(5月に金華山アホウドリ調査の帰りには寄るが,あくまで秋中心)雲雀野に来た。1日目にオグロシギとコアオアシシギはすぐに確認でき,特にコアオアシシギの夏羽を見たのは初めてだったのでとてもうれしかった。2日目はサルハマは抜けたらしく,オグロシギの姿も見られなかった。ソリハシシギは,今期初認だった。いずれにしても羽数は多くないが,おそらく毎日,違った種類で石巻ならではのあまり多くは見られないシギチが渡っているようだ。
【写真】

メダイチドリ♀(前)・♂(後ろ)・トウネン/コチドリ

コアオアシシギ夏羽とオグロシギ夏羽移行個体

オグロシギ   トウネン夏羽

メダイチドリ  メダイチドリ夏羽♂ ムナグロ夏羽

チュウシャクシギ ソリハシシギ トウネン

ハマシギ    キョウジョシギ チュウシャクシギ


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2020年9月日20(日)石巻雲雀野埋立地

2020年11月07日 | 石巻雲雀地区

■2020/9/20(日)10:43-12:23【天気】曇り時々晴れ 撮影機材 EOS7DⅡ+EF500Ⅱ
【場所】石巻雲雀地区
【種名】ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,オナガガモ,コガモ,ホシハジロ,スズガモ,カワウ,アオサギ,ダイサギ,オオバン,コチドリ3,メダイチドリ8,トウネン幼羽12,ヨーロッパトウネン成鳥1,アメリカウズラシギ幼羽1,コモンシギ幼羽1,エリマキシギ幼羽2,ウミネコ,オオセグロカモメ,トビ,ノスリ,チョウゲンボウ,ハシボソガラス,ヒバリ,スズメ,ハクセキレイ,カワラヒワ(14科28種)
【メモ】2009年9月9日に観察以来,2回目のコモンシギ幼羽をじっくり観察できた。この時期石巻は珍鳥が出るので毎年楽しみにしていたが,コモンシギがいるという情報をいただき,やってきた。鳥を探すより人を探せということで,知り合いの方が見ていてたので,ラッキーだった。9月9日初認とおうことで,何と偶然の一致のようです。まあ,もっと前にいたかもしれないが。9月9日から1カ月以上10月に入ってからも観察されていたようだ。2009年の時ももっといたかもしれない。コモンシギでかすんでいるが,ヨロネン,アメリカウズラシギと近くで見ることができた。セイタカシギやコアオアシシギ,コオバシギは外してしまったが,これだけ見られれば満足だった。雲雀野埋め立て地は,完全に埋め立てが終わらないうちはまだまだ,シギチが来るだろうが,蒲生や鳥の海よりシギチがいるというのは何とも言えないことだが,大津波で全てが変わってしまったと言うことだろう。

【写真】

ヨロネン成夏羽後期/エリマキシギ幼羽

アメリカウズラシギ幼羽/ヨロネン成夏羽後期

ヨロネン成夏羽後期 トウネン幼羽 アメリカウズラシギ幼羽

アメリカウズラシギ幼羽とトウネン幼羽。アメリカウズラシギの幼羽をこんなに近くで見たのは初めて。

メダイチドリ幼羽 油爆波エリマキシギ幼 コモンシギ幼羽

花や葉に付いた虫のようなものをそのまま食べていたが,その写真は残念ながらピンぼけ。 

小さい虫のようなものを啄んで食べていた。

コモンシギ幼羽,全般にファンタジーっぽく撮影できた。ただし,鳥はみんなそうだが,瞳まで写るとかなり不気味である。クロアシアホウドリなんかも近めには,全体黒く,馬の目という感じだが,さらに近づくとすごいことになる。


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2009年9月9日(水)石巻雲雀野埋立地

2020年10月12日 | 石巻雲雀地区

■2009/9/9(水)8:15-13:55【天気】曇りのち晴れ 撮影機材 EOS50D+EF100-400mmⅠ ISO200 Pモード
【場所】石巻雲雀地区
【種名】カワウ+(運河),ミサゴ1,トビ+,キジ♂1,ハジロコチドリ1,メダイチドリ28,ムナグロ1,キョウジョシギ5,ヨーロッパトウネン2,トウネン250+,ウズラシギ1,コオバシギ2,ミユビシギ5,コモンシギ1,キリアイ1,キアシシギ1,イソシギ1,オオセグロカモメ,ウミネコ,キジバト,ヒバリ,ハクセキレイ,スズメ,ハシボソガラス(11科24種)
【メモ】初めてコモンシギを石巻で見た記録を再掲した。11年前の石巻雲雀の埋立地は,もちろん震災前ということになるが,海側の防波堤の内側に広大な干潟が形成されていた。この干潟や,複数の池は,現在埋め立てられているが,沼シギも含め,普通種から珍鳥まで観察できるフィールドはそうはない。埋立地という人工のフィールドだが,よく見れば多様な環境が揃っている場所ということになる。なお,写真はこの当時はEOS50DとEF100-400の最初のバージョンで,今では考えられないことだがISO200とか400,モードがPモードで撮影していた。今は,小笠原航路でM氏に教えられて,F4,AVモード ISO100で撮影している。EOSRにそのうち変わっても,蕪栗沼のハイチュウ以外は,この設定だろうと思う。

【写真】

キアシシギ幼羽 ムナグロ幼羽  ハジロコチドリ幼羽

メダイチドリ

トウネン島   トウネンとキリアイ幼羽 

コモンシギ幼羽 コモンシギとトウネン,コオバシギ幼羽 

コオバシギ幼羽 コモンシギ幼羽 餌を探す

ダンゴムシのようなもの 2羽は一緒   

コオバシギも似た感じで採餌

コオバシギとコモンシギはどうやら同行している

キョウジョシギ幼羽/キリアイ幼羽/ミユビシギ

スズガモとウミネコ/トウネン,ウズラシギ,ハジロコチドリ,メダイチドリ/ブルーインパルス 

      ハジロコチドリ幼羽

キリアイ幼羽/ヨロネン幼羽2とトウネン幼羽

ヨロネン2   キョウジョシギ幼羽

キリアイ幼羽  ハジロコチドリ幼羽 ウズラシギ夏羽


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2020年9月27日(日)石巻雲雀野埋立地

2020年09月30日 | 石巻雲雀地区

■2020年9月27日(日)12:49-13:27【天気】曇り【機材】EOS7DⅡ+EF500Ⅱ
【場所】石巻雲雀野埋立地
【種名】ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,ハシビロガモ,オナガガモ,コガモ,スズガモ,ムナグロ幼羽6,ダイゼン幼羽2,メダイチドリ2,ソリハシシギ1,キョウジョシギ夏羽♂2幼9,トウネン幼1,アメリカウズラシギ幼1,ウズラシギ幼1,ウミネコ,オオセグロカモメ,トビ,チョウゲンボウ,ハシボソガラス,ヒバリ,スズメ,ハクセキレイ(10科23種)
【メモ】今シーズンおそらく最後の石巻に行ってみた。情報によると金曜日までは全種いたらしいが,今日は,すっかりシギチは抜けていて,カモが2種増え,前回からまだいるのは,アメリカウズラシギとウズラシギだけという状況だった。実際は自分が探せなかっただけで,もっといたかもしれないが。今シーズンはアメリカウズラシギ幼羽とウズラシギ夏羽・幼羽を間近に見られたのがよかった。どちらもそれほど何回もすぐ近くで観察できるというわけではないので。ウズラシギは5月に鳥の海で夏羽を夏羽後期を今回見ることができた。色が図鑑通り褪せてきているのがよくわかった。ということで,あとは,何かの折に冬に行ってみるとかそういうことになるかもしれない。以前はコミミズクも2羽ほど見たことがあったので。
【写真】

ムナグロとダイゼン幼羽/キョウジョシギ夏羽♂と幼羽/アメリカウズラシギ幼羽

アメリカウズラシギ幼羽/ウズラシギとアメリカウズラシギ幼羽

キョウジョシギ幼羽/ウズラシギ幼羽/キョウジョシギ


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2020年9月2日(水)石巻雲雀野埋立地

2020年09月27日 | 石巻雲雀地区

■2020年9月2日(水)12:15-13:55【天気】曇り【機材】EOS7DⅡ+EF500Ⅱ
【場所】石巻雲雀野埋立地
【種名】マガモ,カルガモ,オナガガモ,コガモ,スズガモ,カワウ,コチドリ8,メダイチドリ12,タカブシギ幼2,キアシシギ,ソリハシシギ,キョウジョシギ幼3,トウネン幼12+,ヨーロッパトウネン幼1,オジロトウネン幼1,ウズラシギ夏2,エリマキシギ♂幼1,ウミネコ,オオセグロカモメ,トビ,ヒバリ,スズメ,ハクセキレイ(9
科23種)
【メモ】夏季休暇2日目,今日は空は青く,水面も美しかった。金華山沖は波が高く,船は出せないため,海鳥観察は無理だったので,前日に中止,今日も石巻に来た。最初の小池にカモたちがいて,種類が前より増えていた。コガモ,オナガガモの群れが岸辺で休んでいた。道路脇に駐車して大池に行くと,ウズラシギ,キアシシギ,ソリハシシギがいたが,トウネンの中にヨロネンの幼羽が1羽いた。ウズラシギに威嚇したり,トウネンと争ったりと,なかなか好戦的。しかし,いずれも敗退(笑い)。かなり近くにいたので,かなりの枚数をアップで撮影したが,何と近すぎて全部ピンぼけになってしまった。トウネンとの羽衣の比較で,トウネンの羽軸とヨロネンの軸斑の違いを掲載しようと思ったが,がっかりだった。その後,下の長池に行って,オジロトウネンなど見た。K先生に2羽いると教えていただいて行ってみたら,確かに2羽いたが,1羽はすぐに飛んでいってしまった。もう1羽はかなりこの場所が好きらしく,何度も舞い戻ってきていた。動画も撮影できた。例年見ているオオメダイチドリを見逃したのと,コアオアシシギは今シーズンまだ見ていない。アオアシは最初に見たが2羽だけだった。
【写真】

トウネン幼羽  タカブシギ幼羽 ウズラシギ夏羽

ヨーロッパトウネン幼羽とウズラシギ トウネン幼羽

ヨロネンがトウネンに喧嘩を仕掛けたが退散(情けない)

トウネン幼羽と比較するためヨロネンもアップで撮影したが何とすべて近すぎてピンぼけ。違いはトウネンは黒い羽軸が目立つが,ヨロネンは黒い軸斑が目立つということを言いたかった。/マガモ,スズガモ/タカブシギ幼羽

マガモ♂    トウネン幼羽  ウズラシギ夏羽

メダイチドリ幼羽 キョウジョシギ幼羽

トウネンの水浴び オジロトウネン幼羽

オジロトウネン幼羽


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2020年8月31日(月)石巻雲雀野埋立地

2020年09月24日 | 石巻雲雀地区

■2020年8月31日(月)11:10-13:10【天気】曇り【機材】EOS7DⅡ+EF500Ⅱ
【場所】石巻雲雀野埋立地
【種名】カルガモ,マガモ,スズガモ,カワウ,コチドリ4,メダイチドリ6,オグロシギ幼1,クサシギ夏1,タカブシギ幼3,キアシシギ成1幼2,ソリハシシギ幼3,キョウジョシギ幼羽1,トウネン幼18+,ウズラシギ夏3,ウミネコ,オオセグロカモメ,トビ,チョウゲンボウ,ヒバリ,スズメ,ハクセキレイ(10
科20種)
【メモ】退職後の非常勤は夏季休暇が2日しかないので,石巻に賭けてみることにした(笑い)。土曜日から水曜日まで火曜日は公休日なので,月水と取れば5連休になる。前回は,夕方行って,個体数。種類数とも多かったので,若干,小雨がかりの曇り空だが,500mmf4には関係ないので行ってみることにした。本当は,月水は金華山沖に出てアホウドリ類を見,帰りにいつものように石巻に行ってシギチを見る二度美味しい鳥見プランなのだが,あいにく海の様子がよくなく,どっちも石巻のみになってしまった。
 さて,月曜日ということであまり人はいなかったが,何人かは鳥見の方がいた。最初にいつものように大池を見て,トウネン,ウズラシギ,キアシシギ,ソリハシシギを見る。マガモもいたが,ここのマガモは以前から池で繁殖していたハイブリッドっぽいもので,工事で中池がだめになってしまったので,もう繁殖していないのかもしれないが,ちょっと不気味なカモだ。そこから,下の長池に行くと,オグロシギがいたが,1羽しかおらず,前回とは別個体かもしれなかったし,もう1羽は去ってしまったのか,どこかその辺りにいるのかもしれなかった。ホウロクシギで嘴がやや短い幼羽もいたが,何と言っても今回は,クサシギの夏羽が見られたのがよかった。クサシギは,今まできちんと撮影できた個体が少なく,しかも夏羽と幼羽をはっきり識別したものもなかった。震災で岩沼の長谷釜と周辺田んぼの沼シギの観察地を失ってからは,よけい観察機会が減った。今回もきっちり撮影できたわけではなかったが,夏羽と思われる個体を観察することができた。
【写真】

ウズラシギ夏羽/キアシシギ幼羽・ソリハシシギ幼羽とウズラシギ夏羽/トウネン幼羽

ウズラシギ夏羽2とキアシシギ,ソリハシシギ幼羽/オグロシギ幼羽

クサシギ夏羽  キョウジョシギ幼羽 ソリハシシギ幼羽

キアシシギ夏羽/ホウロクシギ幼羽

 

【参考】2007/8/15(水)長谷釜 クサシギS→W?


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2020年8月19日(水)石巻雲雀野埋立地

2020年09月22日 | 石巻雲雀地区

■2020年8月19日(水)16:39-18:09【天気】晴れ【機材】EOS7DⅡ+EF500Ⅱ
【場所】石巻雲雀野埋立地
【種名】カルガモ,スズガモ,カワウ,アオサギ,ダイサギ,バン幼,ムナグロ3,コチドリ6,メダイチドリ18,オグロシギ幼2,アオアシシギ幼2,クサシギ幼1,タカブシギ幼5,キアシシギ成1,ソリハシシギ幼6,イソシギ幼1,オバシギ幼1,トウネン幼69+,ヨーロッパトウネン成1,ヒバリシギ幼1,ウズラシギ成3,キリアイ幼1,ウミネコ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,ノスリ,チョウゲンボウ,ツバメ,ヒバリ,スズメ,ハクセキレイ,カワラヒワ(14科33種)
【メモ】振休2時間を使い,職場をでて夕方石巻に来た。晴れてさえいれば,夕日でISO100でもシャッタースピードが稼げるので,晴れる日を毎日じっと待って,満を持してやってきた。鳥を見に来ていた人が一人いたが,自分が到着するとちょうど帰るところだった。埋立地だが以前から県内有数のシギチ観察地で逆に言えば鳥の海と蒲生の環境がよくないということの裏返しだ。ただ,工事が確実に進んでシギチの個体数や滞在日数はきちんと調査をすれば少なくなっているはずだが,いまだに珍鳥がでる。
 さて,最初に広い沼地になっているところや,道路をはさんで比較的小さい沼地の両方に,かなりの数のシギチがいて,飛び回っていた。久々の感動で,しばらく双眼鏡でだいたいどの場所にどういう種類がいるのか見当をつけた。基本トウネンを主体に,大中小の大きさのシギチがいる。それにしても,メダイとソリハシシギを含まない群れがかなりの時間ぐるぐる飛んでいて,500mmを流し撮りにしてしばらく撮影していた。ずっとやっていると腕が上がらなくなってくるので,休み休み撮りまくる。何しろ,夕方なのでまず細かい観察は無理なので,家に帰ってから写真を見て何がいたか確認ということになる。キリアイは飛翔写真の中にあったもので,降りているものを観察はできなかった。それから,岸で採餌しているシギチを撮影していると,だいぶ暗くなってからだが,トウネン数羽の中に,1羽夕日が当たっているのがいて,まわりのトウネン幼とは感じがちがって,ヨロネン成のようだった。ちょっと遠かったので,その場では確信できなかったが,あとあと見れば,確かにヨロネンの成夏羽だったのはラッキーだった。その後は,下に降りていって一通り見て,ウズラシギなど見て,また戻りながら大沼・小沼を見ながら,ほとんど暗くなってしまっってはいるが,かろうじて夕日が当たったところにいるシギを見て,帰路についた。夕日がとてもきれいだった。
【写真】

トウネン,ソリハシシギ,メダイチドリ

トウネン,キリアイ,ウズラシギ,オバシギ,オグロシギの群飛

オグロシギ幼鳥

1羽でいたので何か違うもの?と思って見たらただのトウネンだった。/ムナグロ幼

ウズラシギ夏羽/メダイチドリ夏羽♂

ウズラシギ,ムナグロ,イソシギ,コチドリ/ヨロネン夏羽とトウネン幼鳥

ヨロネン夏羽とトウネン幼羽/雄叫びトウネン幼羽/群れ

オグロシギ,トウネン

オバシギ,トウネン,オグロシギの群れ/タカブシギ,ヒバリシギ

コチドリ。ハジロではなかった/ウズラシギ夏羽

ウズラシギ夏羽/オバシギ幼羽

夕焼けがきれいだった。今日の1日に感謝。


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アメリカウズラシギ幼羽

2020年09月21日 | 石巻雲雀地区

アメリカウズラシギ幼羽


オジロトウネンの採餌

2020年09月04日 | 石巻雲雀地区

オジロトウネンの採餌