私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

前年度の鳥の海シギチアップを急がないと、まずい。

オグロシギの採餌

2020年09月04日 | 石巻雲雀地区

オグロシギの採餌


2019年9月10日(火)石巻雲雀野埋め立て地

2019年09月16日 | 石巻雲雀地区

■2019年9月10日(火)10:37-12:34【天気】晴れ【【レンズ】EF500Ⅱ

【場所】石巻雲雀野埋立地
【種名】カルガモ、コガモ、カワウ、アオサギ、コチドリJ6+、メダイチドリJ4+、コシジロオオソリハシシギJ1、コアオアシシギJ1、アオアシシギJ2、タカブシギJ1、キアシシギJ1、トウネンJ16、ヨーロッパトウネンJ1、ハマシギJ2、エリマキシギJ♂1♀1、ウミネコ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、ノスリ、ハヤブサAd1、チョウゲンボウAd♂1、ハシボソガラス、ヒバリ、スズメ、ハクセキレイ(13科25種)
【メモ】2日おいての3回目の石巻。台風15号が通過し,日曜日と比べると、シギチは若干の入れ替えがあった。コシジロの相棒のオオソリの姿はなく、おそらくまだいる可能性はあるがヨロネンの羽衣がやや地味な方の個体は見つけられなかった。かわりにハマシギ,アオアシシギ,コアオアシシギ(これも前からいたかもしれないが)が観察できた。エリマキ2羽♂♀幼鳥も違う個体かもしれない。今シーズンはおそらく最後になると思うが,3回の観察で初日にオジロトウネンの夏羽(後期)を初めて見ることができてラッキーだった。さすが珍鳥がでる石巻だ。
【写真】

  

コシジロオオソリハシシギ幼羽。土日とオオソリハシシギと行動していたが,今日はひとりぼっちだった。

  

コシジロオオソリハシシギ/コガモ。シマアジ♂は発見できず。

  

トウネン幼羽の様々な羽衣のパターン

  

トウネン幼羽/アオアシシギ2羽に1羽コアオアシシギ/トウネン幼羽

  

ハマシギ幼羽

  

エリマキシギ幼羽の♂(手前)と♀。   防波堤に群れるオオセグロとウミネコ

  

  

ヨーロッパトウネン幼羽

  

ヨロネン(軸斑目立つ)とトウネン(羽軸目立つ)の雨覆のパターンの違い。/トウネン幼羽の群れ

  

ハマシギ幼羽/ハヤブサ成鳥。おそらく♂


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2019年9月8日(日)石巻雲雀野埋立地

2019年09月11日 | 石巻雲雀地区

■2019年9月8日(日)10:08-11:04【天気】晴れ【【レンズ】EF500Ⅱ

【場所】石巻雲雀野埋立地

【種名】カルガモ、コガモ、(シマアジ♂1)、カワウ、ダイゼン幼羽1、メダイチドリ幼羽4、オオソリハシシギ幼羽2(コシジロ1)、タカブシギ幼羽1、キアシシギ幼羽2、ソリハシシギ幼羽2、トウネン幼羽18+、ヨーロッパトウネン幼羽2、エリマキシギ幼羽1、ウミネコ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、ヒバリ、ハクセキレイ、スズメ(10科19種)
【メモ】昨日は曇りで、オジロトウネンの夏羽がいたのはよかったが、順光できっちり撮影できなかったのと、ヨロネンを見ることができなかったので、またやってきた。現地に到着するといつもの鳥友S氏と、何年ぶりかにお会いした鳥友のS氏がシギチを見ているのがわかった。ヨロネンがいるというので、ラッキーと思い、行ってみると確かに幼羽だった。それから、昨日はあまりよく見ることができなかった池に行くとトウネンとダイゼン、メダイくらいで他にはあまりいなかった。コガモが2羽頭だけ出していたが、まあ、いいやと思って戻ってくると、シマアジいたでしょと言われて写真を見せてもらうと、確かにシマアジ♂だった。自分が見たのがそうかわからないがよく見ておくべきだった。今日は、ヨロネン2羽(もう1羽は別のトウネン3の中にいた)を見たが、どちらも教えてもらったのでとてもラッキーだった。感謝!
【写真】

  

トウネン幼羽    ヨーロッパトウネン幼羽

  

オオソリハシシギ幼羽 トウネン幼羽  オオソリハシシギ幼羽

(一方がコシジロオオソリハシシギ)

  

ソリハシシギ幼羽  鳥の海標識トウネン ヨーロッパトウネン幼羽 

  

トウネン幼羽    ダイゼン幼羽    ヨロネン幼羽

  

   トウネンとヨロネン       メダイチドリ幼羽

  

ヨロネン幼羽    ヨロネン幼羽    エリマキシギ幼羽

  

トウネン2羽とヨロネン別個体      トウネン幼羽


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2019年9月7日(土)石巻雲雀野埋立地

2019年09月08日 | 石巻雲雀地区

■2019年9月7日(土)10:00-11:00【天気】曇り【【レンズ】EF500Ⅱ
【場所】石巻雲雀野埋立地
【種名】カルガモ、オナガガモ、コガモ、カワウ、コチドリ成鳥2幼羽4,メダイチドリ幼羽8、オオジシギ1、オオソリハシシギ幼羽2(コシジロ1)、タカブシギ幼羽2、キアシシギ幼羽3、ソリハシシギ幼羽4、キョウジョシギ幼羽暗色タイプ、ミユビシギ幼羽1、トウネン幼羽23+、オジロトウネン成鳥夏羽1、エリマキシギ幼羽1、ウミネコ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、チョウゲンボウ♂1、ヒバリ、ハクセキレイ、スズメ(11科24種)
【メモ】ヨロネンが出ているということで行ってみた。5月にアホウドリ調査の帰りにちょっと寄ったときは工事の最盛期で、さらに環境が悪化していたため、行ってもいないと思い、8月は行かなかった。ところが行ってみると、かなり悪化はしているが、ほとんど昨年と状況は変わっていなかった。今日はヨロネン目当てだったが、ヨロネンを見つけられなかった代わりに、オジロトウネンの成鳥夏羽をはじめて見てとてもうれしかった。ヒメハマシギの夏羽を鳥の海で見た時の感動ほどではなかったが。これまで、石巻ではヒメハマシギ幼羽とコモンシギ幼羽を自力で見つけたことがあり、シギチの珍鳥狙いといえば、このフィールドだ。しかし、この日は狙い目のヨロネンは見つけることができなかった。明日に続く。
【写真】

  

隠れたつもりのコチドリ/ミユビシギ/トウネン

  

ソリハシシギとミユビシギの採餌/ソリハシシギ/オジロトウネン

  

オジロトウネン成鳥夏羽。1羽挙動不審な(笑い)トウネンっぽい鳥がいたので、見つけたときはこれはラッキーと思ったが、オジロトウネンだった。

  

トウネン

  

コガモとオナガガモ/タカブシギ幼羽/隠れたつもりのかわいいソリハシシギ

  

ソリハシシギの採餌/オオソリとエリマキシギ/エリマキシギ

  

オオソリハシシギとミユビシギ

  

右がコシジロ/首を伸ばしたメダイチドリ。ちょっとバランスが不自然。

  

メダイチドリ/かなり暗色のキョウジョシギ幼鳥/オオソリの嘴は本当に生きている器官の一部という感じ。色がすばらしい。


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2018年9月13日(木)雲雀埋め立て地

2018年09月13日 | 石巻雲雀地区

■2018/9/13(木)12:37-14:14【天気】晴れ時々曇り 【レンズ】500Ⅱ
【場所】石巻雲雀埋め立て地
【種名】オナガガモ,コガモ,カワウ,アオサギ,ダイサギ,ダイゼンJ1,コチドリ幼羽1,メダイチドリ幼羽44+,ソリハシシギS2,イソシギS1,キョウジョシギJ1,トウネンJ16+,ハマシギJ1,ウミネコ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,ノスリ,ヒバリ,ハクセキレイ(10科20種)
【メモ】8月11日からほぼ1週間毎今回を含め5回フィールドに出て,シギチをメインに観察した。観察したシギチは以下の通り。
ダイゼン,コチドリ,シロチドリ,メダイチドリ,オオメダイチドリ,アオアシシギ,クサシギ,キアシシギ,ソリハシシギ,イソシギ,キョウジョシギ,ミユビシギ,トウネン,ヨーロッパトウネン,ハマシギ,エリマキシギの16種。他の方が見て自分は見なかったシギチも上記以外にもけっこういたようだが,蒲生や鳥の海より種類が多いのではないかということ。鳥の海は春の渡りはまあまあ個体数もいたが,秋はちょっと個体数も種類数も少なすぎ。このフィールドで5回の観察の内,最大羽数はこの日の67+。ほとんどがメダイチドリ。特筆すべきは,南オーストラリア州で標識されたミユビシギを観察できたこと。本格的に働かなくてもよくなったら,放鳥されたところに行ってみたいものだ。
 さて,今回は,オオメダイやヨロネンが抜けたが,先週に続き,メダイチドリが40羽を越えていた。広い沼地っぽいところの水が干上がって土が割れているところで群れが休息していて,そこから移動して防波堤沿いでまた休息,あるいは採餌している。この場所はまだダンプやブルドーザーが工事をしていないので,シギチがいることができるようだ。それにしてもハマシギはこれからなのか,今シーズンまだ大きな群れを見ていない。
【写真】
  
■キク科植物はまだまだ元気/ミサゴ/ハマシギ幼羽
  
■キョウジョシギ幼羽。子どもでも餌を捕るのにひっくり返すのは誰に習ったのか?親?遺伝?/メダイチドリ幼羽/ダイゼン幼羽
  
■メダイチドリ,キョウジョシギ,ハマシギ,トウネンの群れ



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2018年9月2日(日)石巻雲雀埋め立て地

2018年09月02日 | 石巻雲雀地区

■2018/9/2(日)8:00-9:20【天気】晴れ時々曇り 【レンズ】500Ⅱ
【場所】石巻雲雀埋め立て地
【種名】マガモ,カルガモ,オナガガモ,コガモ,カワウ,アオサギ,コチドリ幼羽1,メダイチドリ幼羽46+,オオメダイチドリJ1,キアシシギS1,ソリハシシギS2,イソシギS1,トウネンS1・J14+,ヨーロッパトウネンAdS1,キリアイJ1,エリマキシギ♂J1,ウミネコ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,ノスリ,ヒバリ,ハクセキレイ(10科23種)
【メモ】8月19日からオオメダイチドリとヨーロッパトウネンのおそらく同じ個体が2週間滞在している。また,おそらくソリハシシギの2羽もそうだろうし,メダイチドリの群れも一部おなじと考えられる。工事が続いているとはいえ,津波の前と同じような環境が残っているからだろう。
【写真】
  
■エリマキシギ♂幼羽
  
■コガモ/コチドリ幼羽/キアシシギ成鳥夏羽から冬羽
  
■トウネン幼羽。羽衣の色,パターンが異なる。
  
  
■キリアイ幼羽。羽繕いの最中だった。
  
■キリアイ幼羽とトウネン幼羽
  
■トウネン幼羽とキリアイ幼羽,この2羽はしばらく一緒に行動していた。
  
■トウネン幼羽とキリアイ幼羽/トウネン幼羽。2羽はひたすら採餌。/後ろ姿だがオオメダイチドリ幼羽
  
■メダイチドリ幼羽がヨロネン成鳥夏羽をじっと見ていたが,それから左の方に注意がそれた感じ/メダイチドリ12,トウネン12の群翔。オオメダイとヨロネンは入っていない。



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2018年8月26日(日)石巻雲雀埋め立て地

2018年08月26日 | 石巻雲雀地区

■2018/8/26(日)7:36-9:05【天気】曇り 【レンズ】500Ⅱ
【場所】石巻雲雀埋め立て地
【種名】マガモ,カルガモ,オナガガモ,コガモ,カワウ,アオサギ,コチドリ1,メダイチドリ16+,オオメダイチドリJ1,アオアシシギJ1,クサシギS1,キアシシギS2,ソリハシシギS4,イソシギS1,トウネンS1・J18+,ヨーロッパトウネンAdS1,ウミネコ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,ノスリ,チョウゲンボウ4,ヒバリ,ハクセキレイ(11科24種)
【メモ】ヨロネンとオオメダイチドリが今回も観察できた。毎回来る度に少しずつ違う種類が出るので楽しい。チョウゲンボウが4羽も最初に出たのにはびっくりした。2羽ずつ別方向に飛んでいったので写真は撮れなかったが,一度に4羽というのはけっこうここでは珍しい。何とかこのままの環境であれば,毎年,数は少なくとも出るシギは出るのだろうが,何しろ,工事が進んでいるので難しい。また来週も来る予定。
【写真】
  
■トウネンJの群れ/ソリハシシギAdS/トウネンAdS
  
■メダイチドリJ/メダイチドリAdS/オオメダイチドリJ
  
  
■オオメダイチドリJ。メダイチドリの群れと行動していたが,何となくひとりぼっちという感じで,メダイチドリがどこかへ行っても残っているのですぐ分かる。メダイチドリとの飛翔時の羽衣のパターンの違いは前の記事写真を参照。
  
■野の花が美しい。が,実は昆虫は全部だめなんです。特にカマキリは嫌い。蝶や蛾は鱗粉が・・・・。
  
■アオアシシギJ/メダイチドリ。こういう環境が続く限りシギチは来るだろうが,何しろ工事が進んでいて・・・。
  
■ヨーロッパトウネンAdS/チョウゲンボウ



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2018年8月19日(日)石巻雲雀埋め立て地

2018年08月19日 | 石巻雲雀地区

■2018/8/19(日)8:55-9:56【天気】晴れ時々曇り 【レンズ】500Ⅱ
【場所】石巻雲雀埋め立て地
【種名】マガモ,カルガモ,カワウ,アオサギ,コチドリ3,シロチドリW1,メダイチドリSW17,オオメダイチドリJ1,クサシギS1,キアシシギS3,ソリハシシギ2,イソシギS1,ミユビシギSW1,トウネンJ4,ヨーロッパトウネンS後期1,ハマシギS後期1,ウミネコ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,ノスリ,ヒバリ,ハクセキレイ(10科23種)
【メモ】2回目の石巻。いつもの海岸堤防沿いにメダイの群れがいたが,ミユビシギの群れは移動しており,ハマシギが1羽いた。メダイの中にオオメダイが1羽。沼っぽいところに戻ると,ヨロネン,トウネン,ソリハシシギ,キョウジョシギなどが泥地で採餌していた。ヨロネンを探しに行ったわけだが,Aさん夫妻に見つけていただいた。感謝!
【写真】
  
■イソシギ。面積は狭いが,まだまだシギチにとって休める環境が残っている。/シロチ,ミユビシギ,メダイチドリ/キアシシギ,オオメダイチドリ,ハマシギ
  
■メダイチドリ,オオメダイチドリ,ミユビシギの飛翔/ハマシギ夏羽/ソリハシシギ
  
■アザミの一種/キョウジョシギ♂夏羽,ヨロネン,トウネン
  
■ヨロネン夏羽



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2018年8月11日(土)雲雀埋め立て地

2018年08月11日 | 石巻雲雀地区

■2018/8/11(土)12:29-13:25【天気】晴れ 【レンズ】500Ⅱ
【場所】石巻雲雀埋め立て地
【種名】マガモ,カルガモ,カワウ,アオサギ,コチドリ3,メダイチドリ14,クサシギS1,キアシシギ4,イソシギ1,ミユビシギSW12,トウネン夏羽1,ウミネコ,オオセグロカモメ,ミサゴ2,ノスリ1,ハクセキレイ,(8科16種)
【メモ】例年8月中旬から9月中旬まで見に行っているが,今日は1回目。埋め立て工事が進捗しているので以前のようではないが,それでも干潟っぽいところ,岩場っぽいところ,池っぽいところとそれなりの環境があるので,シギチがやってくる。餌は当然少ない。今日は池っぽいところでクサシギ夏羽,岩場っぽいところに,キアシ,イソシギ,トウネン,メダイ,そしてオーストラリア州で足輪をつけた個体を含むミユビシギの群れがいた。異なるミサゴの個体が大きな魚を捕まえて,飛んでいったのはなかなかだった。このフィールドは埋め立ては進んでいるが,まだまだシギチはいて,こうした人工環境でもシギチはやって来るというよい見本だと思う。
【写真】
  
■ミサゴに捕らえられ,なすすべもなし。こんな高い空を飛んだこともないだろう,などと思った。1,2枚目は同一個体♂。3枚目も♂。
  
■標識ミユビシギ/ミユビシギの群れ/やや夏羽が優勢なミユビシギとキアシシギ
  
■トウネン夏羽,ミユビシギ夏羽後期,メダイチドリ
  
■メダイチドリ冬羽移行/標識ミユビシギ。残念ながら拡大してもNoは読めない。
  
■ミユビシギ。冬羽の出方がよくわかる。
  
■ミユビシギ
  
■キアシシギ夏羽/アザミの一種/トウネン夏羽



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2017年5月18日(木)石巻雲雀地区埋め立て地

2017年05月18日 | 石巻雲雀地区
■2017/5/18(木)9:56-10:45【天気】晴れ
【レンズ】EF500mmF4LISⅡ+EOS7DmkⅡ AVf4 ISO100,EF16-35mmF2.8LISⅢ+EOS5DmkⅣ AVf2.8 ISO100
【場所】石巻雲雀
【種名】マガモ♂2,カルガモ4,シマアジ♂1,キンクロハジロ♂1♀1,ウミアイサ♀1,カワウ1,コチドリ5,メダイチドリ♀1,キアシシギ18,トウネン12,ウミネコ,オオセグロカモメ,トビ,ノスリ,ヒバリ,オオヨシキリ,セッカ,スズメ,ハクセキレイ(10科19種)
【メモ】雲雀野は工事をしていて,ほとんど観察はできないという話を聞いていたが,そんなことはないだろうと思い,行ってみると,確かに前の広い池はなくなっていたが,小さな2つの池や堤防沿いのシギチがいる場所は大丈夫だった。最初に池を見ると,キアシシギの群れがたくさんいたが,他のシギの姿はなかった。代わりにきれいなシマアジ♂がいてそれを撮影した。堤防の方に行ってみると,途中,コチドリが2つがいほど繁殖していた。干潟はトウネンとキアシシギ,メダイチドリしかいなかったが,以前のようにはいかないが,まだかろうじてシギが滞在できる環境は残っていた。
【写真】
  
■ノスリ/コチドリ/メダイチドリ♀夏羽
  
■トウネン夏羽/キアシシギ夏羽
  
■ウミアイサといえばすぐ逃げるのが専門だが,このウミアイサ♀は釣糸が見え,頸あたりに釣針が引っかかっているせいか,あまり逃げなかった。かと言って,元気がないのかというとそうではないようで,普通に飛べ,盛んに水浴びをして羽ばたいていた。わざわざ,自分の前まで来て羽ばたいているので,何度も水浴びの様子,羽ばたきの様子を見て取れた。釣針と釣糸が早く取れることを祈るばかりだ。
  
■2つの隣り合う池を行ったり来たりして採餌していた。


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2016年6月10日(金)石巻雲雀野埋め立て地

2017年04月03日 | 石巻雲雀地区
■2016/6/10(金)9:16-9:19【天気】晴れ 【レンズ】100-400Ⅱ
【場所】石巻雲雀野
【種名】ソリハシシギ夏羽1,ヒバリ(2科2種)
【メモ】6月10日でシギチはもういなかったが,ソリハシシギの夏羽が1羽,浚渫池の縁にいた。
【写真】
  
■ソリハシをさらに反っているソリハシシギとヒバリ


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2016年5月14日(土)石巻雲雀野埋め立て地

2016年05月14日 | 石巻雲雀地区
■2016/5/14(土)10:04-12:33【天気】晴れ時々曇り
【場所】雲雀野埋め立て地
【種名】オカヨシガモ♂♀,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,キンクロハジロ,スズガモ,カワウ,オオメダイチドリ夏羽1,コチドリ,セイタカシギ1,チュウシャクシギ1,アカアシシギ夏羽1,キアシシギ+,ソリハシシギ1,キョウジョシギ4,トウネン++,ハマシギ+,ウミネコ,オオセグロカモメ,トビ,ヒバリ,スズメ(8科22種)
【メモ】金華山沖から帰港して,今度はいつものように雲雀野でシギチを観察をした。結果的にはサルハマシギもツバメチドリももういなかったが,それなりにいろいろと出た。はじめに浚渫池の北岸を車から見ていくと,岸でセイタカシギが採餌していた。車の窓からだが,これはかなり近い。後部座席に寝転んでいる500mmを取り出して,運転席の窓を三脚代わりにして,連写したが,あとから見ると近すぎるのと逆光でコントラストが弱く,細かいところまで写っていなかった。それから,少し前に行って車を降り,キアシシギやトウネン夏羽をしばらく撮影し,セイタカシギも近寄ってきたのを見ていた。トウネンはゴカイらしきものを食べ,セイタカシギは小さい巻き貝を食べていた。それから,コチドリなど間近で見ながら,いつもの南岸に行ってトウネン,キアシ,キョウジョ,ハマシギなど見ていた。カモ類はまだけっこういて,オカヨシガモのペアがしきりに逆立ちして採餌していた。防波堤沿いに見ていくと,K先生がいらっしゃたtので一緒に見ることにした。そのうち,金華山沖に同行していただいたS氏から,オオメダイの夏羽とアカアシシギがいるという情報が入り,一緒に見に行くことにした。池にアカアシシギとチュウシャクシギがいたが,オオメダイはいないので,浚渫池に行くと完全な赤色ではないが,オオメダイがいたのでとてもうれしかった。鳥の海でずっと以前に幼鳥と成鳥の群れを見て以来だったので,しばらく見ていた。それから,車に戻って,岸辺を見ながら行くと今度は,目の前にアカアシシギがいて,そっと車から降りて,500mmで10分以上目の前で採餌していたのを撮影した。これもやはりゴカイを食べていた。蒲生では飛んでるところしか見られなかったので,こんなに近くで夏羽が見られてラッキーだった。
今日は,とりあえずアホウドリを2羽見られたし,収穫は大だった。ツバメチドリは震災前の2008/5/6(火)にここで見ている。(記録参照)
【写真】
  
■セイタカシギ
  
■採餌するトウネン夏羽(3枚目)。
  
■トウネン夏羽とキョウジョシギ♂夏羽
  
■ハマシギ夏羽/コチドリ
  
■キアシシギ夏羽
  
■オオメダイチドリ夏羽(第1回?)
  
■アカアシシギ夏羽
  
■参考2008年5月6日(火)にこの場所で観察した個体


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2015年10月14日(水)石巻雲雀野埋め立て地

2015年10月22日 | 石巻雲雀地区
■2015/10/14(水)7:36-9:17【天気】晴れ
【場所】石巻雲雀野埋め立て地
【種名】ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,オナガガモ,コガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,スズガモ,カワウ,アオサギ,ムナグロ幼羽3,コチドリ幼羽2,メダイチドリ幼羽3,キョウジョシギ幼羽1,トウネン幼羽8,ハマシギ幼羽26,ウミネコ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,ノスリ2,ハシボソガラス,ヒバリ,スズメ,キビタキ♂成鳥,ハクセキレイ,オオジュリン(14科27種)
【メモ】西側防波堤の以前タイドプールになっていたところからスタートしたところ,渡りの途中のキビタキ♂がいたのにはちょっと驚いた。あっという間に飛んで行ってしまい,パルプ置き場の方に飛んで行った。干潟へ行くと小群のトウネン幼羽,大幅に増えたハマシギ幼羽,それに以前からいる3羽のムナグロがいた。ムナグロはけっこう大きなゴカイを食べており,どれもまん丸だった。突然,採餌していたシギチが伏せたので上空を見上げるとノスリが2羽飛んでいた。池に行くと,トウネンが背眠していたそばで,ハマシギがしきりに採餌していた。1羽すぐ近くに止まったホオジロ科の小鳥がいたので,レンズを向けたが,すぐ飛ばれてしまい,小さくしか撮影できなかったが,たぶんオオジュリンだろう。秋もどんどん深まっていき,ヨロネンの幼羽は今シーズンついに見ることができなかったが,一通りのシギチは観察できた。
【写真】
  
■ピンぼけだがキビタキ♂/ムナグロ幼羽/トウネンとハマシギ
  
■メダイチドリ冬羽/トウネン幼羽とハマシギ。この時期になると,ますます冬羽になっていく
  
■上空に現れたノスリ/キョウジョシギ幼羽/トウネン幼羽。1羽はまだ灰色の冬羽が生えていない。
  
■ムナグロの採餌
  
■ハマシギ/オオジュリン冬羽


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2015年9月21日(月)石巻雲雀野埋め立て地

2015年10月22日 | 石巻雲雀地区
■2015/9/21(月)7:57-9:44【天気】晴れ
【場所】石巻雲雀野埋め立て地
【種名】マガモ,カルガモ,オナガガモ,アオサギ,ムナグロ幼羽3,コチドリ幼羽3,メダイチドリ幼羽3夏羽2,タカブシギ幼羽2,キアシシギ幼羽1,ソリハシシギ幼羽1,キョウジョシギ幼羽2,ミユビシギ幼羽2,コオバシギ幼羽1,トウネン幼羽12,アメリカウズラシギ幼羽1,ハマシギ幼羽3,キリアイ幼羽1,ウミネコ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,ハシボソガラス,ヒバリ,スズメ,ハクセキレイ(11科24種)
【メモ】仕事があったために前週の休日に来ることができず,一週間おいての観察となった。アメリカウズラシギは池を探したがいなかったので,堤防前の干潟を双眼鏡で探したところ,1羽かなり遠いところに石に隠れて変なシギがいたので,よく見るとアメリカウズラシギの幼羽だった。こんな距離で見るのは初めてだったので,最初は戸惑ったが,けっこうきれいな典型的な幼羽だった。これが2,3m先なら肉眼で見て確かにそれという実感もわくが,ちょっと遠い感じだ。シギチも小鳥も,大きい鳥もそうだが,肉眼で近くで見ないと大きさが実感できない。そもそもフィールドで見る野鳥は実家で飼っている鶏くらいの大きさの鳥なんてそういるものではない。トウネンやハマシギ,キリアイなんかは本当に小さい。オジロトウネンに至っては地味だから余計小さく見える。その小さい生き物が大海を渡っていくのだから感動するのだ。
 閑話休題。その他,キリアイ,コオバシギ,ソリハシシギなどいたが,数は少なく,池の方もカモはたくさんいるがシギチは前回と比べると本当に少なかった。
【写真】
  
■キョウジョシギ幼羽。2羽で行動していた。/アメリカウズラシギ幼羽。はじめかなり遠くにいたが,待っているとこちらにやって来たが,遠かった。
  
■キリアイとトウネン/メダイチドリとコオバシギ/かなり灰色になってきているムナグロ幼羽
  
■タカブシギ幼羽/トウネン幼羽/キアシシギ幼羽
  


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2015年9月5日(土)石巻雲雀野埋め立て地

2015年10月21日 | 石巻雲雀地区
■2015/9/5(土)10:41-15:05【天気】晴れ
【場所】石巻雲雀野埋め立て地
【種名】マガモ,カルガモ,ホシハジロ,カワウ1,アオサギ1,メダイチドリ幼羽4,オグロシギ幼羽2,チュウシャクシギ幼羽1,アオアシシギ幼羽2,タカブシギ幼羽5,キアシシギ幼羽2,ソリハシシギ幼羽4,ミユビシギ幼羽3,コオバシギ幼羽2,トウネン幼羽23,オジロトウネン幼羽1,ヒバリシギ幼羽1,ウズラシギ幼羽1,ハマシギ幼羽4,キリアイ幼羽1,エリマキシギ幼羽1,アカエリヒレアシシギ1,ウミネコ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,ハシボソガラス,ヒバリ,スズメ,ハクセキレイ(12科30種)
【メモ】西側の池からアオアシシギが例によって飛び出し,東側の池にオグロシギ以下たくさんの種類のシギがいた。防波堤側の干潟?には,キリアイ,コオバシギ,ミユビシギ,トウネン,キアシシギ,チュウシャクシギがいて採餌していた。最後にもう一度東側の池に行ってみたところ,コオバシギとトウネンが採餌していた。コオバシギは黒のサブターミナルバンドが明瞭な幼羽で下部がだいぶ薄赤の個体だった。コオバシギの幼羽は,今まで観察した個体は全身が灰色で,干潟の方にいた個体は灰色だったが,こちらの個体はどう見ても喉から腹部半分まで赤色をしていた。成鳥は確かに赤いが,この個体は明らかに幼羽なので珍しいと思った。帰りにもう一度車を回して東の池をちょっと見て隣の荒れ地を見たら,エリマキシギのおそらく♂幼羽がいたが,すぐ飛んでしまい,黄色い足のピンぼけの写真しか撮れなかった。
【写真】
  
■オグロシギ幼羽
  
  
■ソリハシシギ幼羽
  
■ミサゴ/オグロシギ幼羽/ヒバリシギ幼羽
  
■アカエリヒレアシシギ冬羽移行個体 ※ハイイロヒレアシシギは2013/4/9の記事参照/キアシシギ幼羽/チュウシャクシギ・メダイチドリ・トウネン幼羽
  
■トウネン幼羽/メダイチドリ幼羽とコオバシギ幼羽/キリアイ幼羽
  
■キリアイ幼羽/ミユビシギ幼羽
  
■キアシシギ幼羽とオジロトウネン幼羽/トウネン幼羽とコオバシギ幼羽/トウネン幼羽


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