■2020年1月11日(土)11:17-12:00【天気】晴れ【機材】EOS7DⅡ+EF500Ⅱ
【場所】閖上漁港,名取川河口,名取川河川敷,東部道路名取川橋周辺
【種名】オカヨシガモ,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,ハシビロガモ,オナガガモ,コガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,スズガモ,ビロードキンクロ,クロガモ,ホオジロガモ,ウミアイサ,カイツブリ,アカエリカイツブリ,カンムリカイツブリ,ミミカイツブリ,ハジロカイツブリ,キジバト,ヒメウ,カワウ,アオサギ,ダイサギ,オオバン,ユリカモメ,ウミネコ,カモメ,オオセグロカモメ,トビ,ノスリ,ハシボソガラス,ヒバリ,ヒヨドリ,ムクドリ,ツグミ,ジョウビタキ,イソヒヨドリ,スズメ,ハクセキレイ,シメ(16科41種)
【メモ】ウミスズメとアビ類を探しに閖上に行ったが,漁港内にはウミアイサ♀とハジロカイツブリしかいなかった。河口に行くと最初にまたアカエリカイツブリがいて,向こうにクロガモの群れがいた。その中に次列の白色が目立つ黒いカモがいたので,これはビロキンの♂成鳥に間違いなしということで急いで歩いて行き,釣り人の前をすみませんと通過し,防波堤の上からレンズを向けた。何度も潜水し,そのたびに貝を咥えて飲み込んでいた。ところが3回目の潜水のあとサーファーが後ろからやってきて,クロガモの群れともども外洋にゆっくり泳いでいってしまった。動画は移動しているところのみで,肝心の採餌は撮れなかったのが残念だった。そのあと外洋を見たが,やはりアビ類とウミスズメが飛んでいる季節なのに姿が見えなかった。それから車で移動して堤防を歩き,帰りは河川敷を歩いて,シメの群れなど見ながら戻った。
今シーズンのビロードキンクロは,追波川の河口で群れを見て,貝類を食べているのを観察したが,これほど近いのは大学野鳥の会時代にみんなで行った納沙布岬以来で,あの時は凍結した小さな漁港で群れを見たが,これほど近くはなかった。その後も何度も冬の道南・道東に行ったが,近くで見ることができなかったので,ラッキーだった。
【写真】
アカエリカイツブリ冬羽/ハジロカイツブリ冬羽/クロガモ。嘴に黄色い部分がある個体
貝を食べるビロードキンクロ♂
鼻孔が大きいので,向こうの海面がはっきり見える。
潜水は,初列風切と尾が最後。ウミスズメと同じ。/クロガモ♂/ハジロカイツブリ
ビロードキンクロの瞬膜と虹彩がよく分かる。
ビロードキンクロ/クロガモ/仙台港
閖上から見る南蔵王から舟形連峰
クロガモペア クロガモ♂と♀
ハジロカイツブリ冬羽 クロガモのランディング。連続写真で見ると,着水はやはり大変らしい。アホウドリ類も同じ着水で最後は胴体着陸。クロガモのように小さくとも排水量はすごい。
ヒメウ冬羽。夏羽の美しさとは比べ物にならない地味さ/アカエリカイツブリ/この周辺に水面採餌カモや岸にカモメ類やヒドリガモが多い。
シメ
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