私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

早く、春にならないかなと思います。毎日寒いですね。カワセミ♂♀は元気に小魚を食べてますが。

2006年4月29日(土)南吉成

2006年04月30日 | 青葉山・広瀬川
■2006/4/29(土)5:20-5:35【天気】晴れ
【場所】南吉成
【種名】サシバ1,コチドリ1,アオバト3(3科3種)
【備考】早起きは3文の得というか,最近休みは早起きして鳥を見に行っているが,この日は大沼のセイタカシギと蒲生のサギのコロニーの様子を見に行くことにした。玄関を出ると,ピックイーという声。おっサシバだ,と思って声のする方を見たが,例の植林地の方からで3,4度声がしたが,聞こえなくなった。今年も渡ってきたんだね,と思った。きっと広い植林地の上空を鳴きながら飛んでいるのだろう。それから,南吉成小の校庭脇を下って植林地へ向かう交差点付近で,フロントガラスの上空を3羽のアオバトが飛んで行くのが見えた。急いで車を降りようとしたがすでに遅し。これもまた植林地方向へ飛んでいってしまった。泉が岳へ行く途中なのかも知れない。それから信号を左折して,ヨークベニマル・ホーマック南吉成店とJAFがある信号で止まっていると,ホーマック側から横断歩道を立ち止まっては小走り,立ち止まっては小走りの鳥がいる。よく見るとコチドリだ。自分の車の前を通り過ぎ,信号が青になる直前対向車線の信号待ちしていたタクシーの前を何とか走り抜けた。信号を過ぎて,向かい側の歩道を見るとこっちを見てきょとんと突っ立っている。それで車も来ないことだしと,写真を撮ることにした。JAFの西側はかなり広いフェンスのある空き地になっていて,ここではイカルチドリやコチドリが例年繁殖している。広瀬川も飛べば3分くらいで着くし,人も全く入らないのでいいのだろう。今日は早起きは3文の得を実践した。
【写真】
  
■向かい側の歩道のコチドリ,朝早いのでぶれてしまった。


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2006年4月23日(日)広瀬川,青葉山,一中植林地

2006年04月30日 | 青葉山・広瀬川
■2006/4/23(日)9:40-12:10【天気】晴れ
【場所】評定河原橋~花壇,青葉山,権現森付近
【種名】カイツブリ,オシドリ,マガモ,カルガモ,コガモ,オナガガモ,トビ,ハヤブサ♀,キジS,イカルチドリ3,イソシギ2,キジバト,カワセミ1,アオゲラs,コゲラ,ツバメ,ハクセキレイ,セグロセキレイ,ヒヨドリ,モズ,ツグミ,ウグイス,エナガ,コガラ,ヒガラ,ヤマガラ,シジュウカラ,メジロ,ホオジロ,アオジ,カワラヒワ,スズメ,コムクドリ3,ムクドリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(24科36種)
【備考】初夏と言ってもいいような若葉が美しい広瀬川,青葉山,権現森山を歩いた。花壇の堤防沿いの灌木には,小鳥類が多く,コムクドリは初認。例年,評定河原橋付近で見かける。♂を上からじっくり見るのはあまりなかったので,羽の色の美しさにはあらためてびっくりした。しかし,そのうちギギッとかムクドリと同じような汚い声で飛んでいったのは興ざめであった。他に毎年見る場所としては東北大川内テニスコート付だ。鳥の海でも春秋に見かける。イソシギも3月にはいるのだが行っていなかったので,今日が初認。ハヤブサは双眼鏡で堤防から見るだけでそっとしておく。河原にはイカルチドリ,カワセミ,イソシギがいた。テニスコートの方からアオゲラのピョーという鳴き声。職場で一仕事してから周辺の青葉山を歩くと,口の周りが花粉で黄色くなったヒヨドリがいた。権現森付近の仙台一中・折立中植林地は,2時間ほどで回れるところだ。ここは,この季節サシバが出るが,今日は鳴き声もしなかった。暗い杉林の中を,カラ類の混群がいて,しばらく見ていた。たくさんの植物が春から秋にかけて見られるが素人では道に迷う。
【写真】
  
■博物館前長沼のオシドリ♂/植林地のヤマガラ
  
■コムクドリ♂/イカルチドリのペア/ヒヨドリ


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2006年4月22日(土)鳥の海・周辺田圃・長谷釜

2006年04月30日 | 鳥の海
■2006/4/22(土)8:20-10:00【天気】晴 ※4/23(日)6:30-9:00撮影を含む
【場所】鳥の海,周辺田圃,長谷釜
【種名】カイツブリ,ハジロカイツブリ,カンムリカイツブリ,カワウ,ササゴイ,アマサギ,(チュウ)ダイサギ,チュウサギ,コサギ,アオサギ,マガモ,カルガモ,コガモ,ヒドリガモ,スズガモ,ホオジロガモ,ミサゴ,トビ,コチドリ8,シロチドリ6,ムナグロ14,キョウジョシギ3,ハマシギ68,オオソリハシシギ38,チュウシャクシギ15,ユリカモメ,オオセグロカモメ,カモメ,ウミネコ,キジバト,コゲラ,ヒバリ,ハクセキレイ,タヒバリ,ヒヨドリ++(渡り),モズ,ツグミ,ウグイス,シジュウカラ,メジロ,ホオジロ,アオジ,カワラヒワ,スズメ,ムクドリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(22科47種)
【備考】ヒヨドリの大群が何度となく北へ渡っていくのが観察できた(土日)。海岸のゲートが閉まっていたので,長靴に履き替えてとぼとぼ防波堤まで砂浜を歩いていった。防波堤近くの浜辺に着くと,ムナグロが2羽の他,シロチドリ,コチドリ,ヒバリがいた。ムナグロは背がやや高いので,遠くでも肉眼でちょっと見ればすぐ見つかる。順光に回って,鳥の海を背景に遠くから撮影する。土日とも同じ個体だろう。防波堤の付け根の岩場にキョウジョシギの♂が2羽いた。2mくらい寄って岩の上に腰掛けてしばらく様子を見ていた。空を「くいっ」と見上げたり,羽繕いをしたり,その辺の岩場で採餌したりしている。堤防を歩いて,ハマシギの群れの近くでまた座ってしばらく見ていた。群れの中にキョウジョシギが1羽隠れ?ていた。ほとんどのハマシギは一本足で首を突っ込んで寝ている。オオソリとチュウシャクシギの群れは堤防の外れにいた。チュウシャクシギは警戒感が強く,かなりの距離でも逃げていってしまうが,オオソリは一本足で例によって寝ている。時々,足を入れ替えたり,首を背中に突っ込んだまま目はこちらを見ているが,そのうち寝てしまう。警戒するのは上空のようだ。やはり,ハヤブサ類とか,大げさな動作で飛んでくるオオセグロカモメ,カラス,それにカワウが低空で飛んでも顔を上げては,おたおたしている。
 鳥の海をあとにして,長谷釜へ向かう途中,水の張ってある田圃にチュウダイサギ,アマサギ,チュウサギがいるのを見つけた。長谷釜では,ササゴイもいた。道路脇の畦でタヒバリの群れが盛んに採餌していた。田圃にはムナグロとチュウシャクシギの群れがいた。渡り本番までもうすぐか。
【写真】
  
■アマサギ夏羽/カンムリカイツブリ夏羽
  
■ムナグロ冬羽から夏羽へ移行中/鳥の海の風景
  
■ハマシギの群れ(キョウジョシギ入り)
  
■ヒバリ/カワウの飛翔/キョウジョシギ♂
  
■キョウジョシギ夏羽♂/ムナグロ夏羽
  
■小さいドジョウを捕まえたムナグロと冬羽から移行中個体
  
■婚姻色の出ているチュウサギ/タヒバリ

掲載写真数が多いので,写真第2部に続く・・・・。



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2006年4月22日(土)鳥の海(続き)

2006年04月30日 | 鳥の海
■2006/4/22(土)8:20-10:00【天気】晴 ※4/23(日)6:30-9:00撮影を含む(続き)
【場所】鳥の海,周辺田圃,長谷釜
【写真】第2部(前回の続き)
  
■オオソリハシシギとチュウシャクシギの群れ
  
■1年目~4年目までのオオセグロカモメ,カワウ
  
■オオソリハシシギ夏羽♂/オオソリハシシギ♀夏羽だが,身体はそれほど大きくなく嘴もまだ短いので若い個体か。
  
■オオソリハシシギ♂夏羽。オオソリハシシギの翼下面の模様は本当に美しい。オオソリハシシギがシギチの中で一番好きな理由の一つだ。
  
■この♀個体(写真3番目)は嘴も長く堂々とした成鳥だ。
  
■♂と♀の身体の大きさがわかる写真


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