私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

以前からホシムクドリはいたが、年々個体数が増加傾向のようだ。他のムクドリ類も何かしら来てはずなので、これから期待。

2014年10月4日(土)鶴ケ谷中央公園

2014年11月12日 | 県外・国外・その他
■2014/10/4(土)8:50-9:10【天気】晴れ時々曇り
【場所】鶴ケ谷中央公園池
【種名】アオゲラ成鳥♀1(1科1種)
【メモ】早朝、鶴ケ谷中央公園に行ってみた。ピョーピョーという大きな声がして、初めは考えこんだが、すぐアオゲラということに思いつき、声の方向を探すと食痕のある枯れた雑木のてっぺん近くで、餌を探して突いていた。餌を探すときの音はドラミングよりは小さい。あいにくこちら側には来なかったので、全身を確認することはできなかったが、このフィールドはいろいろ小鳥が四季折々見られるところだ。
【写真】
  
■アオゲラ♀。背景が暗かったので、露出補正を2段アンダーにして撮影した。


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2014年10月11日(日)鳥の海

2014年11月12日 | 鳥の海
■2014/10/11(日)10:34-14:38【天気】晴れ
【場所】鳥の海
【種名】ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、カイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、シロチドリ3+、トウネン2+、ハマシギ27+、ウミネコ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、ノスリ、カワセミ、チョウゲンボウ♀2、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ショウドウツバメ+、ムクドリ、スズメ、カワラヒワ(17科29種)
【メモ】蔵王で十分に見られなかった時には、鳥の海に行くことになっている。山を降り、東北道仙台南ICからぐるっと回って亘理ICで降りて、鳥の海に向かった。最初に牛橋辺りまで行って引き返し、干潟、海岸、漁港、最後に荒浜中東側を見た。ノスリが非常に多く、ほとんどが虹彩が黄色い若鳥だった。9月に比べてシギチの数も種類も減っていた。荒浜中東側の湿地もカモしか見なかった。
【写真】
  
■ノスリとトビ
  
■ハマシギ冬羽/トウネン冬羽/トウネンとハマシギの群翔


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2014年10月11日(日)蔵王

2014年11月12日 | 宮城蔵王
■2014/10/11(日)7:05-8:37【天気】晴れ時々曇り
【場所】蔵王エコーライン~馬の背
【種名】アオバト7、ホシガラス6、ビンズイ1(3科3種)
【メモ】小鳥の渡りを見に蔵王に行ったが、毎年見られるアトリやマヒワは観察できなかった。代わりにアオバトが7羽、前山方面へ飛んで行くのが見えた。2008年の岩手・宮城内陸地震で栗駒の山塊が広範囲に崩れた際、ランプの宿もまた被害に遭い、峡谷が崩れて渓流が堰き止められ、その中に赤い屋根の由緒ある温泉宿が沈んでしまったことがあった。その年もシノリガモやアカショウビン、ヤマセミの観察・撮影に行っていたのだが、偶然、ランプの宿を山道から撮影した写真が残っており、蔵王のお釜も危ないというので、よけい蔵王に行って風景や、植物を撮ったりした。そういうこともあって、今後噴火につながらないことを切に願うのみである。
【写真】
  
■かなり遠かったが証拠写真くらいには撮影できた/刈田岳駐車場から山形方面/ナナカマドの実
  
■お釜とその周辺


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2014年10月26日(日)名古屋-仙台フェリー航路

2014年11月12日 | 金華山沖・仙台湾
■2014/10/26(日)5:50-16:08【天気】晴れ時々曇り
【場所】三浦半島沖~房総半島~銚子沖~南相馬・相馬沖~閖上沖~仙台港(太平洋フェリーきそ)
【種名】コアホウドリ成鳥1、クロアシアホウドリ1、フルマカモメ中間型3、オオミズナギドリ++、ウミネコ、セグロカモメ、オオセグロカモメ(3科7種)、レース鳩1
【メモ】金曜日に京都に一泊し、教育工学の発表のあと京都は何も見ず、おみやげの八つ橋だけを京都駅で買い、宅急便で送って名古屋に向かった。名古屋では藤前干潟を日が暮れるまで見て、フェリーに乗り、日曜日の夜明けから海鳥を探した。ほとんど凪で海鳥は飛ばず、やっと銚子沖からオオミズナギドリが出始めた。クロアシアホウドリはちょうど銚子沖を過ぎたところで1羽観察できた。船の左舷下を悠々と飛んでいった。
 1時を過ぎたところで、福島第2原発が見え、1時30分過ぎにはたくさんのクレーンが立ち並んだ福島第1原発が見えた。そこを過ぎる頃に漁船の後を追っていたコアホウドリ成鳥1羽を見たがかなり遠かった。相馬沖で船の左舷に浮いているフルマカモメ中間型2羽を見つけた。あまり飛ぶ様子もなく、波乗りをしていたが、フェリーの大波にたまらず飛んだ。さらに15時30分を回ったところでフルマカモメ中間型が船を横切っていった。位置的には閖上沖だった。もう少し出るのかと思ったが、あまり海鳥は出なかったが、新幹線で京都まで行ってまた新幹線で帰るよりは、ずっとよく休めたし、海鳥も見られたのでよかった。前回は3.11の数日前にこの航路を往復したが、かなりの種類と個体数の海鳥を観察した。
【写真】
  
■銚子沖のクロアシアホウドリ/福島第2原発/コアホウドリ成鳥
  
■福島第1原発/フルマカモメ中間型。
  
■相馬沖フルマカモメ/すれ違ういしかり/閖上沖フルマカモメ


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