私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

蕪栗沼にたくさんのシギが入っていた。こんなに見たのは久しぶり。

2022年3月19日(日)20日(日)24日(木)鳥の海

2022年03月24日 | 鳥の海

■2022年3月19日(日)20日(日)24日(木)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500,EF500Ⅱ
【場所】鳥の海
【種名】キジ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、キンクロハジロ、スズガモ、クロガモ、ホオジロガモ、ウミアイサ、カイツブリ、アカエリカイツブリ、カンムリカイツブリ、ミミカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、タゲリ1、ダイシャクシギ1、ハマシギ23、ユリカモメ、ウミネコ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、チュウヒ♀、ノスリ、チョウゲンボウ、コチョウゲンボウ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ムクドリ、ツグミ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、コホオアカ2、カシラダカ、シベリアジュリン、オオジュリン(22科51種)
【メモ】今シーズンは、阿武隈大橋付近中洲、鳥の海、磯浜・釣師浜・松川浦各漁港をめぐるコースをかなりの回数こなした。目的はカモメウォッチングだったが、コホオアカの情報をいただき、帰りにグーグルマップのナビで教えていただいた鳥の海周辺の緯度経度の地点に行ってみた。EVモードで静かに走っていき、その地点に到着し、ナビが案内を終了したまさにその草原にホオアカ2羽とシベリアジュリンがいたのには驚いた。急いで助手席側の窓からレンズを出し、シベリアジュリンとコホオアカが一緒にフレームに入るように撮影したが、そこから、ちょっと奥にいたコホオアカは飛ばれてしまって撮影できなかった。この一帯をその後、ゆっくり走ると15羽+のホオジロ科の群れがいることがわかった。この日は、オオジュリンは見つけられなかったが、最終的に、この群れはカシラダカ、オオジュリン、シベリアジュリン、コホオアカの混群だったようだようだが、シベリアジュリンの個体数が多かった。シベリアジュリンとコホオアカは飛島で何回か見たが、まさか鳥の海で見ることができるとは思っていなかったので、感謝したい。またシベリアジュリンとオオジュリンは、別のフィールドを最初に教えていただいて、何回通って識別していたので、鳥の海でシベリアジュリン他を見た時には、あまり識別に困ることはなかったのが幸いした。これにも感謝したい。今まで、この類の小鳥はとにかく苦手だったので、識別の練習ができて本当によかった。
さて、肝心のカモメ類だが、阿武隈川河口中洲のカモメ類の観察はあとで記事を掲載するが、個体数が例年よりやはり少なかった。鳥の海も識別に困るカモメは、写真のカモメ1羽くらいで、ウミネコは多いが、その他のカモメは少なかった。この時点でまだシロカモメを見ていないのは、シーズンとしては初めてなような気がする。それでも、福島県の松川浦や原釜・尾浜では、震災後少しずつ
大型カモメ類が戻ってきている。それから、以前は当たり前にいたユリカモメやカモメが本当に少なかったのも今期の特徴だった。
【写真】
  
シベリアジュリン♀WとコホオアカW/カシラダカ♂W
  
シベリアジュリン♂W-S/シベリアジュリン♂Sに近い個体と♀W/シベリアジュリン♀W 
  
タゲリW-S    キジ♂     ハマシギW
  
ハマシギWの羽繕い        ダイシャクシギW
  
ダイシャクシギAdW/アカエリカイツブリW/ハジロカイツブリW-S
  
オオジュリン♀W /シベリアジュリン♀W
  
結局セグロカモメW-Sだと思うが検討中。かなり小型。


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