■2022年4月1日(金)・2日(土)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】蕪栗沼、白鳥地区、周辺田圃、堤
【種名】コハクチョウ1、オオハクチョウ3、マガモ+(1日)、カルガモ、オナガガモ1、シマアジ2、コガモ++(2日)、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、タゲリ1、コチドリ21+、セイタカシギ5、タシギ2、ウズラシギ1、トビ、チュウヒ、ノスリ、ハイタカ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ウグイス、ムクドリ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ベニマシコ♂♀、シメ、オオジュリン(19科33種)
【メモ】4月1日は新年度なので、地元蕪栗沼に行ってみることにした。しかし、セイタカシギ、エリマキシギ、ツルシギなどは全くおらず、コチドリ数羽とタシギが2羽、マガモの小群、それにチュウヒとトビがいただけで、あとは本当にいない。白鳥地区も蕪栗沼も、本当に水鳥がいなかった。しかし、ベニマシコ♂が目の前で逃げもせず一心不乱にヤナギの花芽を食べていたのに出会えた。2日目には♀も同じ場所にいたのでたぶん、縄張りなのだろう。エリマキシギは見なかったが、2020年1月17日に越冬していたと思われるエリマキシギを見ているので、今回情報のあったエリマキシギは、もっと前からいた可能性もある。
さて、翌日も蕪栗沼に出かけた。おそらくセイタカシギは、まだいるに違いないと思い、まずは堤に行ってみると、先にシギチを見ている方がいて、ウズラシギがいるというので、双眼鏡で見ると、確かにウズラシギだった。証拠写真を撮影して、タシギもいないか探したがいなかった。それから沼に行くと、白鳥地区には何もいなかったが、沼にはコガモの大群がいて、昨日はいなかったハクチョウもいた。タゲリがどういうわけか、1羽だけぽつねんと立っていた。コガモの中にアメリカコガモがいないか、見ていくうちに、白い羽毛の寝ているカモを見つけた。配色からしてシマアジの♂に違いないと思った。そのうち、コガモの大群が一斉に飛び立ち、ハイタカの姿も見えた。騒ぎが収まった後、シマアジのペアが泳いでおり、そのうち、またコガモの小群と飛んだので、そこを撮影した。さらにその騒ぎが終わった後に、セイタカシギ5羽が現れた。おそらく、奥の方に隠れていたのだろう。どんどん、こちらの方にやってきて岸近くでしきりに採餌していた。写真で撮影したものだけで、水に浮いていた昆虫、ヌマエビ、ヨシノボリのような小魚を食べていた。しかし、全部成鳥の♂だったのには驚きだった。これから、シギチがどんどん渡ってくるのだろう。
【写真】
<1日>
タシギ/チュウヒ♀/ベニマシコ♂
ヤナギの若芽を食べるベニマシコ
<2日>
ウズラシギとコチドリ/コガモの群れ/シマアジのペア
シマアジ セイタカシギ
セイタカシギ 水面に浮いている昆虫を発見
食べる/餌を探す/ヌマエビをつかまえた
ヨシノボリのような小魚/オオジュリン(場所は伊豆沼2工区)蕪栗沼でも何羽か見ることはできたが、写真は撮れなかった。
Copyright(C)2022 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.