私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

道東に行ってる間に、コオバシギがいるというので行ってみた。足元でうろちょろしていたのがコオバでした。

2022年6月4日(土)蒲生海岸

2022年06月18日 | 蒲生海岸

■2022年6月4日(土)12:08-14:15【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】蒲生海岸・干潟、七北田川河口
【種名】カルガモ、カワウ、ササゴイ、ダイサギ、コサギ、コチドリAdS1、シロチドリAdS♂3♀1、メダイチドリAdS♂1、オオメダイチドリAd羽衣不明1、チュウシャクシギ1、キアシシギAdS6、ソリハシシギAdS2、トウネンAdS1、ウミネコ、オオセグロカモメ、コアジサシ13+、ミサゴ、トビ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ツバメ、オオヨシキリ、コヨシキリ、セッカ、ムクドリ、ハクセキレイ、カワラヒワ(15科28種)
【メモ】前回、オオメダイチドリをきちんと見なかったのと、黒雲のためにコアジサシの数をカウントできなかったので、またまたやってきた。いつものように干潟を一周して、オオメダイチドリをしっかり観察し、海岸をもどって堤防に戻ったところで、河口沖の海にコアジサシの群れが飛んでいた。これが13羽で、群れは河口の砂浜で休んだり、また海に飛んだあと、コロニーに戻ってきて、あとはしばらく静かになった。土盛りの上では抱卵する様子も見られた。
今、大学野鳥の会の時、1977年5月から10月まで、”フジカシングル8ZX500”で撮影し、編集した『蒲生干潟の鳥類』という8mmフィルムをデジタル化してもらっている。その時の様子を見ると、アジサシとコアジサシが、養魚場池で盛んにダイビングして魚を捕っているシーンがある。また、砂浜の広い範囲にコアジサシがコロニーをつくっていたりと、45年前は本当に蒲生干潟というところはすごいところだった。大学で休講があるとすぐにバイクに乗って蒲生に行ったが、おそらく、講義を聴く時間より蒲生で鳥を見ていた時間の方が明らかに長かったと思う。撮影データは、出来上がり次第アップする予定。
これ以降、コアジサシの営巣の観察に入るので、蒲生のフィールドノートは、何か珍鳥が出ない限り、しばらくお休み。
【写真】
  
シロチドリ/キアシシギ/キアシシギ
  
コウボウムギ雌花/ハマニンニクとハマヒルガオの群落/コアジサシの群れ
  
全部で13羽/南蒲生側河口のコアジサシの群れ/ハシブトガラスをモビング(領空侵犯スクランブル)するコアジサシ
  
コアジサシ
  
名古屋行き太平洋フェリーいしかり/メダイチドリ♂/オオメダイチドリ
  
オオメダイチドリ/トウネン/トウネンとオオメダイチドリ
  
シロチドリ/ミサゴ/ウミネコ


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