私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

前年度の鳥の海シギチアップを急がないと、まずい。

2019年11月30日(土)青葉区西部都市公園池

2020年01月04日 | 青葉区西部都市公園池

■2019年11月30日(土)9:29-9:48【天気】曇り【機材】EOS7DⅡ+EF500Ⅱ
【場所】青葉区西部都市公園池
【種名】ヨシガモ,ヒドリガモ,アメリカヒドリ,マガモ,コガモ,ハクセキレイ(2科6種)
【メモ】池の片隅にヨシガモ♂が飛来していた。昨年も飛来したらしいが,短期でいなくなり,観察できなかったが,そうそう1羽だけ飛来するわけはないので,アメリカヒドリ同様同じ個体だろう。観察中のエクリプス羽はマガモとヒドリガモではほぼ終わり,アメヒはもう少しというところだ。嘴が黄色くないマガモもいた。
【写真】

  

アメリカヒドリとペア行動していたヒドリガモ♀ ヒドリガモ♂生殖羽

  

奥の方にひっそり寝ていた ヨシガモ♂生殖羽。鎌状三列風切はまだ短い

  

嘴に黄色みがない個体 マガモ♂幼羽  マガモ♂生殖羽


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2019年11月17日(日)青葉区西部都市公園池

2020年01月04日 | 青葉区西部都市公園池

 

■2019年11月17日(日)11:42-11:58【天気】晴れ曇り【機材】EOS7DⅡ+EF500Ⅱ
【場所】青葉区西部都市公園池
【種名】ヒドリガモ,アメリカヒドリ,マガモ,コガモ,ハクセキレイ(2科5種)
【メモ】今回の観察でエクリプス羽から生殖羽への移行個体の羽衣の特徴が少しわかってきた。シギチはこの時期冬羽になってているが,8月末ころから冬羽に移行し,夏羽の上に冬羽が被さるように生えてくる。カモメ類もだいたい同じだが,カモ類は冬から春先に生殖羽になるから,要するに秋に飛来した頃のエクリプスの名残が今の時期残っていて,それが生殖羽に抜け替わるというわけだ。この池のアメリカヒドリ♂,ヒドリガモ♂などは明確にエクリプスの羽毛がわかるということになる。幼鳥についてはたいていのカモは脇の羽が成鳥と違って鋭角なのでわかるが,フィールドで見ると浮かんでいる状態や,毛並みが揃っていないときなどはどっち?という個体もたくさんある。写真に撮ってじっと見てわからないのも多いので,もっともっとよく見ないといけないし,逆に図鑑に書いていない特徴もわかってきている。ということで,鳥はとにかく識別が楽しい。ちなみに,一応識別はしているが,いずれも?で,正しい識別はしばらくかかる。
【写真】

  

コガモ♀非生殖羽 ヒドリガモ♀非生殖羽 アメリカヒドリec.-br.

  

ペアで行動していたが♀はヒドリガモ コガモ幼から第1回生殖羽

  

マガモ♀non-br.    ヒドリガモec.-br.   マガモの群れ

  

脇羽と雨覆の一部がエクリプス羽 コガモ♀幼羽 コガモ♂生殖羽


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