私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

以前からホシムクドリはいたが、年々個体数が増加傾向のようだ。他のムクドリ類も何かしら来てはずなので、これから期待。

2018年8月21日(火)・28日(火)大沼

2018年08月21日 | 大沼・赤沼

■2018/8/21,8/28【天気】曇り,雨 【レンズ】500Ⅱ
【場所】大沼
【種名】カンムリカイツブリ(1科1種)
【メモ】コウノトリを大崎市に見に行った帰りの夕刻と,雨がざあざあ降っている火曜日に大沼に行った。カンムリカイツブリの親の一匹が釣針ひっかかっているみたいで,嘴から水糸が出ていた。釣り人がルアーを投げる。それに沼の魚が寄ってくる。魚も警戒してうろうろしているが,そこに魚が餌のカンムリカイツブリの親子が現れ,水中で集まってきた魚を狙う。たまたま,釣針にひっかかった魚を子どもにあげようとぱくりとやってしまったということだろう。かわいそうに。ちなみに,近くにいた親1子1の行動を見ていると,親が潜ってなかなか出てこないので,ピーピー鳴いていたが,そのうち親が全く出てこず,かなり橋の方に近づいてきた。そこに親が現れ,「なぜ,そんな人の近くにいるの?危ないでしょ。」とでも言うように,子どもの背中を嘴で叩いて,向こうに親子で泳いでいったのは,おもしろかった。親はいつでも子どもの心配をするものだなと思った。
【写真】
  
■夕刻,ヒナをおんぶしたカンムリカイツブリ
  
■魚を探すようなポーズ/親の嘴には釣り糸がまとわりついていた/少し離れているところにいる幼鳥を追い払う。違う子どもなのか,よくわからない。いつもやっている。
  
■ギャオスのデザインのもと?ちなみにイリス幼体はハチクマに似ている。
  
■幼鳥。ヒナの時は目先は裸出していて赤いが,今は白く覆われている。遠くから見ると大きな白目のように見え,本物はその後ろにあって,これも威嚇する役割をしているのかもしれない。



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2018年8月21日(火)大崎市

2018年08月21日 | 蕪栗沼・白鳥地区

2018/8/21(火)15:56-16:05【天気】晴れ 【レンズ】500Ⅱ
【場所】大崎市
【種名】コウノトリ♂1,アオサギ,ダイサギ,チュウサギ,コサギ(2科5種)
【メモ】8月4日,長町IC下り出口ランプ付近で低空を飛んでいくコウノトリを見たが,走行中だったため写真を撮ることができなかった。その後,鳥友のSさんからこのコウノトリについて連絡をいただき,孫が帰った後(笑い),急いで見に行った。途中のポイントに到着し,そこから電話をして場所を教えてもらった。その周辺にいるはずだという土手をちょっと走ると,近くにいたのかすぐ目の前に飛んできた。いったん見つけると大きいのでどこにいても見えた。長町IC上空で嘴の付け根と足の赤いのを確認していたが,目の前で見るそれは,かなり赤く,背中には発信器が取り付けられていた。左右の足輪の色を確認し,「翔」と名付けられた♂であることを確認した。羽毛は手入れがいまいちなのか,それとも擦り切れているのかわからないが,けっこうぼさぼさだった。それにしても,嘴も顔も普通の鳥と比べると大きいだけに,かなりまがまがしい(失礼)感じがした。この一帯は広大で田圃が「奥深く」,水路も自然に近い様子で,サギがたくさんいるくらいなので,餌も豊富なのだろう。何はともあれ,こんな広い田圃でよく発見したものだと感心しきりだった。持つべきは鳥友で感謝をしたい。
【写真】
  
  
■コウノトリ翔♂



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