私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

もうすぐ4月でシギチシーズンが始まりますね。

2015年2月7日(土)田代島・航路

2015年04月06日 | 田代島・航路
■2015/2/7(土)8:50-14:19【天気】晴れ
【場所】田代島・航路
【種名】オカヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、シノリガモ、クロガモ、ウミアイサ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、アビSP、ヒメウ、カワウ、ウミウ、チシマウガラス非生殖羽1、アオサギ、ダイサギ、オオバン、イソシギ、ユリカモメ、ウミネコ、カモメ、ワシカモメ、オオセグロカモメ、ミサゴ、 トビ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ウグイス、メジロ、シロハラ、アカハラ、ツグミ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、ベニマシコ、アカウソ、ホオジロ、カシラダカ、ミヤマホオジロ、アオジ(22科47種)
【メモ】クロサギ、ウミスズメ、そしてチシマウガラスを探しに2月の田代島に行くのだが、クロサギとウミスズメはここ数年観察できないでいる。チシマウガラスは今回はじめて撮影出来た。以前、根室の納沙布岬に3月に行った時、チシマウガラスの成鳥夏羽、非生殖羽、幼羽とヒメウのそれが一緒にいたのをじっくり観察することができ、飛翔を含め、写真も数多く撮影できた。チシマウガラスの非生殖羽の特徴は、ヒメウと比べ、嘴がやや短く薄肌色がかった色に見え、先端が黒く、目先の部分がつながっているのが特徴だ。ヒメウでも光線の加減で嘴が白っぽく見えることがあるが、実際は暗灰色で先端のやや黒い部分とのコントラストはほとんどない。
さて、田代島に上陸し、いつものように凪の間に行くとアカウソの小群がいた。引き返してロッジがある丘の上のベンチで、おにぎりを食べていると、猫達が集まってきて、擦り寄って毛を付けていくのもいれば、爪で、膝まで登ろうとするなどする猫もいた。猫ウォッチャーも1名いたようだ。大泊往復がいつものコースなのでとぼとぼ歩いて行くと、大泊漁港付近の集落におそらく別のアカウソの群れがいた。かなり真っ赤なものから薄くあかいものや、部分的に薄赤なものまでいた。港をひと通り見たが何も出ず、また引き返していく途中で、薄暗い藪の中にミヤマホオジロの♀がいたりした。仁斗田に戻り、カモメウォチングをしたが、珍しいものは特にいなかった。
帰りは、例によって眠くなり、航路は見ないで客席で睡眠をとって帰った。
【写真】
  
■門脇桟橋のカンムリカイツブリ、キンクロハジロ、ホシハジロの群れ/日和大橋と日和山/クロガモの群れ
  
■オオハムかシロエリオオハム/チシマウガラス非生殖羽/ウミウ
  
■最初に会った猫/オオイヌノフグリが咲いていた/ベニマシコ♀
  
■ウソ♀/アカウソ♂/猫
  
■ハシブトガラス/猫/ベニマシコ♀と♂若鳥
  
■ミヤマホオジロ♀/アオジ♂/アカウソ♂
  
■アカウソ♂
  
■アカウソ♂/ウソ♀
  
■アカウソ♂/ホオジロペア/猫
  
■アオジ♂/ジョウビタキ♀/オオセグロカモメ第4回冬羽から夏羽
  
■ワシカモメ第2回冬羽から夏羽/ワシカモメ成鳥冬羽から夏羽♀型/オオセグロカモメ第4回冬羽から夏羽
  
■網地島に向かうマーメイドと金華山/ワシカモメ第4回冬羽から夏羽/左からオオセグロカモメ成鳥冬羽から夏羽、オオセグロカモメとワシカモメハイブリッド第4回冬羽から夏羽/ワシカモメ第3回冬羽
  
■ワシカモメ第3回冬羽から夏羽/オオセグロカモメ第4回冬羽から夏羽、ワシカモメ・オオセグロカモメ第4回冬羽から夏羽ハイブリッド、オオセグロカモメ第1回冬羽/シノリガモ


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