■2005/7/21(木)~24(日)
【場所】石巻漁港~三陸沖~津軽海峡~函館ドック往復
【種名】海域毎出現順
7/21 16:00~18:30 金華山沖~大島沖~大船渡沖
ウミネコ,オオセグロカモメ,ウミウ,ヒメウ,ウトウ,オオミズナギドリ,クロアシアホウドリ,ハシボソミズナギドリ,ハイイロミズナギドリ
※特に17:30頃から大島沖でハシボソミズナギドリとオオミズナギドリの大群,群れの中を船がかき分けて進んでいく形になった。これほどの大群を至近距離で見るのは初めてだった。潜って逃げるものあり,慌てて滑走するものあり,平然と見送るものありといろいろだったが,たいていは船の進行方向にばさばさ(ばちゃばちゃ)と逃げていった。数にして軽く万単位だろう。食事をする演習室や個室のベッドの窓が喫水より少し上で,そこからもよく見えるし,甲板にあがれば思わず手が届くような距離を飛んでいる。ただ薄暗いので写真はいまいちだった。
7/22 4:00~8:30 八戸沖~むつ小川原沖~尻屋岬沖~津軽海峡
ハイイロヒレアシシギ♂夏羽2♀2,フルマカモメ+,アカエリヒレアシシギ♂夏羽2,ウミネコ,オオセグロカモメ,ハイイロミズナギドリ+,ハシボソミズナギドリ++,オオミズナギドリ++
※期待していた八戸沖は鳥影なし。尻屋岬沖から出現。ハイイロヒレアシシギとアカエリヒレアシシギは,船の進行方向と同じ西北西へ飛んでいった。ミズナギドリ類3種は多い。フルマカモメが次々に現れた。
7/23 16:30~18:30 函館沖~津軽海峡
ウトウ++,オオミズナギドリ++,ハイイロミズナギドリ+,ウミネコ,オオセグロカモメ,ウミガラス2
※夕陽を背に函館ドックを出航。夕闇の津軽海峡を船と反対方向にウトウの群れが塒(北海道)へ帰って行く。嘴に魚を何匹か咥え,30羽以上の大きな群れから1,2羽まで次々に通り過ぎていく。
7/24 5:00~12:00 釜石沖~金華山沖~網地島沖
クロアシアホウドリ2,ハシボソミズナギドリ++,オオミズナギドリ++,ウミネコ++,オオセグロカモメ
※帰りは潮の流れに乗って,予定より1時間以上早く12:00には石巻漁港に到着。甲板ボランティア清掃後,江島・足島・金華山・網地島・田代島をみんなで見る。ミズナギドリ類の群れは金華山沖から網地島沖まで大群となる。
【備考】仙台港から太平洋フェリーで苫小牧往復するのと違い,今回はフェリーよりずっと近海を陸に沿って函館まで航海した。フェリーではいろいろ出現する八戸沖の海域が,航路が陸に近かったせいかさっぱりだった。他は,フェリーでの出現パターンとほぼ同じだった。フェリーでは金華山から宮古沖が夜間のため,ほとんど観察できないが,今回は夕方ではあったが,ミズナギドリ類の大群を見た。同じ海域は,フェリーでは仙台港へ帰る早朝4:00頃から観察できる。金華山沖から網地島沖の海域では,航路がほぼ同じこともあり,オオミズナギドリの群れを観察した。クロアシアホウドリやハシボソミズナギドリが釜石沖~気仙沼大島沖で観察できるのもフェリーと同じである。今回の一番大きなルートの違いは,八戸沖から尻屋岬を回り,マグロで有名な大間崎沖から最短で函館に向かう航路だった。この航路では,行きはヒレアシシギと多くのフルマカモメが出た。フルマカモメはフェリーでは八戸沖から多数観察できるので,同じ棲息海域に入るのかもしれない。函館港からの帰りは,夕闇の中,家路?につくウトウの群れに何となくあわれを感じた。
【写真】
■ハイイロヒレアシシギ ■ハイイロミズナギドリ ■ハシボソミズナギドリ
■ハシボソミズナギドリ ■ハシボソの群れ ■ハシボソミズナギドリ
■ハシボソミズナギドリ ■フルマカモメ暗色型 ■フルマカモメ暗色型
■クロアシアホウドリ ■オオミズナギドリ ■オオミズナギドリ
■オオミズナギドリ ■オオミズナギドリ ■オオセグロカモメ
■オオミズナギドリの群れ
Copyright(C)2005 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.
【場所】石巻漁港~三陸沖~津軽海峡~函館ドック往復
【種名】海域毎出現順
7/21 16:00~18:30 金華山沖~大島沖~大船渡沖
ウミネコ,オオセグロカモメ,ウミウ,ヒメウ,ウトウ,オオミズナギドリ,クロアシアホウドリ,ハシボソミズナギドリ,ハイイロミズナギドリ
※特に17:30頃から大島沖でハシボソミズナギドリとオオミズナギドリの大群,群れの中を船がかき分けて進んでいく形になった。これほどの大群を至近距離で見るのは初めてだった。潜って逃げるものあり,慌てて滑走するものあり,平然と見送るものありといろいろだったが,たいていは船の進行方向にばさばさ(ばちゃばちゃ)と逃げていった。数にして軽く万単位だろう。食事をする演習室や個室のベッドの窓が喫水より少し上で,そこからもよく見えるし,甲板にあがれば思わず手が届くような距離を飛んでいる。ただ薄暗いので写真はいまいちだった。
7/22 4:00~8:30 八戸沖~むつ小川原沖~尻屋岬沖~津軽海峡
ハイイロヒレアシシギ♂夏羽2♀2,フルマカモメ+,アカエリヒレアシシギ♂夏羽2,ウミネコ,オオセグロカモメ,ハイイロミズナギドリ+,ハシボソミズナギドリ++,オオミズナギドリ++
※期待していた八戸沖は鳥影なし。尻屋岬沖から出現。ハイイロヒレアシシギとアカエリヒレアシシギは,船の進行方向と同じ西北西へ飛んでいった。ミズナギドリ類3種は多い。フルマカモメが次々に現れた。
7/23 16:30~18:30 函館沖~津軽海峡
ウトウ++,オオミズナギドリ++,ハイイロミズナギドリ+,ウミネコ,オオセグロカモメ,ウミガラス2
※夕陽を背に函館ドックを出航。夕闇の津軽海峡を船と反対方向にウトウの群れが塒(北海道)へ帰って行く。嘴に魚を何匹か咥え,30羽以上の大きな群れから1,2羽まで次々に通り過ぎていく。
7/24 5:00~12:00 釜石沖~金華山沖~網地島沖
クロアシアホウドリ2,ハシボソミズナギドリ++,オオミズナギドリ++,ウミネコ++,オオセグロカモメ
※帰りは潮の流れに乗って,予定より1時間以上早く12:00には石巻漁港に到着。甲板ボランティア清掃後,江島・足島・金華山・網地島・田代島をみんなで見る。ミズナギドリ類の群れは金華山沖から網地島沖まで大群となる。
【備考】仙台港から太平洋フェリーで苫小牧往復するのと違い,今回はフェリーよりずっと近海を陸に沿って函館まで航海した。フェリーではいろいろ出現する八戸沖の海域が,航路が陸に近かったせいかさっぱりだった。他は,フェリーでの出現パターンとほぼ同じだった。フェリーでは金華山から宮古沖が夜間のため,ほとんど観察できないが,今回は夕方ではあったが,ミズナギドリ類の大群を見た。同じ海域は,フェリーでは仙台港へ帰る早朝4:00頃から観察できる。金華山沖から網地島沖の海域では,航路がほぼ同じこともあり,オオミズナギドリの群れを観察した。クロアシアホウドリやハシボソミズナギドリが釜石沖~気仙沼大島沖で観察できるのもフェリーと同じである。今回の一番大きなルートの違いは,八戸沖から尻屋岬を回り,マグロで有名な大間崎沖から最短で函館に向かう航路だった。この航路では,行きはヒレアシシギと多くのフルマカモメが出た。フルマカモメはフェリーでは八戸沖から多数観察できるので,同じ棲息海域に入るのかもしれない。函館港からの帰りは,夕闇の中,家路?につくウトウの群れに何となくあわれを感じた。
【写真】
■ハイイロヒレアシシギ ■ハイイロミズナギドリ ■ハシボソミズナギドリ
■ハシボソミズナギドリ ■ハシボソの群れ ■ハシボソミズナギドリ
■ハシボソミズナギドリ ■フルマカモメ暗色型 ■フルマカモメ暗色型
■クロアシアホウドリ ■オオミズナギドリ ■オオミズナギドリ
■オオミズナギドリ ■オオミズナギドリ ■オオセグロカモメ
■オオミズナギドリの群れ
Copyright(C)2005 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.