■2014/11/23(日)8:16-10:45【天気】曇りのち時々晴れ
【場所】北上川~長面浦~十三浜~小室・大室漁港~相川漁港~波伝谷漁港~戸倉海岸
【種名】コハクチョウ、オオハクチョウ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、シノリガモ、ホオジロガモ、ミコアイサ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、カワウ、ウミウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、イカルチドリ、イソシギ、ユリカモメ、ウミネコ、ワシカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、ノスリ、チョウゲンボウ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、ベニマシコ、ホオジロ、カシラダカ(20科50種)
【メモ】連休中日の日曜日、今シーズン冬季最初の南三陸漁港めぐりに出かけた。三陸道河北ICで降り、道の駅上品の郷の前を通って北上川沿いの県道30号にでるところから探鳥がスタートする。水門近くの灌木にトビが1羽止まっていた。広大なヨシ原を見ながら大川方面へ向かう。時々ポイントで車を止めて観察し、長面浦へ行く。津波の前はこのコースを行っても、時間に余裕がある時や、対岸から見て長面海水浴場周辺の浜にカモメ類の大群が見える時に戻って見るというのがせいぜいだったが、津波後は行くようにしている。農地復興工事はだいぶ進んでいるように見えたが、鳥屋場を中心とした約1.2平方Kmほどの農地は地盤沈下で今も水底にある。ただ、今年の3月16日に行った時よりも工事が進捗していて、決壊した富士川沿いの堤防工事のために大型トラックがすれ違えるほどの道ができ、大型のテトラポッドを積載した大型トラックが往復していた。この広い内水面にはカイツブリ類やカモ類が多く飛来している。特に道路近くの岸付近にカイツブリ類が集まっていて、しきりに潜水しているのをみると、餌になる小魚が多くいるのかもしれない。
また、津波以前は海跡湖である長面浦から尾崎地区への橋の下を通り、稲荷神社の先端を回って蛇行し、干潮時には干潟を形成し、長面海水浴場の南端で外海へ続いていた水路は、津波によって、浜の半分が削られたことによって、内湾状態になっている。ここにも同じようにカイツブリ類やカモ類が群れている。
さて、クロガモがそろそろ来ているはずだと思い探したが、ここも十三浜もスズガモの群れしかいなかった。大室・小室漁港は沖の巨大防波堤にはいつものようにカモメ類が多数いたが、港内には思いの外おらず、船揚場にもカモメ・カモ類はまったくいなかった。相川漁港に行くと、ワシカモメとセグロカモメの幼羽がいたくらいで、波伝谷漁港は全くいなかった。戸倉海岸も同じような状態だった。
今回はコクガンもクロガモも観察できなかったが、例年だとすでに観察できるの頃なのでよく見ればいたかもしれない。これから最低月2回のペースでこのコースを周る予定である。
【写真】
■ヨシ原とトビ/ユリカモメ成鳥冬羽/津波で破壊された長面漁港のカワウ、マガモ
■同じくマガモ/田畑や集落が沈む内水面のハジロカイツブリとカンムリカイツブリ。大型トラックが行き来する岸近くでしきりに採餌していた。
■オオハクチョウとコハクチョウ。コハクチョウは3羽とも嘴の黄色い部分の色が違うので年齢差があるのかもしれない。/ワシカモメ第4回冬羽/セグロカモメ幼羽
■ワシカモメとセグロカモメ/セグロカモメ幼羽の初列内側は色が薄い。/セグロカモメ同一個体
■オオセグロカモメ第1回冬羽♀タイプ/オオセグロカモメ第4回冬羽/相川を遡上してきたサケ
Copyright(C)2014 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.
【場所】北上川~長面浦~十三浜~小室・大室漁港~相川漁港~波伝谷漁港~戸倉海岸
【種名】コハクチョウ、オオハクチョウ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、シノリガモ、ホオジロガモ、ミコアイサ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、カワウ、ウミウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、イカルチドリ、イソシギ、ユリカモメ、ウミネコ、ワシカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、ノスリ、チョウゲンボウ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、ベニマシコ、ホオジロ、カシラダカ(20科50種)
【メモ】連休中日の日曜日、今シーズン冬季最初の南三陸漁港めぐりに出かけた。三陸道河北ICで降り、道の駅上品の郷の前を通って北上川沿いの県道30号にでるところから探鳥がスタートする。水門近くの灌木にトビが1羽止まっていた。広大なヨシ原を見ながら大川方面へ向かう。時々ポイントで車を止めて観察し、長面浦へ行く。津波の前はこのコースを行っても、時間に余裕がある時や、対岸から見て長面海水浴場周辺の浜にカモメ類の大群が見える時に戻って見るというのがせいぜいだったが、津波後は行くようにしている。農地復興工事はだいぶ進んでいるように見えたが、鳥屋場を中心とした約1.2平方Kmほどの農地は地盤沈下で今も水底にある。ただ、今年の3月16日に行った時よりも工事が進捗していて、決壊した富士川沿いの堤防工事のために大型トラックがすれ違えるほどの道ができ、大型のテトラポッドを積載した大型トラックが往復していた。この広い内水面にはカイツブリ類やカモ類が多く飛来している。特に道路近くの岸付近にカイツブリ類が集まっていて、しきりに潜水しているのをみると、餌になる小魚が多くいるのかもしれない。
また、津波以前は海跡湖である長面浦から尾崎地区への橋の下を通り、稲荷神社の先端を回って蛇行し、干潮時には干潟を形成し、長面海水浴場の南端で外海へ続いていた水路は、津波によって、浜の半分が削られたことによって、内湾状態になっている。ここにも同じようにカイツブリ類やカモ類が群れている。
さて、クロガモがそろそろ来ているはずだと思い探したが、ここも十三浜もスズガモの群れしかいなかった。大室・小室漁港は沖の巨大防波堤にはいつものようにカモメ類が多数いたが、港内には思いの外おらず、船揚場にもカモメ・カモ類はまったくいなかった。相川漁港に行くと、ワシカモメとセグロカモメの幼羽がいたくらいで、波伝谷漁港は全くいなかった。戸倉海岸も同じような状態だった。
今回はコクガンもクロガモも観察できなかったが、例年だとすでに観察できるの頃なのでよく見ればいたかもしれない。これから最低月2回のペースでこのコースを周る予定である。
【写真】
■ヨシ原とトビ/ユリカモメ成鳥冬羽/津波で破壊された長面漁港のカワウ、マガモ
■同じくマガモ/田畑や集落が沈む内水面のハジロカイツブリとカンムリカイツブリ。大型トラックが行き来する岸近くでしきりに採餌していた。
■オオハクチョウとコハクチョウ。コハクチョウは3羽とも嘴の黄色い部分の色が違うので年齢差があるのかもしれない。/ワシカモメ第4回冬羽/セグロカモメ幼羽
■ワシカモメとセグロカモメ/セグロカモメ幼羽の初列内側は色が薄い。/セグロカモメ同一個体
■オオセグロカモメ第1回冬羽♀タイプ/オオセグロカモメ第4回冬羽/相川を遡上してきたサケ
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