私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

道東に行ってる間に、コオバシギがいるというので行ってみた。足元でうろちょろしていたのがコオバでした。

2020年1月19日(日)鳥の海

2020年01月29日 | 鳥の海

■2020年1月19日(日)10:21-12:01【天気】晴れ【機材】EOS7DⅡ+EF500Ⅱ
【場所】鳥の海
【種名】オカヨシガモ,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,オナガガモ,コガモ,ホシハジロ,スズガモ,ホオジロガモ,ビロードキンクロ,クロガモ,ウミアイサ,カンムリカイツブリ,ミミカイツブリ,ハジロカイツブリ,カワウ,ダイサギ,オオバン,ユリカモメ,ウミネコ,カモメ,アメリカセグロカモメadw(?),オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,ノスリ,ハヤブサ,ハシボソガラス,ヒバリ,ムクドリ,ツグミ,スズメ,ハクセキレイ(15科33種)
【メモ】2020年最初の鳥の海。海上はかなり広い範囲にクロガモの大群がいたが,やはりウミスズメがいない。どうしたことか。餌がなければいないわけだが,それにしても昨年末から見ていない。ビロキンの1年目冬羽が堤防近くにいて,こちらが近づいていくと何を思ったか,ビロキンもどんどん近づいてきて,かなり近くで撮影できた。しかし,あとで気づいて大ショックだったのは,カメラの設定が前回のハイチュウ撮影のISO800になっていたのを知らずに,ずっと撮影していたのだった。初め嬉しくすぐに悲しくなってしまった。なぜ,1/6400のシャッタースピードで撮影しなければいけないのかということで泣くに泣けない撮影だった。鳥との出会いは一期一会だからいい鳥に出会ったら,ベストな状態で撮りたいものだ。
閑話休題。その後がっくりしながら船溜まりの堤防を見ると,遠目にもほぼウミネコの中にセグロらしきカモメがいた。しかし,双眼鏡でよく見ると目がくぼんで見え,眼瞼が赤くなく薄い感じで虹彩は薄い黄色。逆光とはいえ,周りのウミネコの背と比べてもかなり薄い。目がくぼんで見えて目つきが悪く見えるのも特徴。しかし,一番の特徴である嘴に黒ポチがない。よく見ると嘴の赤い部分の下に黒ポチがあるが,位置がちょっと違う。ということで,目の前に飛んできてくれればすぐわかるのだがこの距離での判定は難しい。確実な第4回冬羽は銚子で,成鳥冬羽は鵡川で撮影しているが,この個体は嘴の黒ポチ以外はアメリカセグロカモメ成鳥冬羽の特徴が出ていると考えられる。まだいると思うので,また見に行きたい。あとは,ハヤブサ若鳥がドバトを食べているところを見たが何しろ遠かった。今日はISO800でビロキンを撮影し,大ショックの日だった。やはりEOS1DXmarkⅢがほしいかも。
【写真】

  

ビロードキンクロ1年目冬羽

  

ミミカイツブリ  ホオジロガモ♂

  

ウミネコの群れの中にアメリカセグロカモメ?/ウミアイサ

  

ハジロカイツブリ          ハヤブサ若鳥

【参考】2007年2月6日北海道鵡川漁港のアメリカセグロカモメ成鳥冬羽

  

アメリカセグロカモメとオオセグロカモメ/同じくワシカモメ成鳥夏羽/シロカモメ>アメリカセグロカモメ>ワシカモメの順に淡い

  

シロカモメ第4回冬羽     アメリカセグロカモメ


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