私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

もうすぐ4月でシギチシーズンが始まりますね。

2013年9月10日(火)鳥の海

2013年09月10日 | 鳥の海
■2013/9/10(火)8:47-9:55【天気】晴れ時々曇り
【場所】鳥の海
【種名】カイツブリ,カワウ,ササゴイ,アマサギ,ダイサギ,チュウサギ,コサギ,アオサギ,マガモ,カルガモ,コガモ,オナガガモ,ミサゴ,トビ,ノスリ,ハヤブサ,チョウゲンボウ,コチドリ5,シロチドリ2,トウネン21,ハマシギ3,アカアシシギ1,ホウロクシギ1,タシギ10+,オオセグロカモメ,ウミネコ,キジバト,ハクセキレイ,カワラヒワ,スズメ,ムクドリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(15科33種)
【メモ】先週行った時は,ミズアオイは咲いていたが曇りで色がきれいに出ないと思ったので撮影しなかった。今日は雲もあったが,きれいに見えたので何枚か撮影した。以前は鳥の海周辺はミズアオイが群生している休耕田がたくさんあって,タシギの大群がじぇじぇと潜んでいたものだが,今日は10羽程度見ただけだった。いつものようにてくてく外浜の方に行くと,目の前に赤いカニがいた。逃げるでもないがやはり近づくと後座去りする。アカテガニだ。止まったところを撮影した。外浜に出ると牛橋方面に連なる海岸堤防の工事が一段と進んでいるのが見えた。干潟に行くとすでに満潮に向かっていて,復活してきたアシ原の全面の干潟はなくなっていたが,浜とアシ原の間の湿地にシギチがいた。ソリハシシギやキアシシギはアシの中で採餌していた。トウネン,ハマシギ,アカアシシギ,コチドリは湿地にいた。鳥の海の風景のアクセントとなっていた蛭島は現在すべて木を切り倒して工事中,またシギチやカワウ,カモメ類が以前休んでいた防波堤は消失したが,コンクリート製の防波堤(干潟と港の水路を分ける)はけっこう前に完成していて,今後,海鳥やシギチもたくさん来るようになることだろう。帰りに,また湿地でシギチを見ていたが,例によってハヤブサの若鳥が飛んではシギチをちりぢりにさせていた。
【写真】
  
■被災田のミズアオイ/外浜付近の工事現場の路上にいたアカテガニ
  
■牛橋方面。6m海岸堤防の工事が進む。/ミサゴとコサギ/鳥の海外浜の海岸堤防工事。3段構え構造の堤ということだった。もちろん,3.11のような津波が来たら防御は難しいと言うことのようだったが。
  
■標識トウネン幼羽/新防波堤とカモメ類/トウネン幼羽
  
■ホウロクシギ幼羽。まだ嘴が短い。/ハマシギとトウネン幼羽/アカアシシギ幼羽


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