私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

広瀬川を歩いたが、メジロとホオジロとジョウビタキしかいなかった。小鳥少なし。

2007年8月25日(土)蒲生海岸

2007年09月02日 | 蒲生海岸
■2007/8/25()14:30-15:00【天気】晴れ
【場所】蒲生海岸(干潟,河口)・ビール工場
【種名】カイツブリ,カワウ,ゴイサギ,アマサギ,ダイサギ,チュウサギ,コサギ,アオサギ,マガモ,カルガモ,ミサゴ,トビ,シロチドリ4,メダイチドリ夏羽1,トウネン幼羽12,キリアイ幼羽3,キアシシギ16,ソリハシシギ9,オオセグロカモメ,ウミネコ,ツバメ,ハクセキレイ,ホオジロ,カワラヒワ,スズメ,ムクドリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(15科28種)
【備考】石巻に行ったが,着いたのが遅かったのと暑かったので(笑い!),駐車場に車をおいて双眼鏡でちょっと見回し,蒲生に行った。日和山に着くといい具合に手前の干潟が出ていたので,さっそく双眼鏡で見るとキリアイ幼羽が3羽いる。その他ソリハシ,メダイ,キアシなどがウミネコやオオセグロカモメの間を忙しく駆け回って採餌していた。キリアイの採餌を近くで20分ほど見ることができたが,採餌の動き(移動の)がやたら速いので,1/500や1/800で足がはぶれてしまった。長年蒲生に通っているが,採餌しているキリアイをこんなに近くで見ることができたのは初めてだった。これも今年はキリアイの当たり年だからだろう。
【写真】
  
■キリアイ幼羽とウミネコ第3回夏羽から冬羽移行個体/採餌するキリアイ
  
■キアシシギ成鳥夏羽とウミネコ第2回夏羽/キアシシギ成鳥夏羽(1番目とは別個体)
  
■干潟のひょうきん者キアシシギ,このあと水辺で小魚を捕まえ,それを寄こせという感じのメダイチドリを追い払っていた。/ソリハシシギ幼羽の正面顔,キアシと比較。
  
■ソリハシシギ幼羽/シロチドリ♀夏羽/キリアイ幼羽,キリアイは蹼がない。
  
■採餌するキリアイ。キリアイの下に曲がった上嘴は自力(あたりまえだが)で逆向きに反ることができる(やわらかく神経がしっかり通って敏感なんですね。何しろ人間で言えば手に口がついたようなものだろうから。これは不気味)。


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