■2006/4/15(土)11:00:-13:00【天気】晴れ
【場所】山形県酒田市飛島,酒田港
【種名】アビSP1,ウミウ15,ヒメウ6,アオサギ1,ヒドリガモ45,ミサゴ3,トビ+,オオタカ成鳥1,ハイタカ成鳥1,ノスリ2,チョウゲンボウ♀1,セグロカモメ成鳥夏羽1,オオセグロカモメ+,ウミネコ++,キジバト1,ヤツガシラ1,ツバメ++,キセキレイ1,ハクセキレイ2,ヒヨドリ3,モズ2,カヤクグリ1,ルリビタキ+,ジョウビタキ+,ノビタキ+,イソヒヨドリ♂3♀2,トラツグミ3,シロハラ2,亜種ツグミ4・亜種ハチジョウツグミ赤色型2薄色型+,ウグイス+,オオルリ♀1,ヒガラ+,シジュウカラ+,メジロ+,ホオジロ+,ミヤマホオジロ+,アオジ+,カワラヒワ+,スズメ+,ムクドリ+,ハシボソガラス+,ハシブトガラス+,その他不明小鳥++(24科42種)
【備考】
まだあまりバードウォッチャーがいない4月中旬に行ってみた。先週行く予定だったが雨模様だったので1週間延期,天気がよくなるチャンスを待った。島では3名のバードウォッチャーに会ったが,島内一周一人でのんびり見ることができた。
コースは昨年秋と同じで,マリンプラザから島の待ち合わせポイントで言うと,ア~ス,巨木の森~鼻戸崎展望台~小中学校~マリンプラザ。昨秋は1日目2周,2日目2周したが,今回は日帰りなので1周だった。
まず,マリンプラザからすたすた歩いていくと,赤いハチジョウツグミをイソヒヨドリ♂が追いかけ回しているのを見た。一の畑周辺では薄色型のハチジョウツグミがたくさんいた。道の暗い路肩には餌を啄むミヤマホオジロが次々に出現。側溝から出たり入ったりしているので,ミゾホオジロか。小中グラウンドにもミヤマホオジロの大群がいた。ルリビタキ,ジョウビタキ,ノビタキもそちこちにいる。あとはとにかく識別不能な不明小鳥がいっぱい出た。カヤクグリが灌木に止まっていてきれいな声で囀っていた。それからいつもホオジロ類が出る場所に顔の模様が複雑なホオジロ類もいたが,じっくり観察する間もなく行ってしまった。
期待していたヘリポートには,ノビタキ♂やハチジョウツグミ,ジョウビタキ♂しかいなかった。これはまずいと思いながら巨木の森へ入ってすぐ,トラツグミが暗い林の中にいた。雰囲気的にはこの鳥にぴったりだ。3羽いたが,暗くて写真は撮れなかった。陽が射している場所に,オオミスミソウが美しく咲いていた。
巨木の森を抜け,鼻戸崎展望台まで行ってもいい場面がなかなかない。もう今回は写真は諦めるしかないと思っていたら,ルリビタキの♂が1羽,まるで出迎えてでもくれたように,目の前で行ったり来たりしていた。すぐ近くの枝に止まっても,全然逃げる様子がない。草むらにおりて虫を捕らえてはまた近くにやってくる(要するにルリヒタキの食事場ですね)のを繰り返している。近くには雌やハチジョウツグミもいっぱいいたが,♂の動作や仕草がとても可愛いく,しばらくお付き合いしていた。
そろそろ時間なので石段を下り,「休校中」の学校の校庭に行く。ここにもいろいろいたが,ミヤマホオジロの♂が芽吹こうとしている灌木に止まっていた。その一点がまるで黄色い花が咲いたようだった(写真)。今回随一の光景だ。
ミヤマホオジロ♂を撮影し,ふと気配を感じて見上げると,枝が茂った中に逆光で明るくなっているところにヤツガシラがいた。秋に来たときはヘリポートと,巨木の森だったが,校庭で採餌していたらしい。近かったが斜め加減の逆光で,色トビを覚悟で撮影した。ふわふわした羽毛が頭や首に生えていてとても柔らかそうに見えた。
ここですでに13時,もっとゆっくりしていたかったが,ヤツガシラにさよならをして勝浦港へ急いだ。沢口旅館に寄っておばさんに挨拶しよう玄関に立ち止まったが,時間がほとんどなかったので歩き出した。港に着いたのは出港10分前だった。帰りは海は見ず,帰りの車の運転を考えて船内で寝ていた。自宅から酒田港まで185Km×2,リッター約12Kmだった。
最後の港までは例によって急いだが,途中は一人でのんびりとろとろ歩きながら鳥を見ていた。飛島はとてもいいところです。
【写真】※出現順

■ミサゴ酒田港/ハクセキレイ飛島大橋

■亜種ハチジョウツグミ薄色型/ジョウビタキ♀

■カヤクグリ/ミヤマホオジロ♀/ルリビタキ♀




■ルリビタキ♂(同一個体)鼻戸崎展望台付近


■ミヤマホオジロ♂

■ヤツガシラ
Copyright(C)2005 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.
【場所】山形県酒田市飛島,酒田港
【種名】アビSP1,ウミウ15,ヒメウ6,アオサギ1,ヒドリガモ45,ミサゴ3,トビ+,オオタカ成鳥1,ハイタカ成鳥1,ノスリ2,チョウゲンボウ♀1,セグロカモメ成鳥夏羽1,オオセグロカモメ+,ウミネコ++,キジバト1,ヤツガシラ1,ツバメ++,キセキレイ1,ハクセキレイ2,ヒヨドリ3,モズ2,カヤクグリ1,ルリビタキ+,ジョウビタキ+,ノビタキ+,イソヒヨドリ♂3♀2,トラツグミ3,シロハラ2,亜種ツグミ4・亜種ハチジョウツグミ赤色型2薄色型+,ウグイス+,オオルリ♀1,ヒガラ+,シジュウカラ+,メジロ+,ホオジロ+,ミヤマホオジロ+,アオジ+,カワラヒワ+,スズメ+,ムクドリ+,ハシボソガラス+,ハシブトガラス+,その他不明小鳥++(24科42種)
【備考】
まだあまりバードウォッチャーがいない4月中旬に行ってみた。先週行く予定だったが雨模様だったので1週間延期,天気がよくなるチャンスを待った。島では3名のバードウォッチャーに会ったが,島内一周一人でのんびり見ることができた。
コースは昨年秋と同じで,マリンプラザから島の待ち合わせポイントで言うと,ア~ス,巨木の森~鼻戸崎展望台~小中学校~マリンプラザ。昨秋は1日目2周,2日目2周したが,今回は日帰りなので1周だった。
まず,マリンプラザからすたすた歩いていくと,赤いハチジョウツグミをイソヒヨドリ♂が追いかけ回しているのを見た。一の畑周辺では薄色型のハチジョウツグミがたくさんいた。道の暗い路肩には餌を啄むミヤマホオジロが次々に出現。側溝から出たり入ったりしているので,ミゾホオジロか。小中グラウンドにもミヤマホオジロの大群がいた。ルリビタキ,ジョウビタキ,ノビタキもそちこちにいる。あとはとにかく識別不能な不明小鳥がいっぱい出た。カヤクグリが灌木に止まっていてきれいな声で囀っていた。それからいつもホオジロ類が出る場所に顔の模様が複雑なホオジロ類もいたが,じっくり観察する間もなく行ってしまった。
期待していたヘリポートには,ノビタキ♂やハチジョウツグミ,ジョウビタキ♂しかいなかった。これはまずいと思いながら巨木の森へ入ってすぐ,トラツグミが暗い林の中にいた。雰囲気的にはこの鳥にぴったりだ。3羽いたが,暗くて写真は撮れなかった。陽が射している場所に,オオミスミソウが美しく咲いていた。
巨木の森を抜け,鼻戸崎展望台まで行ってもいい場面がなかなかない。もう今回は写真は諦めるしかないと思っていたら,ルリビタキの♂が1羽,まるで出迎えてでもくれたように,目の前で行ったり来たりしていた。すぐ近くの枝に止まっても,全然逃げる様子がない。草むらにおりて虫を捕らえてはまた近くにやってくる(要するにルリヒタキの食事場ですね)のを繰り返している。近くには雌やハチジョウツグミもいっぱいいたが,♂の動作や仕草がとても可愛いく,しばらくお付き合いしていた。
そろそろ時間なので石段を下り,「休校中」の学校の校庭に行く。ここにもいろいろいたが,ミヤマホオジロの♂が芽吹こうとしている灌木に止まっていた。その一点がまるで黄色い花が咲いたようだった(写真)。今回随一の光景だ。
ミヤマホオジロ♂を撮影し,ふと気配を感じて見上げると,枝が茂った中に逆光で明るくなっているところにヤツガシラがいた。秋に来たときはヘリポートと,巨木の森だったが,校庭で採餌していたらしい。近かったが斜め加減の逆光で,色トビを覚悟で撮影した。ふわふわした羽毛が頭や首に生えていてとても柔らかそうに見えた。
ここですでに13時,もっとゆっくりしていたかったが,ヤツガシラにさよならをして勝浦港へ急いだ。沢口旅館に寄っておばさんに挨拶しよう玄関に立ち止まったが,時間がほとんどなかったので歩き出した。港に着いたのは出港10分前だった。帰りは海は見ず,帰りの車の運転を考えて船内で寝ていた。自宅から酒田港まで185Km×2,リッター約12Kmだった。
最後の港までは例によって急いだが,途中は一人でのんびりとろとろ歩きながら鳥を見ていた。飛島はとてもいいところです。
【写真】※出現順



■ミサゴ酒田港/ハクセキレイ飛島大橋



■亜種ハチジョウツグミ薄色型/ジョウビタキ♀



■カヤクグリ/ミヤマホオジロ♀/ルリビタキ♀











■ルリビタキ♂(同一個体)鼻戸崎展望台付近





■ミヤマホオジロ♂



■ヤツガシラ
Copyright(C)2005 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.