■2012/3/20(火)11:23-12:03【天気】曇り
【場所】鳥の海
【種名】カンムリカイツブリ,カワウ,ダイサギ,アオサギ,マガモ,カルガモ,コガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,スズガモ,ミサゴ,トビ,シロチドリ10+,ハジロコチドリ夏羽移行個体2,ハマシギ35+,ユリカモメ,オオセグロカモメ,カモメ,ウミネコ,ヒバリ,ハクセキレイ,ハシブトガラス(17科38種)
【メモ】以前からハジロコチドリが来ているとの情報をいただいていて2回目で観察できた。ハマシギとシロチドリの群れに混じるより2羽単独の行動が多く,干潟の波打ち際でしきりゴカイを取っていた。今回観察したハジロコチドリは夏羽移行個体で,嘴基部から中間部までの橙色と先端の黒い部分,さらに太い黒の過眼線の境界が不明瞭だった。一緒に行動しているシロチドリと比べると,同じチドリでも動作がきびきびとしている。足の運びや曲げ方がシロチドリとは違ってダイナミックで,どちらかというとキョウジョシギがハマトビムシなんかを追いかけているときのような感じだ。波打ち際でゴカイを見つけてグイッと引き出し,チュルッと食べている。餌を獲りにきそうな場所で待っているとすぐにやってきて2,3m先でしばらくあっちこっち動きながら餌を探し,かなりの頻度でゴカイを獲っていた。時々,連れ合いがやってきて一緒になったり,また離れたりするが,よく見ているとペアになることが多かったようだ。
【写真】
■カンムリカイツブリ夏羽,水門付近/鳥の海の風景。以前あった防波堤がないために空間の区切りがなくなって変な感じが未だに消えない。
■背景は泉が岳,魚市場でハジロコチドリのペア/ランディングするハマシギ冬羽/ランディングするハジロコチドリとシロチドリ。
■上空を見上げる/餌を捕まえた瞬間/2羽のハジロコチドリとシロチドリ。シロチドリとは尾羽や嘴の形状がやや異なる。
■ゴカイを引き出すハジロコチドリ/ハジロコチドリとシロチドリは白い翼帯があって一緒にいるのを見るが,翼帯がほとんど見えないコチドリと翼帯が明瞭なハジロコチドリが一緒にいるのを見たのは石巻くらいだ。
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